櫛田さんのラスベガス旅行記5
(2014年11月8日〜2014年11月14日)

<ご挨拶>
 皆様こんばんは。数年前の旅行記4からも、年に1回のペースでベガスを絡めて渡米していましたが、旅の中身がサンフランシスコからヨセミテ。グランドキャニオン&セドナ。アーチーズ、モニュメントバレー、ブライス、ザイオンといった郊外の自然巡りの旅に偏っていたためベガス旅行記からは遠ざかっていました。
 今回で通算9回目のベガスは、21歳の時の初ベガスと同じく、ある日突然何かに弾かれるように思い立ち、気づいたらエアから宿まで手配してしまっていたという具合です。
 昔懐かしの初ベガスを思い出しながら過ごす、自由気ままな一人旅です。
 流行りの女子旅にだって負けないぞ☆ 

<旅行準備>
航空券(往路) 福岡⇒インチョン⇒LA 
航空券(往路・別切り) LA⇒ベガス
航空券(復路) LA⇒インチョン⇒福岡
※アシアナ航空にて 福岡⇔LA を単純往復で発券。100260円
※サウスウエスト航空にて LA⇒ベガス を片道で発券。7456円

ホテル
 1〜2日目:ゴールデンナゲット(ラッシュタワー) 246ドル 
 3〜4日目:NYNY 107ドル 
 
レンタカー 31365円
 フルサイズをベガス⇒LAの乗り捨てで5日間借り出し(ダラーレンタカー) 

旅費合計 177000円となりました。

<出発からベガス到着までの幸福感>
 1ドル115円って何の冗談ですか!? ドルといえば80円以下で買えるバーゲンセールの印象が強くて、思いのほか安く遊べるのがアメリカだと思っていましたが、これじゃ2001年の初ベガスのころと変わらない気がするなぁ。79円で駆け込んでおいて良かったよ。あとはCitiが個人部門を変な売り方しないでくれれば当面は大丈夫。
 今後の為替模様に気を揉みながらも数年ぶりの福岡空港国際線ターミナルから出発した後は、1時間程度のフライトで立派なインチョン空港に到着です。

 この空港ではひょんなことから手に入れたプライオリティパスなるものに付いているタダ券をつかって、食事が出るほうのラウンジへ行けました。マティーナラウンジ。空港ホテルに隣接しているラウンジのようです、ちょっとした軽食やカップラーメン、アルコール含む各種ドリンクが揃い、少しボリュームが大きめのジャズが流れる空間です。しかし、滑走路の反対側の2階にあるため飛行機が見えない。。。背伸びしてやっと見えるかな?という立地です。本当は優雅に飛行機を見ながらコーラを飲んで、旅の始まりにワクワクするつもりだったのに。。。このラウンジはダメだ。もう2度と来ない。タダ券1枚損したよ。。。もったいなかったなぁ。
 まぁいいや、シャワーを浴びて体の疲れをとってサッパリしてフライトに臨もう。受付に戻って尋ねます。

 僕 「すいません。僕はシャワー室を使いたいです。」
 受付の女の子 「あっ☆ 日本の方ですか?おひとりですか?」
なんとも可愛らしいコリアンの女の子が、それはまた可愛らしい声で片言の日本語で対応してくれます。
 僕 「うん、ひとりです。日本語上手いねぇ」 ちょっとドキッとしながら答えます。
 受付の可愛い女の子 「はい、勉強してます。上手くないです(照笑い)」
 受付のとても可愛い女の子 「シャワールームはあちらです。あ!待ってください!」

シャワー室のドアを開けるにはパスコードが必要なようで、この子がメモに手書きで書いて、ニコッとしながら手渡してくれました。 
 何それメチャクチャ萌えるんですけど(笑) 何でそんなに可愛いの!前言撤回します。インチョン空港国際線ターミナルのマティーナラウンジは素晴らしいです!飛行機が見える見えないなんて、どうっでも良いことですよ。このラウンジはリピート決定です!
 シャワーでサッパリした後は、受付のとても可愛い女の子のおかげで、ニコニコ、うとうとしながらロスへ向け出発。あっという間にロス空港に滑り降ります。その後、サウスウエストに乗り換えれば1時間程度で毎度おなじみマッキャラン。シャワーとラウンジの可愛らしい女の子のスマイルのおかげで全然体が疲れていません。あぁ、また来てしまった。。。

