マルさんのラスベガス旅行記
(2001年3月15日〜3月20日)

【再訪の決断】
 昨年(2000年)7月末に子供達(中学3年、中学1年、小学3年)の夏休みを利用し、初めて家族で海外旅行に行きました。行き先はロサンゼルスとラスベガス、7泊9日の旅。
 私達夫婦は、10数年前にロサンゼルスとサンフランシスコへ行ったことがあるのですが子供達は初めての海外旅行。当初は「6日間位でディズニーランドとユニバーサルスタジオ、ナッツベリーファーム等を回れたらいいな」くらいに思っていたのですが、あれこれ計画を練っているうちに欲が出てきて「せっかくの機会だからもう少し期間を長くしよう」とツアーのパンフレットを漁っていたところJTBの「ラスベガスとロサンゼルス9日間」が目に止まり、ツアー内容からこれに決定しました。今まで全くラスベガスのことなど頭になかったのが、単に旅行の期間を長くしようという考えだけでラスベガスを追加したのです。しかし、これがラスベガスに嵌ってしまうことになろうとは…。
 この家族旅行のときは、ラスベガス3泊(マンダレイベイ)で、グランドキャニオン、フリーモントエクスペリエンス、バッカニア湾海賊ショー、パリスのエッフェル塔などを見て回り、フォーラムショップスやベルツアウトレットへの買い物などとても充実した毎日でしたが、ツアー参加者にもれなく貰える(?)宿泊ホテルのクラブカードは一切使うことはありませんでした。
 競馬、競輪、競艇の電投会員で、休みの日はパチンコ店通いの自称「博才のないギャンブラー」としては非常に心残りな旅行となってしまったわけです。(まあこの時は家族サービスが主だったということで)旅行から帰った後もラスベガスが頭から離れず、ラスベガスに関するサイトなどを見ているうちに「もう一度行きたい」という思いが次第に強くなってきたのです。
 じつはこの私、ある職場から別の職場へ2年間出向していたのですが、前の職場は仕事柄なかなか連続休暇が取れず、まして海外旅行へ行こうものなら旅行計画書を提出の上、トップの決裁が必要になるのです。しかし、出向先の職場といえば、休暇届を提出さえすればあとはどこへ行こうがお構いなしといった雰囲気の職場で、もし、もう一度ラスベガスへ行くのなら出向期間が終わる今年3月までしかないと思ったのです。(これは私の勝手な思いですが)
 それと妻の「元の職場に戻れば行けないのだから、行ってきたらいいじゃない。」という温かい言葉(嫌味?)も後押ししてくれました。
 というわけで、再びツアーのパンフレット漁りが始まり、時期的、料金的な面などを検討した結果、3月中旬の6日間という案にほぼ決まりました。ただ、ひとつネックになったのが長男の高校受験。今回の旅行は一人旅で特に支障はないのですが、なにせ入試が3月中旬。入試前や、もし入試発表で不合格になって旅行に行こうものなら家族をはじめ親、兄弟、親戚からどんな非難を受けることやら。そこで考えたのが入試終了日の翌日3月15日から入試発表の前日3月20日までの間だったのです。(強引な理由付けですが)

【旅行の準備】
 ラスベガス再訪を決断すれば、あとはまっしぐら! 一応、個人手配も考えて航空会社やホテルのホームページなどをいろいろ調べてみましたが、この時期、個人手配もツアーも料金的にほとんど差がないこと、個人手配だと私の場合英語が話せないのでディレイなどがあった場合に対処できないことなどの理由から最終的にツアーで行くことにしました。
 集めたパンフレットの中から、JAL系のツアーで「パリス6日間113,000円」を見つけ、これを第一希望に。同じくJAL系のツアーで「ルクソール6日間107,000円」を第二希望にして早速旅行会社へ申し込みに行きました。申し込みは旅行出発の約3ヶ月前でしたが、旅行会社の話では、「パリスはキャンセル待ちですが、ルクソールはまだ空きがあります。」とのこと。一応、ルクソールを押さえておき、パリスは取消し料がかかる直前までキャンセル待ちとしました。その後、旅行会社からの返事を待っていたのですが音沙汰もなく、旅行出発の1ヶ月前になって「パリスはキャンセルが出ないようなのですが、どうされますか。」との電話。「どうせ向こうのホテルでは寝るだけだから。」と思い、ルクソールに決定しました。私がパリスに拘った理由は、ストリップの中心部にあり、どこへ行くにも便利というのが第一だったのですが、あとJAL利用、パリス宿泊という条件が他のどのツアーよりも安かったという点です。まあ、ラスベガスに再び行けるのですから「これでよし!」としなければ…。というわけで、私のラスベガス再訪は、
  2001年3月15日〜3月20日(6日間)ルクソール4泊 関空発着 JAL利用
に決定しました。

【再訪の旅に出発】
