櫛田さんのラスベガス旅行記
(2009年3月22日〜2009年3月26日)

<ご挨拶>
皆様こんにちは。櫛田と申します。
まさしさんのエンジョイラスベガスを拝見して、7年前に一人で行ったラスベガスを鮮明に思い出し、2009年3月22日から4泊6日で遊びに行きました。
拙い文章ですが、宜しくお願いします。
<計画段階>
 僕は子供の頃からラスベガスに憧れてました。TVで見る派手でけばけばしい雰囲気やスケールの大きさ、日本では出来ないカジノ。。。21歳になったときに初の海外旅行として個人手配でベガス一人旅を経験しました。
 そのときの興奮は言葉では言い表せないものでした!それから7年、「また行きたい」という思いはありましたが仕事も忙しく実現しないまま年月がたち。。。
しかし、まさしさんのエンジョイラスベガスを見て、ベガス熱にまた火がついてしまいました!
 その翌日に父と休暇の話が持ち上がり、とんとん拍子で旅行の日程が決まりました。
 生まれて初めての父と二人の家族旅行です。
 
 最初は3月後半に3泊の予定でしたので、まずはベネチアンを3月23日から平日3泊で予約しました。2ベッドの部屋が税込み162ドルのキャンペーンを発見!すぐさま申し込み♪休暇の日程がもう1日都合が付いたので、改めてノースウエストの航空券を押さえ、父の希望するダウンタウンの最高級ホテル、ゴールデンナゲットを現地3月22日(日)の税込み65ドルで手配しました。
 航空券は、福岡⇒成田⇒ロスアンゼルス⇒ラスベガス と ラスベガス⇒ロスアンゼルス⇒成田 羽田⇒福岡 をサーチャージ・税金込み約98000円で手配しました。
 ツアー旅行ではなく全て個人手配にしたために、一人当たりの旅費(航空券とホテル代)は126000円となりました。僕の住む九州からだとツアー代金も高めなので、ベネチアン3泊を含むこの費用は、充分満足です。
<出発からベガス到着まで>
 日本時間3月22日の朝7時の福岡発成田便に乗り、いざラスベガスへ!
 出発前日はわくわくしてあまり良く寝れなかったので、朝7時のフライトは少し気持ち悪くなってしまいました。。。出発当日は充分な睡眠と朝食をとりましょう。
 出国を終えてタバコを吸いに行きました。喫煙室は煙がモクモクしてタバコが美味しく感じないのが相場なんですが、成田には非常に綺麗な喫煙室がありました。見たところダンヒルが提供しているような空間で、まるでオシャレなカフェのようです。後から入ってきたオバチャンたちも「あれ?ここタバコいいの?え?吸っていいのかな?」と驚いてます(笑)
 ロスに着いてもまずタバコ。空港職員に聞いたら建物の外ならどこでもOKとのことでした。アメリカはタバコが吸えないと思ってた父は少し拍子抜けしてました(笑) ここで父は「おぉ〜アメリカだ〜。俺たちアメリカに立ってるんだぞ!」と言った感じで興奮していました。あぁ、その前に入国審査の若い兄ちゃんの態度。まぁ横柄ですね〜。父の機嫌が悪くなっていくのが見て取れましたので、怒鳴りつけたりする前に宥めました。ロスからベガスに向けて発つ時はフライトが40分ほど遅れたのですが、天気も非常によく、フライト中に海岸線の風景が見えました。父はそれだけでも嬉しかったようです。

