アメリカ旅行協会には、私もそうですがアメリカ旅行が好きな方はもちろん、
アメリカへの留学経験や在住経験のある方もいらっしゃいます。
留学・在住経験者は現地滞在中に国内旅行として各地を訪問されることも多く、
旅行経験や知識が豊富です。
「住んでいたから詳しくなり、好きになった」という方も多いと思います。
帰国後も、留学していた街に再度旅行で訪れる、という方も少なくないと思います。
関空旅博の会場でアメリカ旅行協会ブースを訪れてくださった方々の中にも、
「留学していました」「今度ホストファミリーに会いに行きます」
などとお話しくださった方も多かったです。
近年は日本から海外、特にアメリカに留学する方は一時期と比べて
かなり減っているそうです。
インターネットの発達により学習の手段・スタイルが多様化していることに加え、
例えば語学留学は、コスト面や効率性から
フィリピンなどに留学される方が増えているそうです。
留学は、もちろん第一の目的は「学び」ですが、
現地での生活や文化とのふれあい、人々とのコミュニケーションといった
「日本の日常生活では得がたい経験」も大きな目的になると思います。
色々な国々から、様々な人々が訪れるアメリカだからこそ、
多様な文化を理解する「国際感覚」が身につくことにも繋がります。
留学経験のある方は、就職などの面では思うように活かせていなくとも、
留学時の経験が自身の個性の礎になっている、という方が多いと思います。
現在アメリカ旅行協会では、
アメリカへの留学経験のある方に、留学で得た貴重な経験や知識、
滞在していた街や留学中に訪れた場所の魅力を、
次の世代に伝えていただく機会作りを検討しています。
留学経験者ならではの視点で、
アメリカに関心を持つ方にどのようなアドバイスができるか、
そして、渡航先としてのアメリカの魅力のPR方法などを
一緒に考えていくことができるといいなと思っています。