 出発当日の3月15日は、愛車と高速艇を乗り継いで13時に関空へ到着。利用する航空機はJAL60便、17時10分発です。ツアーの集合は出発の2時間前になっていますが、JAL系のツアーは、確か当日の朝からツアーデスクで受付ができ、搭乗手続きでは一応座席の希望も聞いてくれるとのこと。出発まで4時間ありましたが、ツアーデスクで航空券を受け取り、すぐに搭乗手続きをしました。カウンターで「座席の希望はありますか。」との問いに「通路側をお願いします」で、トランクを預けてチェックイン終了です。あとは保険加入と国際電話用にテレホンカードの購入、昼食にカレーライスで腹ごしらえ。出発までまだ時間があるので、地下のローソンでミネラルウォーターのほかに禁煙パイポ、飴、ガム(ヘビースモーカーにとって10時間近い長旅は辛いものがあります。)などを仕入れ、ベンチでタバコを吸いながら出発の時間を待ちました。
 搭乗開始のアナウンスが始まったのが出発予定時間の17時10分で、40分遅れの17時50分に無事離陸。機内は平日でも満席でした。JALはエコノミークラスでも前の座席にパーソナルテレビが付いていて、乗り物の中でほとんど寝ない私には退屈凌ぎになりました。(今回は少しでも寝ておこうとビール2本にワイン2本を貰ったのですが、結局1時間くらい転寝をしただけでした。)ただ、座席の窮屈さには閉口気味、もう少しアメリカ国内線のようにゆとりがあればなぁと思います。(文句があるなら金を出してクラスを上げろと言われそうですが)しかし、さすが日本の航空会社、米系の航空会社と異なり細かなサービスが違います。前回は、米系の航空会社利用でしたが、食事前に出されるおしぼりひとつにしてもアルコール消毒をした紙製のおしぼりをピンセット(?)で出されるのと違って、温かくしたタオル地のおしぼりを出されるとほんとに気持ちがいいものです。また、帰国便のチェックイン時にはこちらから希望を言わなくても「座席の希望は通路側でよかったですね。」と確認してくれました。機内で何本かの映画を見ているうちにJAL60便は、定刻30分遅れの10時35分に無事ロサンゼルス国際空港に着陸しました。

【第1日目(3月15日)】
 JALが着くのはトムブラッドレイターミナル。10数年前に来たときの記憶がかすかに蘇ります。しかし、前回のターミナルとは違ってイミグレはすごい混雑ぶり。乗り継ぎカウンターでトランクを預け、ツアーの係員に出会えるまで約1時間を要しました。イミグレでは入国目的だけを聞かれ、「サイトシーイング」と答えるとパスポートにスタンプを押してくれたのですが、見てみると3ヶ月の滞在許可になっていました。前回は申告日数だけの滞在許可でしたので、単純な私はそれだけで嬉しくなり、着いたばかりというのに次回来ることを夢見たのでありました。
 さて、乗り継ぎ便は、13時20分発アメリカウエスト2244便。時間があるためかツアー10数名の団体は徒歩で第1ターミナルへ移動。カウンターでチェックインを済ませ、出発までの間、ターミナル内にあるスタバでコーヒーを買い、外に出て先ず一服です。この乗り継ぎ便も30分遅れましたが、憧れのラスベガスへ向けてロサンゼルス国際空港を無事飛び立ちました。飛行機から見える景色は約8ヶ月前に見た時と変わらず(当たり前か)ほとんどが草木のない荒野。着陸時間が近づくと忽然と現れてくるホテル群を見て「またやって来たぞ」と心の中で叫んでいました。
 HP2244便は無事マッキャラン空港に着陸。すぐ目の前にはマンダレイベイやルクソールが見えます。到着ゲートは第1ターミナルのBゲートでしたが、前回利用したDゲートに比べ薄暗く古ぼけた感じです。待っていた係員の人数確認も無事終了し、手荷物受取り所まで長いBゲート内を徒歩で移動しました。(動く歩道もありますよ) トランクを受取ると外で待っているバスに乗り込み、空港に近いホテルからツアー客を順番に降ろして行きます。ルクソールは空港からも近く、サンレモに次いで2番目にバスから降りました。ホテル前ではおばちゃん係員が待機しておりツアーロビーまで案内してくれました。ルクソールで降りたツアー客は、私以外に、若い男性2人組、若い夫婦2組、5人家族のグループです。ツアーロビーのソファーに座って、おばちゃん係員によるお決まりのオプショナルツアー等の説明が始まりましたが、私と若い男性2人組の退屈そうな様子を察してか、おばちゃん係員が「ラスベガスは何回目ですか。」と聞いてきました。若い男性2人組の一人が勢いよく「20回くらい来ていま〜す。」、続いて私が(小さい声で)「2回目です。」と答えると、「じゃあ、詳しく説明しなくても分かりますね。」と言いながらルームキーを渡してくれ、「部屋に行ってもらっていいですよ。」とのこと。この人達を相手にしても商売にならないと思ったのかなあ。ということで、やっとの思いで部屋に入ったのが16時過ぎ。部屋はイーストタワー6階でストリップの反対側でした。