<滞在初日・あぁ〜いい湯だな〜>
 バゲッジクレームに着くと思いのほか早く荷物も出てきて、外に出ればちょうどレンタカーシャトルが待機しています。ちゃっちゃと車を借りますトヨタのカムリ。普段乗っている日産のVQエンジンが良かったのですが残り一台を先越されてしまった。。。
 ナビが上手くGPSを拾ってくれませんが、そこはもう勝手知ったる道ですから。外出てすぐの交差点を右折、そしてガソリンスタンドがある最初の信号をまた右折し北上すれば金ぴかマンダにMGMのライオン君。
 ベガスに来たは良いものの、ベガスに着ていく服がない。という体たらくの僕はすぐさまタウンスクエアへ。適当にホリスターでシャツを数枚買って、機嫌の良くなったナビを頼りにウォルマートへ向かいます。
 ちょっとずつ値段が上がっている気がするお水とお菓子を買った後は、お馴染みのゴールデンナゲットへ。今回は奮発してラッシュタワーへチェックインです。手際よくビジネスセンターで留めていた僕のSIMカードを受け取るつもりが週末はお休み、クローズとのことです。いやいや、それじゃ困るんですケド。フロントの綺麗な姉さんが探してベルに持って来させてくれることになりました。だけど届くのに40分くらい掛かったよ。。。すぐに行きたい場所があったのに。。。

 そう。ベガスに何度も来ているのに縁が遠かった場所があるのです。それはお風呂。決して私が滞在中に風呂はおろかシャワーすら浴びないズボラで不潔な男ヤモメなわけではなく、お金を払わないと入れない立派なお風呂「SPA」に初チャレンジいたします。
 ナゲットの場合は一人20ドルで1日有効だそうで。受付に居るこれまた美人の姉さんからその説明を受けた後は、その姉さんが開けてくれた右奥の扉の中へグイグイ進みます。おぉ!こじんまりとしてるが明るく豪華な空間。みんなニッコリして招き入れてくれました。

 その何かスペシャルな感じのする空間を取り囲むように、美容室やネイル用の椅子、エステのベッド。 それぞれ個室になっています。 あれれ?風呂は?サウナは?よく見るとさらに奥のドアを開けて僕が中に入るのを待ってくれている人が居るのです。 そういえばここまで自分でドア開けてないぞ。 なんか、お殿様になった気分ですねぇ。

 はぁ〜風呂は極楽。ジャグジー最高。「水ちょうだい。いくら?」と言えば若者が「Sir!なんとかかんとかFree!」といって無料のペットボトルを持ってきてくれます。このSPAの職員さんはみんな「Sir!」と言って丁寧におもてなし言葉のような英語でしゃべってくれるんですよ。これで20ドルなら安い。

 その後はフリモントをぶらぶら散策し、ナゲットの中のチャートハウスで晩御飯。大きな水槽の中にお魚さんがたくさん泳いでいる、ラッシュタワーの目玉レストランです。この子達を食べるのか?
 ロブスターフランセーズという、ロブスターの身を平べったくつなげて薄衣をつけてソテーしたものに細麺で優しい味のパスタが添えられた料理と、あっさりめのロブスタービスク・具がたっぷりのクラムチャウダー・角切り野菜のガスパチョの3種のテイスティングスープをオーダーします。お腹が空いていたのかペロッと完食して、余は大変満足じゃ。

 最近はレストランのチップは20%と端数を5ドル単位に切り上げています。数百ドルもする贅沢すぎる飯を食うわけではないので、普通のサービスであれば2ドル3ドルの違いは気にせずに、サッと払うと結構丁寧に礼を言われたり、驚いた振りをしてくれて気分良く席を立てます。当然サービスが悪ければ別ですけどね(笑)
 
 明日のネリスに備えて今日は早めに就寝です。。。やっぱりダウンタウンは落ち着くなぁ。 あっ!いつものハレンチな変質者(名物の大道芸人)がいた。見る度に痩せていくので病気を心配してたけど、今回はちょっと太ってる。いくつになるまでこれやるんだろう?