 そしていよいよ、マッキャラン空港へ到着。7年ぶりに戻ってきました!父はついにラスベガスに着いたということで少し怖くなったと言うか、ドキドキしてたみたいです。「道は大丈夫か?荷物は?」すたすたと歩く僕にしきりに聞いてきてましたよ。空港のスロットマシンを見て、「チップだけで酒呑めるんやろ?まずは呑んでいこう」と言ってます。ここにはカクテルお姉ちゃんは居ないよなぁ(笑)
 荷物が出てくるのを待つ間、僕はMGMのカウンターにチケットを取りに行きました。TIで公演しているミスティアをwebから25%オフで予約してたのです。たしか系列ホテル?と覚えてたので訪ねてみたら、お姉さんがPCを弾いた後にどこかにTELしてます、「直接TIに行ってくれ」と言われました。後日TIにピックアップに行った際にもお兄さんが奥に引っ込んでなにやら話していたので、キャンペーン中の割り引きチケットは直接チケットオフィスに行かないといけない仕組みなのかもしれないですね。
 ダウンタウンまでのタクシーは料金が高いだろうからシャトルバスを利用することにしました。シャトル乗り場へ行くため外に出ると、リムジンが3台!金髪オールバックにサングラスのおじさんがタバコを吸いながら客引きをしてました。スーツとサングラスと金髪のスタイルは映画の登場人物のようで、僕も少し怖かったな(笑) でも、ダウンタウン行きのシャトルは一人8ドル。6名乗りのリムジンが1時間52ドル。税金やチップも発生するのでしょうが、高いものではないよなぁ。いつか結婚したときの新婚旅行や、社員旅行で部下を連れてベガスに来れるようであれば、思い出作りとして乗ってみたいと思います。
<到着初日>
 シャトルバスに乗り込み、ウィン、サハラ、ヒルトンを経由してゴールデンナゲットにお昼2時ごろに着きました。車寄せが見えたときの第一印象は、、、、質素だ。。。父も同じ印象だったようで「ここか〜。。。」と言ってました。どうも、シャトルバスの発着用の裏口だったようですね。
 しかし、ホテルの中に入った瞬間そのイメージは消え去りました!古いホテルにしては天井も高めだし、外の光が入ってくる空間は気持ちの良い開放感を感じました。
 部屋の設備は2ベッドで2人分の洋服が入るクローゼット、化粧台。バスルームはユニットバスですが、立派な洗面台があり、バスローブも2着ありました。ベガスらしい広々とした部屋でした。 部屋からの眺めはアメリカに居ることを感じさせられる雄大な風景でした。 父はすごく気に入っていました。フライト疲れを落とすためにまずは風呂に。。。バスタブの栓が無いんですよ(泣)すぐに電話して持ってきてもらいました。設備のおじさんが来るまでに5分程度。お湯の出し方なんかも説明してくれて対応サービスは良かったと思います。その間、父は素っ裸でした(笑)後々の体調不良もここから始まったのかなぁ・・・

 日本出発前に父は、「ベガスに着いたら乾杯しようや。お前と一緒に呑みたい」と言ってたので、チェックインの際にもらったクーポンブックの中にあるドリンクコンプ券を2枚持ってカジノの中のバーに行きました。父はビール。僕はまったくの下戸なのでシャンパーニュ。バーのおじさんにシャンパーニュをリクエストしたら、「シャンパーニュ?」と言って参ったなぁという顔してる(笑) 新しいボトルを開けてもらいました♪ほんの少ししか呑めなかったのにゴメンなさい(笑) このおじさんがすごく良い人だったで、だめもとで記念写真を頼んだら、少し考えながらも快く引き受けてくれ、2ショットの写真を撮ってくれました。おじさんは出来栄えが気に入らなかったみたいで、もう1枚撮ってくれました。
 機内食の朝食しか食べてなかったんで父に「何か食おうや」と言ったんだけど、「俺、腹減ってねぇし、夜にステーキ食うんだから腹空かしといたほうがいいじゃねぇか」と言って聞く耳持ちません(笑)
 このあたりから父は興奮しきりで「すげぇ!マジか!」を連発(笑) 「俺ひとりでルーレットしに行く。お前どっか好きなところにでも行ってこい」とか言い出すんですよ。父のカジノ経験は仕事で行ったスイス一度きり。僕もベガスのカジノに1度しか来たことないとはいえ、父一人で遊ばせるには非常に不安でした。。。全く英語を話せない父、おそらくスイスのカジノとベガスじゃ雰囲気も違うだろうし、心配だから一緒にルーレットをしにいきました。
 一緒に行って大正解。テーブルに着いた途端、父の様子が変です。ガチガチに緊張してます。テーブルの端にしか座れなかったのでチップを置くにも思い切り手を伸ばさなければいけないし、そのせいで父はコロナビールをこぼしてしまいました。。。セクシーな衣装のディーラーのお姉ちゃんに「ゴメンね、父ちゃんは初心者なんだ、ゴメンね」と僕が謝ってると、父はチップを置いたまま別のいすに座ってまだ賭けようとしている。僕も良く聞き取れなかったのですが、ディーラーの姉ちゃんが「チップを置いたままそこに座らないでください。どっちかひとつにしてください」みたいなことを言ってました。このときはピットボスの女性もチェックしに来てました。。。このやり取りが父の緊張のピークだったようで、ルーレットの球が盤に落ちたのに気づかず、掛けたチップを引っ込めちゃった。。。さすがに僕も慌てましたよ(笑) ピットボスがセキュリティを呼んで父の真後ろに待機させるし、この出来事には僕も参りました(泣) ただ、ディーラーの姉ちゃんがピットボスになにやら話をし、それから父に「ルールがわからないなら私が教えます。解らないことがあったら何でも聞いてください」と言ってくれました。普通はディーラーも大きな声で怒り出すでしょうが、このお姉ちゃんは優しかったなぁ。黒髪のスペイン風の女でした。スタイルも良いし可愛いし、さっきの出来事の後には、笑いながら僕に「ユァダディ?」と聞いてきました(笑)何度も代わりに謝りましたよ(泣) しかし、父はバカみたいにツイてて、互いに100ドルずつチップに換えたのが、父は400ドル以上になりました。僕は75ドルほど溶けて終了です。
 でも父も楽しんでくれたみたいで良かったです。ゲームを終えて清算した後に僕が10ドルくらいチップを置いときました。