 体は疲れていましたが気力は充実。部屋で少しばかり休憩した後、前回マンダレイベイのバフェを利用していなかったので少し早いと思いながらも隣のマンダレイベイまで徒歩で移動し、17時30分過ぎにベイサイドバフェで夕食(税込み19.25ドル)を食べました。ここのバフェ、料理の品数はそんなに多くないのですが、味付けはパリスほどこってりしていなくてなかなかのものです。カニも食べて満足。係りの人もとても感じが良く、私にとっては好印象のバフェになりました。アイスティーとコーヒーを注文したのでチップも2ドルとはずんでみました。ただ、窓から少しだけ見えるプールを眺めながら「去年の夏はここで家族5人が泳いだなあ。」と思い、一人寂しい夕食になったのでした。夕食後は、持参した未使用のマンダレイベイのクラブカードを使うために(?)カジノへ。
 100ドルのTCを現金に換えて早速スロットを始めましたが、小当たりもなくあっという間に負け。予定もあったので、カジノに面したハウス・オブ・ブルースのショップでお土産用のTシャツなどを品定めした後、ショップのすぐ近くにある連絡通路を利用してルクソールへ帰りました。予定というのは、ルクソールでやっている「ミッドナイトファンタジー」を見ることで、今回の一人旅の楽しみのひとつにしていました。とりあえずチケットを買うためにカジノの2階にあるアトラクションフロアーのボックスへ行き、22時30分から始まるショーのチケットを購入(税込み29.95ドル)しました。購入するときに名前を聞かれるのですが、私が一文字づつ丁寧に説明するので、それが可笑しかったのか受付の黒人女性は一文字づつ相槌を打ちながら笑っていました。で、チケットに打たれた名前のうち「R」が「I」になっており、発音が悪いと一字でもこうなるのかと変に感心(?)したのでありました。(すんなりパスポートを出せばよかったのに)
 ショーが始まるまでの時間、宿泊するルクソールで少しでもポイントを稼ごうとカジノ内にあるカウンターでクラブカードを作り、またまた100ドルのTCを現金に交換。25セントのスロット台を中心に攻めていたところ、台の名前は忘れたのですが、右端のリールにチャンス目があり、その目が出ると台の上にあるルーレットが回り、確か20回から5回までの数字があって、出た数字の数だけコインを入れなくてもスロットが回るという台があり、相性が良かったのか小当たりも結構出て負けることなくショーの時間まで遊ぶことができました。
 ところで楽しみにしていた「ミッドナイトファンタジー」ですが、期待していたほどの内容ではなく正味1時間で終わりました。しかし、ショーの合間に一人の男性のトークショーがあり、まわりのお客さんは腹を抱えて爆笑の連続。英語が分からない私は???。英語が理解できればもっと楽しめたのになあとつくづく思ったのでありました。
 ショーが終わってからはお待ちかねのカジノタイム。相性の良かった例のスロット台へ行ってみると運良く誰も座っていなかったので100ドルを元手に勝負再開です。呑まれそうになると小当たりが続くといった感じでクレジットもなかなか増えませんでしたが、そのうち色の違うスリーセブンが揃って1,000枚をゲット。一時、クレジットは1,500枚近くまで増えたのですが、時間も4時近くになっており、深追いはやめて結局1,000枚でキャッシュアウト。コインバケツ2個に25¢コインを入れてキャッシャーで250ドル分の紙幣に交換してもらい、本日の勝負は終了しました。

【第2日目(3月16日)】
 昨晩(といっても今日の早朝になりますが)目覚まし時計を8時にセットし、ベッドに潜り込んだのですが、目が覚めたのは11時。「しまった〜」と思い、急いで着替えたものの朝のバフェは既に終了している時間。今日は10時過ぎのシャトルバスでベルツアウトレットへ買い物に行く予定にしていたのですが結局それを翌日回しにして、午後からファッションショーモールやフォーラムショップスなどへ行くことにしました。
 そうと決まれば先ずは腹ごしらえということで、遅い朝食を取るためにカジノエリアにあるピラミッドカフェへ。入り口で「スモーキングプリーズ」と告げて喫煙席を希望し、ギザ・ブレックファストとコーヒー(税込み10.46ドル)を注文しました。ギザ・ブレックファストは係りの人から「卵料理は何にする?」「ベーコン、ソーセージ、ハムがあるけど、どれがいい?」などと聞かれた(以下、英語での会話は相手がそう言っているものと私が勝手に解釈したものです。)ので、スクランブルエッグとソーセージを注文しました。トーストも付いて、コーヒーはカップ4〜5杯分入っているポットで出してくれます。