[ 本日のスナップ ]
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<2日目・ローカル感に大満足>
 寝れない・・・
 エアコンを消していますが待機音が気になってよく寝れなかったので、帰ってきたら部屋を移す約束を取り付けてネリスへ出掛けます。モータースピードウェイの駐車場に車を停めてセキュリティーをくぐりバスに乗ったら到着です。
 お?輸送機があるぞ。中に入れるように開いてる。会場はなんだかだだっ広いなぁ。なぜかお腹が空いていたので屋台のホットドッグでブランチ。たまねぎが甘くて美味い。
 しかし暑いな。外は寒いだろうからパーカーを着てきたのが失敗。ちょうど良いところでTシャツの売店がありました。「こんにちは。これいくら?」 「フリー!タダよ。」 「なんで?払うよ。」 「・・・とにかくフリーよ」 頂いたXLはさすがに大きいのでMに変えてもらってその場で着替えます。はぁ、スッキリした。このパーカーどうしよう・・・「このバッグもあげるわ!」姉さんサンキューソーマッチ。

 「プァ〜〜〜〜〜ン!プァ〜〜〜〜〜ン!!プァ〜〜〜〜〜ン!プァ〜〜〜〜〜ン!!」

 不要になったパーカーをちゃんと畳んでバッグにいれていると突然、空襲警報が鳴り響きます。
 「ジャ〜パニ〜〜ズ!ゼ〜ロッ!なんとかかんとか〜」 あ〜零戦が来た。あ!なんか降らした。爆発した!すげぇ爆撃してったぞ(笑) あ!また旋回して爆撃してった(笑) すごいけど、ちょっと肩身が狭い気もするなぁ。
 今度は銀の機体にイエローラインのムスタングが慌ててテイクオフ。零戦を追いかけて飛び立っていきます。しばらくするとまた司会のおじさんが「ジャ〜パニ〜〜ズ!ゼ〜ロッ!なんとかかんとか〜」我らが零戦がムスタングを追いかけまわして銃撃してるぞ。頑張れニッポン!心の中で叫びます。
 (銃撃と爆弾を降らすのは効果音だけですが、爆弾が地面に着弾しただろうタイミングで、予め設置している爆薬が派手に爆発して火柱をあげます) 
 この辺りで4時間ほど滞在していますが、暑さと強い日差しと睡眠不足のせいでフラッとしてしまい、軽い便意もやってきてギブアップ。仮設トイレは苦手なので、諸々の安全を考えて家に帰ります。
 戦闘機に特別な興味があった訳ではありませんが、ベガスで見かける人々とはちょっと違う、地元の方かな?生活感のある人々がお祭を楽しんでいる姿はなかなか新鮮でした。みんなあまり飛行機を見ずにビール飲んだりして楽しんでましたねぇ。

 その後の車中では少しヤバめの汗をかくものの、無事に宿に戻ってバレに車を預けると競歩状態で部屋に駆け込み事なきを得ます。安心して約束通りの静かな部屋に移った後は暇だったので、日が暮れるまでにピンボール博物館へ行ってみます。
 ベガスまで来てこんなところ来る人いないよ。ゲームだったらカジノで楽しむさ。などと思っていましたが、博物館は大盛況。 駐車場も8割ほど埋まっていました。
 ピンボールは25セントから75セントで遊べます。なかなか楽しかったのですが、1時間程度でダウンタウンに戻ります。情報によるとオーナーさんはもともとピンボールの筐体収集家で、収集仲間のコレクションと共に、リタイヤ後の余暇でやっているとのこと。だけどこの様子なら意外と儲かってるんじゃなかろうか?リピートはないけど、観光名所をひとつ消化したぞ。

