アメリカ旅行協会公式サイト「アメリカ旅行情報」のページでは、
日本からアメリカ本土への直行便(定期便)の就航情報を調査し、
一覧表形式にしたものを掲載、数か月ごとに更新しています。
ちょうど2017年1月1日現在の就航状況について掲載させていただいたところですが、
昨年9月から比べると2便減少してしまったことがまず大変残念ですが、
それ以外のトピックとしては、特に羽田空港発着の便に多くの変動がありました。
これまでは「深夜便」として、日付が変わる前後ぐらいに出発する
アメリカ本土へのフライトがいくつかあり、特に関東圏の方には、
「一日仕事を終えてから空港に向かい、その日に出発できる」
ということで、便利に利用されていました。
もちろん関東圏の方に限らず、充実した国内線との接続利用が便利であることや、
東京駅や品川駅など新幹線からのアクセスが成田と比べても短時間で済むことなど、
地方在住者にとっても羽田空港の深夜便は便利に活用されていたことと思います。
ところが、昨年10月頃を境に、羽田空港の「昼間発着枠の拡大」により、
フライトスケジュールの改編で深夜便を昼間(夕方)へと変更されたところが多く、
羽田空港を深夜に発着するアメリカ本土便は、大幅に減少してしまいました。
もちろん、昼間(夕方)の便が充実することはそれはそれで嬉しいことですが、
旅行のスタイルやフライトに至るまでの道のりは多様ですので、
選択肢は幅広い方が好ましいのではないかなと思います。
私たちアメリカ旅行協会は、アメリカへの旅行促進を目的に活動していますが、
アメリカに旅行する方が増えれば、需要に伴い日本とアメリカを結ぶ航空便も増加、
色々な空港から色々な都市へ、そして色々な時間帯のフライトが増えていくことで
今よりもっとアメリカに旅行しやすくなるのではないか、
そのようなことを切に願いながら活動しています。