 朝食(昼食)を済ました後は、ホテル巡りを兼ねてファッションショーモール方面へ向かうことにしました。ルクソールを出先して先ず最初に立ち寄ったのがモンテカルロ。早速クラブカードを作り、スロット、VPでひと勝負しましたが50ドルくらいの損失。1時間程遊び、ここからモノレールに乗ってベラッジオへ向かいます。モノレールに乗っている時間はほんの僅かですが車内には音楽が流れ雰囲気を出しています。また、モノレールの乗り場にはセキュリティーがいて、ビールを飲みながら乗り込もうとしていた外国人の男女がセキュリティーから降りるように注意されていました。噂どおりなかなかチェックが厳しいようで。
 ベラッジオに着いても先ずはカジノでクラブカード作り。記念にしようと思い、立ち寄ったホテルでクラブカード作りに励みました。カウンターでは、「ここに宿泊してるの?何ポイント以上になると…。」などと丁寧に説明してくれましたが、ここではカードを作っただけで勝負もせずにストリップに続くビア・ベラッジオへ行きました。お目当てはティファニーのショップです。妻から「姪の就職祝いに、欲しがっていたイニシャルのペンダントを買ってきて。」と頼まれていたのです。店内を一通り見て回りましたが見つかりません。ちょうど日本語が話せる店員さんがいたので、「あの〜、イニシャルのペンダントはありませんか?」と尋ねたところ、「そのペンダントは、NYの本店かカタログ注文でないと…。」との返事。仕方なく別のシルバーのペンダントを買い、約束を果たしたことにしてホテルの庭に出ました。というのも、噴水ショーが間もなく始まる時間だったのです。湖の周りは既に人だかり。そのうち「雨に唄えば」でショーが始まりました。隣で見ていた外国人のおじさんは、音楽に合わせて唄っています。前回は夜にパリスの前から見ましたが、やはりライトアップされている夜の部(?)の方がきれいでした。
 ショーを見た後は、ベラッジオからストリップ沿いを歩いてファッションショーモールまで行きました。途中、トレジャーアイランドの海賊ショーが始まる時間だったのでしばらく待っていたのですが始まる気配がありません。そういえば見物人もあまりいないし…。この日は晴天で暑いくらいだったのですが、少々風が強かったのでおそらく中止になったんだなと思い、ショー見物を諦めてファッションショーモールへ向かいました。風が強いとよく中止になるということは聞いていましたが…。
 ファッションショーモールはトレジャーアイランドと道路を挟んで隣合わせ。現在改装中とのことでしたが、モールは営業していました。歩き疲れたので、とりあえずスタバでコーヒーを買って一休み。その後モール内を見て回りましたが、これといった物もなく何も買わずにモールを出ました。来た道を再び歩いて引き返し、途中トレジャーアイランド、ミラージュに立ち寄ってそれぞれクラブカードを作りました。ミラージュでは夕食を取ろうとバフェに行ってみましたが既にすごい行列。早い時間だったのですが週末ということもあって混んでいたのでしょうか。歩き疲れていた私は待つのも苦痛だなと思い、とにかくどこかに座りたい一心でカジノへ(?)。50ドル程スロットを回しましたがあっさりと負けてしまいました。ミラージュを出て次に行ったのがフォーラムショップス。前回来たときに目をつけていた入口を入ってすぐ右側にあるマグネットショップでお土産の買出しです。お金があるうちに(?)お土産を買っておきたかったので、ハンバーガーやホットドッグの形をしたマグネットなどを買い込みました。そのあとコーチのショップへ行き、私と妻の財布をゲット。(後日談ですが、この財布は帰国後1ヶ月位して落としてしまい未だに出てきません。グスッ。)
 再びストリップに出てベラッジオまで歩き、モノレール乗り場の近くにあるベラッジオのロゴショップでTシャツなどを買い足してモノレールに乗りました。モノレールと徒歩でファッションショーモールまで行き、また来た道を引き返してルクソールに帰ったのが20時過ぎ。各ホテルの中も結構うろうろしているので、ほんとうに今日一日よく歩きました。ラスベガスのホテルはスケールが違うので近くに見えても実際には相当な距離があるという忠告を耳にしますが、それをこの足で体験させていただきました。
 ところで、部屋に帰ってみると目覚まし時計が鳴っているではありませんか。そうです、昨日8時にセットしたのは「午前8時」ではなく「午後8時」だったのです。