 さて、今日の晩御飯はヴィックアンドアンソニーでステーキディナー。えっと、ディス、、、ディスタンなんとかコース。読み書きができないので「ステーキ定食」と呼んでいる50ドルの3コースディナーを頼みます。Web限定なので、ちゃんとコースメニューはプリントして持って行っていますよ。
 やはり、ここのロブスタービスクは美味い。こないだより身が大きくなってるし、この濃厚さがたまらん。 なんて幸せなんだろう。最後の一滴がスプーンでうまく掬えないのがもどかしい!
 そして、8ozのフィレ。ミディアムレアで焼いてもらいましたが、今回はレアに近かったかな?でもやはり、旨いものは美味い。幸せとはこのことです。あれ?8ozでは足りないぞ。前回16ozのリブアイをペロッと完食したせいで胃のサイズが大きくなったのかしら?
 この店にはかれこれ5〜6年ほど通っていますが、映画ハングオーバーでアランと結婚した質屋の娘が「ゴールデンナゲットのステーキも最高よ」と言ったあたりから一気に賑わいだしたのですよ。これは和訳の字幕であって、元の英語ではステーキではなくプライムリブと言ってたかな?
 とにかく今では予約必須。前日夜の予約申し込みでは、今日の19〜20時台は取れませんでした。
 お気に入りが繁盛するのは嬉しいような寂しいような。まぁそれでもレセプションのお姉さんが美人なので満足です。「Sir」と言われて声をかけられるとやはり気分が良いんです。

 その後はカジノをちょっとだけ。20ドルいれて40セント掛けのスロットで遊んでいたところ777が揃い、地味〜に残高が120ドルになっていました。派手な音もしなかったから気付かなかった(笑)
  あぁ、やっぱダウンタウンいいよぉ。 この通りをいったい何往復してるんだろう。 どんどん心と体が癒されていく。。。

[ 本日のスナップ ]
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<3日目・まったり過ごすラスベガス>
 目が覚めた後はスタバでコーヒーを買い、部屋に戻ります。今日はNYNYに移るのでさっさとシャワーを浴びて荷物をまとめます。
 さて行きましょうかね。・・・いや、もうちょっと。部屋の窓からはトランプタワーにストラトスフィアタワーが見えます。ちょっと眺めましょう。。。気づいたら1時間経っていました。
 さて今度こそ行きましょうかね。・・・いや、行きたくない。荷物をベルに預けて昼のフリモントを歩きましょう。そこそこ人も居ますね。。。写真撮ってる人多いな。気づいたらまた1時間経っていました。この時点で12時半です。
 やっぱダウンタウンが好きなんだな。多分ゴールデンナゲットを愛しているんだ。

 何故かお腹が空いてるのでサマリンのインアウトバーガーでランチを摂ったあとは、アメリカンシューターズへ移動します。
 「あの、、ご趣味は・・・?」 「はい、以前からピストルを少々。ガバメントやトカレフが好きでして。。。最近はライフルにもチャレンジしたいです。」 絶対そんなこと言えない(笑)誰かピストル好きな女子の方、お嫁に来て(>_<)
 ここではスプリングフィールドの1911を50発撃ち込みます。45口径ですね。そしてスプリングフィールドのM1Aというライフルに初チャレンジ。こちらは20発です。しっかり狙って撃つぞ☆

 僕 「あ、僕はゴーグルは結構です。メガネだし。」
 職員 「ダメだ、危ないからダメだ。メガネの上から着けな。そして持ち運びの時は常にオープンで、引き金に指をかけちゃ・・・」
 僕 「知ってる、こうね。弾の込め方も知ってる、そのマガジンとダミーの弾、貸して。はいこの通り。」  
 職員 「わかったよ、ゴーグルは要らないんだな。耳あてはここで着けていけ」