 それからフリーモントストリートをぶらぶら散歩して、土産物屋さんでジュースや水を買って部屋に戻りました。そのときの店員さんは白人男性だったんですが、日本に15年近く住んでたらしく、日本語がペラペラでした。外人タレントみたいなカタコトではなく、普通の日本語です。僕もベガスに住んだらペラペラになれるのかな?

 ヴィック&アンソニーというゴールデンナゲットホテル内のステーキハウスで晩御飯。一言で「最高!」な店でした!受付には綺麗な女性が居て、非常に丁寧な英語で「何名様でしょうか?私どものホテルにお泊りのお客様でしょうか?」といった“おもてなし口調”で話しかけてきます。カフェのようなフレンドリーな接客とは違い、非常に非常に気分が良いです!店の雰囲気は薄暗く、各テーブルにキャンドルを灯して非常に素晴らしい雰囲気です。壁には一面にスターの写真が飾られていて、この店を訪れたことのある歴代のスターの写真だそうです。サミーデイビスJrにシナトラに・・・この写真を飾った壁を背にするテーブルに案内されました。
・ フィレ8オンス×2
・ シーザーサラダ×1(2名でシェア)
・ ロブスタービスク×2
・ ハウスワイン×1(グラス)
以上で、チップ込み140ドルでした。ロブスタービスクは非常に濃厚な味で、その後のステーキのために僕は半分程度残しました。フィレはミディアムレアで焼いてもらいました。初めて食べる塩ベースのソースでした。コレが絶品!食後にウェイターのおじさんに記念写真を頼んだところ、「どのスターを背景に移しましょうか?シナトラはこちら。デイビスJrはこちら。お好みで何枚でも撮影いたします」といった感じで快く引き受けてくれました。しかし、他のお客さんも居るし、この素敵な雰囲気を考えると、何枚も写真を撮るのは気が引けたので、最初に撮影してもらった1枚を大事にすることにしました。

 その後、ストリップ(女性のダンスのほう)を見に行こうと提案したのですが、父はまたルーレットで遊びたいと言うので、別々に行動することにしました。父の緊張も解けていたので、今度は大丈夫だろうと思い。。。でもやはり気になって父が遊んでるテーブルをこっそりと覗きにいきました。おそらく100ドルからスタートしたであろうチップが残り30枚程度に減ってました。それでも落ち着いて遊んでるようなので、僕はダウンタウンの通りの中にあるグリッターガルチという店に行きました。
 表で客引きをしている姉ちゃんに値段を聞くとチャージ20ドルで2杯無料と言うんです。本当かなぁと思いながらも店に入って代金を支払う際にもう1度聞きました(笑) 同じく「20ドルのチャージで2杯ついてる」と言います。コーラを2杯頼んで店に入ると細長いU字型のカウンターがあって、壁際にボックス席が6つくらいありました。そのカウンターの上に3本ポールがあって、トップレスの女の子が踊っています。これで20ドルなら安いなぁ。女を連れて遊びに来れたら楽しいだろうな。と思っていると、下着姿のお姉ちゃんが次々とプライベートダンスを誘いに来ます。これがまたしつこいしつこい(笑) 僕のドリンクを勝手に持っていこうとするし、英語が話せないといって断れば、次は片言の日本語を話すお姉ちゃんがやってくるし(笑) このお姉ちゃんのしつこい誘いを断ると日本語で「へっぽこ!」と言われました(笑) しかし、ポールダンスを眺めてるだけでも楽しかったです。パンツに1ドルをはさんでチップあげるとよりセクシーなダンスを目の前でしてくれます。僕の鼻にくっつくくらい尻と股間を押し付けてきたり(笑) 日本じゃこういう遊びはしない(できない?)ので非常に楽しかったです。友達と一緒にまた行きたいです(笑)