 昼食抜きでしたからカジノへ行く前に先ず腹ごしらえをしておこうとルクソールのファラオズフィーストバフェへ。確か税込みで14〜15ドルだったと思います。ルクソールのバフェはそんなに混んでなくてすんなりと入ることができました。もちろん喫煙席で、飲み物はアイスティーの他にコーヒーも注文しました。海苔巻もあったので試しに食べてみましたが、ご飯がパサパサでこればかりはお勧めできません。
 さて、カジノですが、この日も相性の良いのスロットへ行き、勝負を始めました。小当たりもよく出て100ドルの投資で長時間遊ぶことができましたが結局勝つことができず、その後さらに100ドルを投資し、ジャックポット狙いで1ドルのスロットに勝負を挑みました。一度100枚は出たものの結局は負け。時間を見ると4時を過ぎており「今日はこのくらいにしておいてやる。」ということでこの日のカジノは終了。ベッドに潜り込んだのはもう夜が明けようかという5時過ぎでした。

【第3日目(3月17日)】
 この日は目覚ましで8時に起き、朝食はバフェへ。いつものようにアイスティーとコーヒーを注文し、目の前で作ってくれるというオムレツも食べてみました。(税込み9.64ドル)朝食の後は、昨日予定していたベルツアウトレットへ買い物に行くために10時過ぎのシャトルバスに乗り込みました。ルクソールから乗る人も結構いてバスはすでに満席状態です。バスはマンダレイベイに寄った後10分程で到着し、早速買い物に。ベルツでは、テニスをやっている長男と長女に頼まれたナイキのテニスシューズの買出しです。ナイキファクトリーで探してみますがこれといったシューズがなく、とりあえずキャップとTシャツをゲット。次にリーバイスでシャツなどを買って1時間程で買い物は終了。特に興味もなかったので立ち寄りませんでしたが、前回にはなかったハンティングワールドのアウトレットショップもできていました。
 ベルツ発のシャトルバスは12時30分頃の予定。待つのも面倒だと思い、入り口前で客待ちをしているタクシーへ。「ラクソープリーズ」と告げて、一旦ホテルへ荷物を置きに帰りました。ホテルまでの料金は確かチップ込みで7〜8ドルだったと思います。このタクシーの運転手さん(白人のお兄さん)はよく喋る人で、「どこから来たんだい? バカンスで来てるのかい? ラスベガスは何回目?」などと話し掛けてきます。その都度「ジャパン」「イエス」「トゥータイムス」などと単語の羅列で答えていましたが、そのうち英語が喋れないことが分かったのか話し掛けてくるのを止めました。
 一旦部屋に戻り一休みしていると、突然警報ベルが流れ出し英語で何か放送しています。何があったのかさっぱり分からず、ただ部屋の中でおろおろ。しばらくして部屋から出て様子を見てみると廊下をセキュリティーが点検して回っています。エレベーターホールの非常用ドアも閉まっていましたが、そのうち何もなかったのか警報ベルも止みました。
 国際電話で妻に、これといったテニスシューズがなかったことを報告すると「フォーラムショップスにあるナイキタウンへ行ってみたら?あそこならニューモデルがあるかも。」とのこと。再びホテルを出て、昨日行ったフォーラムショップスへ徒歩で向かいます。昨日は、途中、モンテカルロからベラッジオまでモノレールを利用しましたが、ホテル内を歩いて乗り場まで行くのなら直接歩いて行くのとそんなに変わらないだろうと思い、今回は歩くことにしました。ストリップを歩いている人の中には、3月半ばというのにTシャツに短パン、サンダル姿が結構目立ちます。私も一応ジャケットやポロセーターを準備していましたが、ほんとうに天気には恵まれ、曇りだった初日を除きあとの3日間は晴天続きで、昼間はTシャツ、夜間は長袖シャツで十分でした。フォーラムショップスの一番奥にあるナイキタウンへ着くと早速テニスシューズ探し。ここのショップはセクション毎に分かれており、1階がメンズ、2階がレディスとキッズがあり、子供達が喜びそうなニューモデルのシューズがすぐに見つかりました。ベルツではカードでの支払いの際にIDの提示を求められましたが、ここはすんなりサインをして終了。店を出たときにちょうどアトランティスのショーをやっていましたが、話していることも分からず、特に感動するほどのショーではありませんでした。(3人の人形はよくできていましたね。)
 フォーラムショップスを出てから次に向かったのがパリス。フォーコーナーの歩道橋を渡ってパリスへ向かいましたが、途中至る所でストリップ名物(?)のメキシカンがチラシを配っているのが目に付きます。当然無視して素通りするのですが、袋などを下げているといつの間にか入れられていることがよくあります。私もこの日、部屋に帰ってみるとナイキの紙袋には4〜5枚の例のチラシが入っていました。