 この店は自分で弾込めをさせてくれますので、雰囲気良く自分のペースでピストル遊びを楽しめます。 違う、まじめに射撃の練習ができます。
 う〜ん、7ヤードでも片手じゃうまくまとまらないなぁ。しかし充分すぎるリコイルを楽しんだ後は、ライフルに初チャレンジです。
 ライフル用のレンジは別になっていて、50メーターまであります。僕は初めてだったので25メーターで練習。スコープがついていなく銃身の先の照星と手前の照門で狙いをつける狙撃銃でしたけど、25メーター先の動かない的ならおでこに綺麗に当たりますね。ライフルって恐ろしい。

 その後は、初めて泊まるNYNYでしたが、ここは昔のベガスの雰囲気が残っていて良かったです。古臭い感じのネオンとか、NYNYのダウンタウンを模した飲食街。極めつけはテーマホテルの象徴、自由の女神とローラーコースター。部屋からコースターを眺めていると、今になって素朴な疑問が。なぜこんなものを造ったんだろう?
 それで良いんですよ。このバカバカしさがベガスの醍醐味です。

 ストリップを北上してベラージオの噴水を堪能し、PHのバーに顔を出して馴染みのバーテン、ミッキーさんに会うと、「ハイ!マイバディ!父ちゃんはまたコスモポリタンでバクチかい?」 いつの間にバディになったんだ(笑)それにその話は3年前のことやんね。よく覚えてるなぁ。だけどちょっと嬉しい。
 ミモザをもらってのんびりした後は、同じくPHのBURGRで晩御飯。混んでたのでカウンターで良いよ。 う〜ん、味は普通なんだけどカウンターの黒人バーテンの態度が。。。アジア人が嫌いなら最初から別のバーテンに回せよ。今どきこんなのが未だ居るのか。
 不愉快な職員のことは忘れることにして、久しぶりにエッフェル塔に登り写真を撮った後は、リンクに行ったり街をブラブラ。
 今日はあっという間の1日でした。あれ?明日でベガスは最後じゃないか!

[ 本日のスナップ ]
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<4日目・せっせと歩くぞ。目指すはサーカス>
 8時に起きた後は、またしても部屋を変えてもらい、今度は10時まで朝寝です。スタバでコーヒーを飲んでると、僕の初ベガスの思い出ホテル、サーカスへ行こうと思い立ちます。
 車はベネチアンにでも停めとくか。。。 いや、飲んだらどうする?まいっか、働きもせずにぐうたらしてて運動不足も気になるし(実際は毎日30分ほど仕事しています)ほんなら歩こうじゃないの!
 というわけで、NYNYから外に出てハーシーズチョコのところで入念にストレッチしてから、てくてくとカメラを下げて北に向かって歩き出します。往復8キロ頑張るぞ!
 
 行く先々でちょっとだけスロットマシンを楽しみ、本当に罪のない、お遊びとも言えない金額で勝った負けたを繰り返していると、ウィンに到着です。
 ここで少し困ったことが。” ここ ”と言うのは今この旅行記を書いている瞬間でして。NYNYからウィンまでの3キロ強が、たったの1行で終わってしまった(笑)今日のタイトルは変えるべきかもしれない。
 何度も来てれば仕方ないです。気を取り直してちゃんとタイトル通りサーカスを目指しましょう。

 ウィンの先の右手奥には、こんな建物があったのか?よくわからないけどカトリック?の教会がありました。 観光客相手のウェデイングチャペルというわけではなさそうですね。なんか真面目な空気です。
 だいぶ通行人も少なくなり、やっとこさリビエラ到着です。ここでは、急に写欲が湧いてきました。
 クレイジーガールズのお姉さんのお尻がズラッとならんだ銅像のような記念撮影ポイントあるじゃないですか。って最近はリビエラなんぞ誰も行かないよな。昔はここのネオンが特にカッコ良かったんだけどなぁ。今は聞かなくなった、ショーのリビエラ!あの時スプラッシュを見とけばよかった。

 サーカスではカジノの中にあったメリーゴーラウンドが、ただのスロットエリアに成り果てているのを確認し、奥へ奥へと進みます。あぁ、懐かしい。あの時は朝から晩までカジノ漬けで、頭がパァになっていたから入りもしなかったアドベンチャードーム。屋内遊園地です。ちょっと覗いてみましょうかね。中高生かな?カップルがデートしてたり、若いご夫婦がベビーカー押して楽しそうにしています。
 これは辛い・・・ちょっと苦しい。なんで俺はこんなところに一人で来てるんだ?カップルはまだ良い。 その幸せそうにベビーを抱く若夫婦の姿は正視に耐えない・・・!

 これ以上ここにいるとハッピーなベガスがハッピーじゃなくなりそうなので、そろそろミラージの火山ショーを見るため移動します。
 道中、肌寒くなったのでファッションショーのバナナなんとかと言う店でセーターを買い、本日のメインイベント、ル・レーブの始まり始まり〜。
 ル・レーブはOと比べてストーリーがあり男性に人気との前評判でしたが、もう少し幻想的な雰囲気を期待してたんだよねぇ。前から3列目の席で迫力満点のショーでした。
 ミスティアや事故前のKAなど、O以外のサーカスの大御所をベガス旅行そのものが新鮮なうちに見たので、最近は感動や興奮を感じれるショーが少なくなってしまいました。
 以前見たストラトスフィアのピンナップのダンスは良かったですよ。そして数年前に気に入った歌謡ショー・ヒッツビルは3回通って楽屋に遊びに行かせてもらえることが出来ました。次回からはチープなショーを見てまわりましょうかね。

 その後はグランドキャナルショップス内のZeffirinoで晩御飯。55ドルのプリフィックスコースを頼みます。
 せっかくなのでシャンパンをグラス1杯。通しの後の前菜にトマトとモッツァレア、そしてサラダ。メインはフィレステーキ(6ozくらい?)デザートは小さな3種のパストリーにコーヒー。なかなか美味しかったですけど、内容からすると少し高いかな?レストランの場所と雰囲気の値段込みという感じですね。お水って8ドルもするのか・・・僕なんぞにはウォルマートで買ったアクアフィナでも充分なのですが。
 しかし、この店がまた丁寧に丁寧に接客してくれてですねぇ。レセプションの日本語を話す女性が2階まで案内、2階からは席まで案内して食事のオーダーを取る男性、飲み物のオーダーを取る男性、水を注ぎに来る男性、食事をサーブする男性が2人といった具合です。何回「 Sir 」と言われたことか。総勢6名からもてなされては、余は大変恐縮じゃ。
 税込み78ドルちょっとでしたので気前よく100ドル挟んでおいて、のんびり階下の運河から聞こえるカンツォーネに聞き入ります。 女性の船頭さんが歌うのは初めて聞くなぁ。
 「なんとかかんとか、アイルビーバック」 あれ?なんでシュワちゃん?ウェイターさん、何か言って勘定書きを持ってったぞ。コンベンション帰りの客が多いようだから領収証でも持ってくるのかね?
 戻ってくると勘定書きの中には5ドル札4枚と1ドル札、後はいくらかのコインが入ってました。「何これ?」 「なんとかかんとか、チェンジ。Sir。」 「ちがうよ〜これ全部あなたのですよ」 「Oh~サンキューソーマッチ。なんとかかんとか、サンキューソーマッチ、Sir。 」 ものすごい笑顔だ。
 釣り銭が20ドル札でないところがいいですね(笑)釣り銭持ってくる前にウェイター見習いみたいな若者がチラッとこっちを見ていたのはそのためだったのか。ハッ!チップも払わない無礼な客と思われたのかもしれない(汗)この金額ならそのまま持って行きそうなもんだけどなぁ、今度から必ずキープザチェンジと告げることにいたしましょう。

 その後は元気にベラージオの噴水を見ながら歩いてNYNYまで帰宅します。
 明日はロスまでのドライブだからそろそろシャワー浴びて寝ることにしましょうね。。。忘れてた、カジノで遊ばなきゃいけないんだった。