 パリスでもクラブカードを作りましたが、カウンターでカード用のストラップとダイス2個をくれました。カードを作った後は、100ドルのTCを現金に換えてひと勝負。ここではVPに挑戦しました。4カードも出たりして最初は調子がよかったものの結局負けてしまいパリスをあとにしました。ちなみにパリスのカクテルウェイトレスはNY・NYに劣らないくらい美人でした。私の場合、カジノで遊んでいるときはジントニックしか注文しなかったので、長く遊んでいるとこちらが注文しなくてもカクテルウェイトレスが「ジントニックはいらない?」と聞いてくれました。すぐ誘惑に負けてしまう自分が情けないですが。
 パリスを出てルクソールへ帰るまでの間に、ウォルグリーンとM&Mに寄ってキーホルダーや珍しいお菓子などをお土産用にゲットし、20時頃に無事帰り着きました。この日もほんとによく歩き、他のホテルのバフェへ行く元気もなかったので、ルクソールのピラミッドカフェで夕食を取ることにしました。クイーンカット(8オンス)のローストビーフとアイスティー(税込み15.55ドル)を注文したのですが、その量の多いこと。注文するときに係りの人から「サラダかスープはいらない?」と聞かれましたが、注文しなくて正解だったと思いました。大きなお皿にローストビーフと温野菜、マッシュポテト、その他にバスケットに入ったパン。とても一人で食べきれる量ではなく、さすがに残してしまいました。
 さて、食後の腹ごなしは当然カジノ。例の相性のいいスロットはまたまた誰も座っていません。100ドルのTCを現金に換えて早速勝負を開始。60ドルを投資した頃に調子が出始め、小当たりが続いた後に色の違うスリーセブンが揃って1000枚をゲット。その後クレジットは増えたり減ったりを繰り返していましたが、再び色違いのスリーセブンが揃って本日2回目の1000枚ゲットです。その時点でクレジットは2500枚を超えていました。調子がよかったのでしばらく続けましたが、小当たりもあまり出なくなり丁度2000枚になったところでキャッシュアウトすることにしました。キャッシュアウトのボタンを押したところ、「係員を呼んでください」との表示が出て、マシンの上にあるランプが回転を始めました。そのうち係員がやって来て何やら無線で連絡しているなと思ったら、今度はワゴンを押したおばちゃんが来てワゴンの中から紙幣を取り出しました。そして私に「手を出して。」と言うので、その紙幣を貰おうとしたら、「違うわよ。こうやって手のひらを上にして手を出してちょうだい。」と言いながら、その仕草をしてくれました。「ひょっとしてこれがハンドペイか」と思いながら手のひらを上にして出したところ、おば ちゃんは「ワンハンドレッド、トゥハンドレッド・…」と数えながら手のひらに100ドル紙幣4枚、20ドル紙幣4枚、10ドル紙幣2枚の合計500ドルを乗せてくれました。もちろん、おばちゃんには10ドルのチップも忘れずに。たった500ドルのハンドペイですが、初めての経験でとても感激しました。
 その後、プラス分を1ドルのスロット台に注ぎ込むことにし、まずは100ドルから始めたところ、適当に小当たりも出てこれまたクレジットが300近くになり、博才のない私は呑まれないうちにとキャッシュアウト。1ドルコインをバケツに入れてキャッシャーへ持って行くと、カウンターのおばちゃんに「あなたも手伝って。」と言われ、コインを詰めるケースにおばちゃんと2人で並べる作業をさせられました。あのケース、きっちり詰めて並べると100ドルあるのでしょうか。作業後、280ドル分の紙幣を貰いました。時間はこの日も4時を過ぎており、勝ち逃げを決めて本日のカジノは終了です。

【第4日目(3月18日)】
 この日も目覚ましで8時起床。カジノでの勝ち分を初日に品定めしておいたマンダレイベイのハウス・オブ・ブルースのショップで買い物に回そうと徒歩でマンダレイベイへ。買い物の前に先ず朝食を取ろうとベイサイドバフェへ行きましたが、最初レジで料金を支払おうとしたら朝食が19.25ドル。何でそんなにするのとよく考えてみたら、今日は日曜日でCB料金でした。朝からシャンパンも欲しくなかったので例によってコーヒーとアイスティー、ついでにオレンジジュースまでもらいました。バフェのメニューは夕食とほとんど同じです。また、ここのバフェはコーヒーを注文するとポットに入れて出してくれます。
 朝食後、ハウス・オブ・ブルースのショップでTシャツなどをしっかり買い込み一旦ルクソールへ荷物を置きに帰りました。今日は、ストラトスフィアタワーとトロピカーナのリックトーマスのショーを見に行く予定です。ホテル正面入り口前でタクシーの順番を待っているとドアマンから「どこまで?」と聞かれたので「ストラトスフィア」と告げてタクシーに乗り込みました。ドアを開けてくれるので1ドルのチップ。行き先もタクシーの運転手に言ってくれます。タクシーの運転手さんは厳つい感じの黒人のお兄さんで、話し掛けてくることもなくマイペースで運転しています。ニューフォーコーナーで左折し、ハイウェイにのってストラトスフィアへ向かいましたが、この運転手さん、ハイウェイでは次々と車線を変えて前の車を追い越していきます。後ろに乗っていて怖いくらい飛ばしていました。ストラトスフィアまでのタクシー料金は12ドルちょっとだったので、チップも含めて15ドルを渡すと厳つい顔が笑顔に変わっていました。
 ストラトスフィアに着くと早速カジノ奥にあるエスカレーターで2階へ上がり、タワーの入り口まで行きました。チケット売り場でタワー入場券(6ドル)を買ってエレベーター前に並びます。待っていたのは10人位ですぐにエレベーターに乗れました。去年の夏、家族で来た時は乗り場が分からずウロウロし、結局タワーに上れなかったのが嘘のようです。展望室の窓は全面ガラス張りで、しかもガラスが斜めにせり出しており、足元には街並みが広がっています。高所恐怖症の私はガラス窓まで近寄れませんでした。当然ビッグショットやハイローラーにも乗っていません。遥か向こうの山並みにはまだ雪が残っているところもありました。パリスのエッフェル塔から見た夜景もきれいでしたが、ここから見るストリップの夜景もきれいだろうなあと次回の楽しみ(?)にとっておくことにしました。エレベーターで降りる時の客は私一人で、エレベーター内の係員はとてもキュートな女の子でした。この女の子が「あなたは日本人? 日本のどこから来たの? トウキョウ? ヨコハマ?」と親しげに話し掛けてきました。地方の街を言っても分からないだろうと思い、「オオサカ」と答えると「オー、オオサカ!」と分かったようでした。話を聞いてみるとなんでも父親が軍人で10歳まで横須賀に住んでいたとのこと。「日本語は話せる?」と聞いたところ、「アリトル」とのことでした。
 ストラトスフィアを出たのが11時30分頃で、少し待てばシャトルバスが回ってくる時間だったので、このバスを利用して次はNY・NYへ行くことにしました。リックトーマスのショーをやっているトロピカーナに近いので、16時から始まるショーの時間までカジノで遊べると思ったからです。シャトルバスはNY・NYの北側入り口に着き、そこからホテルに入るとフードコートのあるダウンタウンと呼ばれる場所です。ガイドブックに書いてあったようにマンホールからは蒸気(?)が出ていました。ここでコーヒーを買ってベンチで一休みしたのですが頭上をマンハッタンエクスプレスが走っていました。NY・NYでも先ずカジノクラブへ行きクラブカード作り。カウンターで黄色の派手なキャップをくれました。手袋が貰えると聞いて楽しみにしていたのですが…。ここでの勝負はホイルオブフォーチュンの25¢台。40ドル位を投資したところで出ました。(ジャックポットではありません)1000枚が。ラスベガスで4回目の1000枚ゲットです。(これが1ドル台ならなあと出た後でいつも思うのですが)右端のリールに例のマークが止まり、スピンボタンを押すと台の上にあるルーレットが回ってちょうど1000のところでストップ。隣に座っていた外国人のおばちゃんも一緒になって喜んでくれました。しかし運もここまでで、続けて遊んでいるうちにその1000枚もなくなってしまいました。
 ちょうどいい時間になったのでトロピカーナへ移動し、チケットボックスで16時からのリックトーマスのチケットを購入しました。(税込み24.15ドル) 奮発して自由席でなくブース席のチケットです。自由席だと横向きで首が疲れると聞いていたのでブース席にしたのですが、会場に入りブース席のソファー中央に座って開演を待っていたところ、なんと外国人の夫婦が私の座っているブースに来るではありませんか。チケットを見てみると同じブースナンバー。結局ブース席でもステージを正面から見ることができず、横向きで見る羽目になってしまいました。しかしショーはなかなか面白く、美女が宙に浮いたりホワイトタイガーが出てきたりと見応えがありました。会場に来ていたかわいい坊やもステージに上がり、リックトーマスと一緒にマジックをして笑わせてくれました。
 トロピカーナからルクソールへ帰ったのが18時過ぎ。夕食はまたまたピラミッド・カフェへ行き、BBQチキンとアイスティーを注文しました。税込みで14〜15ドルだったと思います。しかし出てきた料理の量はやはり半端ではありません。チキンは半羽(?)が皿の上にのっています。「いったい誰が食べるの?」といった感じです。
 食後は例によってカジノタイム。昨日いい思いをさせてもらった相性のいいスロットへ向かいますが、なんと今日は先客がプレーしています。仕方なく他のスロットやVPを転々としますがどの台も長続きせず200ドル位の負け。明朝が早いこともあって0時過ぎには部屋へと退散しました。 