[ 本日のスナップ ]
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<5日目・人生初のロサンゼルスは如何に?>
 NYNYのミニマム10ドルのルーレットでちまちま遊んで、チャンスを待って。本当にトータルでプラマイゼロの時に何かピンとキタ!
 赤に張った10ドルが当然20ドルに。そのまま赤に積んだ20ドルのチップも当然40ドルに。やっぱりそうだ。ここから赤のツラが始まるぞ。最初の10ドルが化けた40ドルはそのまま赤に積み、手元のチップから90ドルを赤い数字にドンドンドンと張ったところで、はい、ゲームオーバー(笑)
 黒です。数字は忘れました(笑)忘れるように努めました。
 昨晩は本当なら赤のツラが4〜5回続くから、次回の旅費をもらって帰って、さらにロブションのおまけが付いてくるはずだったのに。なんでだろう?今はそんなことを考えながらベガスから30分程度の街、プリムのスタバで休憩しています。
 3ドルのコーヒーが今は350円くらい。ちょっと前なら240円。1.5倍かよ。高いなぁ。。。それにサンフランシスコ市内だと2ドルくらいだった気がするのだけど。。。それより日本のセブンイレブンの100円コーヒーも充分美味しいしなぁ。。。あの時、赤のツラが4回続いていた場合の皮算用がむなしくて、もろに現実に戻ってます(笑)

 先ほどNYNYをチェックアウトした後は、バレの機械にチケットをスキャンさせると僕のトヨタカムリが運ばれてきました。こんな機械初めて見たぞ。
 その後、僅かな睡魔が気になったので休み休みロスへ向かっているところです。

 道中は工事渋滞に巻き込まれ、アメリカドライブと言えば雄大な一本道を睡魔と戦いながら走ると言うイメージが崩れます。そして、そんな車間距離を詰めて、そのスピードで走るのはちょっと信じられないんですけど。って感じの危険な高速道路を走り、たいそう疲れてゲティ美術館周辺に着いたのは出発から40分の休憩時間を入れて6時間半後でした。誰だよ、ベガスからロスは4時間なんて言ったのは(笑)

 ここで問題発生。こんな狭くごみごみした道で前も後ろも車が詰まってると、肝心の美術館への入り口がわからない。ここはさっき通ったぞ!というシチュエーションに3回ほど遭遇した時点で潔く諦めます。目的地をサンタモニカに変更です。
 サンタモニカにはスムーズに着いたものの、なんか違うなぁ。ロスってこんな感じなのか。。。雰囲気のある建物があるわけじゃなく、車が多くて渋滞してて、なんか日本の都市部みたい。サンタモニカのホームレスは絡んでくる手前の奴がいるし、比べるとベガスのホームレスっておとなしいなぁ。やっぱあそこは治安良いんだね。
 本当ならはじめて立ち寄ったロスで新鮮な魅力を感じて・・・と言うはずでしたが、残念失敗(笑)

 もうロスはいいかな?そう感じたのでベガスで行けなかったBACHIバーガーへ。ベガスに2店舗あるのですが時間の都合でいけなかったのでロスの店舗で晩御飯です。ここの目玉は、バーガーの中にビーフパテだけでなくフォアグラとウナギを挟んだ、なんとも贅沢な将軍バーガー。これを目当てにやってきたのです。
 が、しかし!メニューに載ってないぞ?「あの〜将軍バーガーありますか?」 「将軍バーガー?OK(メニュー指差しながら)これだろ。浪人バーガー!」将軍と浪人じゃ全然違う(笑)どうもベガスオリジナル?のメニューだったようで食べれませんでした・・・本当に残念。

 結局しいたけ等が入ったKiki’sバーガーに、トリュフソースを振りかけたフレンチフライとコーラを頼みます。バーガーうまうま。トリュフのポテトも最初はうまうま。コーラは変わらず、うまうまうま。

 そこからの空港までのドライブは大・大・大渋滞!早めに出発してよかったです。渋滞に慣れているのか、皆さんマナーは良いですね。車線変更の際も案外優しく譲ってくれますので、自分も優しい運転が出来ました。
 国際ターミナルのKALラウンジでシャワーを浴びて帰りのフライトに臨みます。

 帰りのフライトは日本に留学していたという中国人の姉さんと楽しく話します。この姉さんのおかげで久しぶりの日本語です。美人さんと言えば美人さん。それよりも可愛らしい感じで、ゆとりのありそうな顔つきをした女性だったのですが、3回も4回も「もう年だぁ〜〜年だぁ〜〜」と言い、最後は「そんなこと無いって言う人もいるけどさぁ」などと言うので、年齢を尋ねないといけない雰囲気になってしまい 「姉ちゃんいくつなん?」と聞くと21歳の子供がロスの大学に通ってるとのこと。
 「あたしぃ30のときに離婚したぁ〜はははぁ〜」と話す44歳の女性でした。30後半と見ていたのですけど僕より10歳ほど上です。「そんな大きい子がいるの。僕と10違うようには見えんね〜」と言って顔を覗き込みますが、やっぱりそうは見えなくて、30後半くらいに見えるんですよ。
 機内食のヨーグルトとフルーツを交換したりして、起きている間は楽しくおしゃべりして過ごしましたが、中国人はホント金の話が好きですね。みんな嬉しそうに話すもんなぁ。バクチ好きな国民性なのか知りませんが、投資に関しては度胸が良いですよ。そういった常にチャンスを探す姿勢は特に見習わなきゃいけないなぁ。
 着陸前の食事後にうたた寝をし、いよいよインチョンに近づいたところで目が覚め隣を見ると、綺麗にファンデーションを塗って少し紫がかった落ち着いた口紅を引いた姉ちゃんの横顔が。もうお化粧したんだ、キリっと締まってやっぱり綺麗ね。
 あれ??? 気のせいでした。しっかり化粧した横顔が見えたんだけどなぁ。不思議。。。誰かにダブって見えたのかな?
 姉ちゃん、ありがと。旅の最後に楽しかったよ。近所に住んでるならよかったんだけど、元気でね。 

 ベガスの魅力を再発見できた、気ままな一人旅もこれにてお終い。次、いつ来れるかな・・・あぁ俺は馬鹿だから、5ヶ月前に来年GWの航空券をすでに発券してるんだった(笑)次回は愛しのゴールデンナゲット巡りをするからラフリンに泊まっちゃうぞ☆

<あとがき>
 まずは、この旅行記を最後まで読んでいただきありがとうございました。
 今回の旅行では特に目的も無く、好きなとこに行ってふらついて、美味しいもん食べてだらだら過ごす贅沢なリゾートとしてのベガスの魅力を改めて確認することが出来ました。
 やっと解りました。何もしなくたって良いんですね。ここ気持ち良いなって場所で、ぼけーっとしとくのも幸せです。ここまでが長かった。
 数年前に旅行記4を掲載していただいた翌年の旅行記を製作途中で断念して以来、旅行記を書くのもこの辺りで卒業だね。何度も行ってるとさすがに旅行記を書くほどの興奮がなくなっちゃった。それに何度も書いてちゃウザいよな。などと思っていましたが、旅行記を書いたときの旅行と、書かなかったときの旅行。比べると思い出の深さが全然違うんです。

 あとで読み返せば、ついこないだの出来事のように思い出が蘇ります。
 こうやって書いた自分にしか解らない、そのときその場所の空気。湧いてきた感情。時間が経つにつれ、すごく大切なものに育っていく気がします。

 初ベガスで頭がパァになってしまって最高!って方はもちろん、最近は旅行記から遠のいたリピーターの方々、何度も行ってるけど旅行記は書いた事ないし今更なぁって方も、ぜひご自身の感性で、言葉で、目の前の景色から切り取ったあなただけの写真で、あなたにしか書けない旅行記を書いてみてください。
 
 そして、この旅行記を最後まで読んでくださった皆様が、素敵なアメリカ旅行と巡りあえますように。

 エンジョイラスベガス万歳! ではでは、またね☆


注)掲載写真のうち、個人を主題に撮影したポートレートは、口頭にてweb公開の許可を頂いています。 ならびに、旅行記において特定の個人を指した一部の表現はベガスならではのシャレと親しみを込めたものであり、差別的・侮蔑的なものではありません。

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