【第5日目(3月19日)】
 5時30分にセットしていた目覚ましで起床。ピラミッド・カフェでギザ・ブレックファストの朝食を取り、出発前にカジノで最後の勝負。といっても30分位スロットを回して終了です。せっかくカードを作っているのでキャッシュバックでもあればと思い、カジノクラブのカウンターへ行きカードをチェックしてもらいました。スロットにカードを差込めば現在のポイント数が分かるのですが、カウンターのお姉さんに「チェックプリーズ」と言ってカードを渡すと1800ちょっとのポイントがあるとのこと。思い切って「エニーコンプ?」と聞いてみたところ、何やらカウンター内のコンピューター画面を見ながらしばらく考えている様子。そして、「ミールコンプはどう?」と聞いてきたので、「いらない。」と答えると「じゃあルームコンプは? チェックアウトはいつ?」。私が、ツアーで来ていて今日の朝出発することを伝えると、「それならキャッシュバックね」と言って私の部屋番号を聞いたあと打出したレシートのようなものを渡してくれました。お姉さんが「これを持ってキャッシャーへ行ってね。」と言うので、近くのキャッシャーへ行きパスポートを提示して渡された用紙にサインをしたところ、47ドルのキャッシュバックがありました。ポイントやコンプのシステムがよく分からず、専ら25¢のスロットを中心に遊んでいたので期待はしていなかったのですが、カジノの収支はプラス(少しですが)でその上にキャッシュバックもあったので結果オーライということで…。
 ツアーロビー集合の時間は7時20分。ルクソールから迎えのバスに乗り込むのは私一人でした。マッキャラン国際空港に到着後チェックインを済ませ、出発までの時間をターミナル内で潰します。ロサンゼルスまでの飛行機は、9時26分発HP2103便。同じツアーでロス経由関空まで帰るのは、私以外にいずれも卒業旅行と思われる若い男性の2人組が2組の合計5人です。ツアーのおばちゃん係員は、「この飛行機はよく遅れがあるので出発時間を案内ボードでよく確認しておいてください。私は次の迎えがあるのでここで失礼しますが、私が帰ってくるまで遅れるようであれば帰国便に間に合わないかもしれませんね。」とのこと。なんじゃそれ。HP2103便は20分程度の遅れでマッキャラン国際空港を離陸し、ロサンゼルス国際空港へ向かいました。寝る時間を惜しんでカジノで遊び、1日2食で歩き回ったラスベガスともお別れ。必ずまた来るぞと心に誓ったのでありました。ロサンゼルス国際空港では、ツバの広い帽子を被ったマダムのツアー係員が待っており、ツアー5人の顔ぶれを見て「男の人ばかりというのも珍しいですね。」と一言。そう言えばマッキャラン国際空港で、どう見ても本当の父娘には見えない2人組が腕を組んで歩いていましたね。後ろから石でも投げてやろうかと思いましたが。(余計なことで)第1ターミナルからトムブラッドレイターミナルまでは徒歩で移動し、JALのカウンターでチェックインです。成田行きと出発時間がそれほど変わらないのかカウンター前は混雑していました。私の後ろには7〜8人の若い男女のグループがチェックインを待っていましたが、「これじゃ間に合わないよ。」などと言ってイライラしている様子。そのうち私の前に並んでいた2人組のおばちゃんに関空行きを確かめ、「僕たち成田行きで時間がないので先にチェックインさせて下さい。」と言ったところ、「なに言うてんの。うちらも並んで待ってるんやで。」と関西のおばちゃんパワーに一喝されていました。無事チェックインを済ませ、一旦ターミナルの外へ出て一服。マッキャラン国際空港ではターミナル内に喫煙スペースがあるのですが、こちらは規制が厳しいようです。帰国便はJAL69便、12時25分発ですが、出発は約30分遅れてロサンゼルス国際空港を離陸しました。

【第6日(3月20日)】
 関空までの12時間の飛行中はほとんど寝ることもなく、映画などを見て過ごしました。関空へはほぼ定刻どおり18時頃に無事着陸し、入国審査、税関もあっさりと通過。その後高速艇と愛車を乗り継ぎ我が家へ帰り着きました。普段は寝ている時間の末娘も起きており、父の無事帰宅よりもお土産を楽しみに待っていたようです。そんなに買い物をしたつもりはなかったのですが帰りのトランクには「Heavy」と書かれた赤札が付けられていました。ほんとうにあっという間の旅行でしたが、次回の旅行に備え(?)ラスベガスの情報収集に余念がない毎日です。次に行けるのは勤続30周年の時か?



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