 その後、父とばったり遭遇。聞けばまた100ドルくらいは勝ったとのことです。一時は300ドルくらい勝ってたのに、隣の客が何度も何度もビールをひっくり返し、最後には父のチップに倒したビールを引っ掛けたそうで。。。父もさすがに怒って怒鳴りつけたところ、ディーラーがパっと合図して、待機してたセキュリティが少し離れたところに連れてったそうです。うん、お父さん。あなたも最初のゲームじゃ、その手前まで行ってたんですけど(汗)

 それからは夜のダウンタウンを散策。アーケードのショーを見て、プラザホテルに行きました。映画バックトゥザフューチャーで撮影に使用したホテルです。そのホテルの中では生ライブがありました。黒人3人組のブルース。格好良かった〜〜〜!僕も父もジャズやブルースが好きなんですよ。30分くらいそのライブを見て音楽を楽しみました。
<2日目>
 滞在1日目の興奮であまり良く眠れず、朝9時半に目が覚めました。チェックアウトの前にバフェコンプくらいなら貰えるかな・・・と思い、ピットボスに尋ねてみました。僕のプレイヤーズカードを見せて交渉すると「ゲームをした後に言ってくれないと・・・」みたいなことを言ってましたが、1枚のバフェコンプをくれました。昨晩はそこまでカジノで遊んでいないので、ルームコンプなんて無理だろうと思い、先にチェックアウトを済ませ、ベルに荷物を預けます。その際フロントでバフェ券を見せて2人分食えるかどうか聞いたら1人分と言われましたので、今度は父のカードを持ってホストオフィスに行き、もう1枚バフェ券をもらいました。PCの画面を見るとルーレット2時間、平均15ドルベットで簡単に頂けました。後になって考えてみれば先にオフィスに寄って交渉しておけば、部屋代の割り引きまであったかもしれません。次回は要領よく動こうと思います。
 ゴールデンナゲットの昼バフェは、具材を選べるオムレツやフルーツも充実していて、味も非常に美味しかったです。こじんまりとしたバフェですが、窓ガラスが大きくて外の光が気持ちよかったなぁ。開放感のある雰囲気でした。

 タクシーに乗ってベネチアンへ移動。このタクシーの運転手が非常に無愛想な若者でした。しかしベネチアンに着いてきちんと15%のチップも合わせて払った途端に態度が豹変(笑) 満面の笑顔でお礼を言ってきて、「ドアは私が開けますからどうぞそのまま待っていてください」と言います(笑) チップを手にした途端の表情の変わりぶりが忘れられません(笑)

 ベネチアンは新館VENEZIAタワーの3階でした。フロントが10階にあるために都合13階です。建物の構造上、眺めは特別良くはないものの、視界は開けていたので狭い思いはせずに済みました。でも、部屋が広いです。後でネットで調べたら、2ベッドの部屋でバスルームも含めて19坪あります。ベッドから起きてタバコを吸うのにリビングエリアに行く少しの距離でも体が動かせてよかったです。

 ホテルの中をうろうろして部屋へ戻る方向感覚をつかんだ後に、クラシックカーを見るため、インペリアルパレスへ歩いて向かいました。クラシックカーの販売もしているみたいですが、フェラーリの値段なんかはメチャクチャでした。日本で買えば400万円くらいの中古でも15万ドルとか。。。しかし、古いロールスや昔のガルウィングのベンツSLなど、見ごたえはありました。父は「あぁ楽しいね。楽しいよ」と言って喜んでいたので満足です。帰りに気づいたんですが、入り口付近のベンチにはたくさんの女性が退屈そうに座って自分の携帯電話を触ったりしていました。中に居る父ちゃん待ちのようです(笑) ここは車好きな男性にはオススメの場所です。
 その後、水などを買ったあとにTIの海賊船ショーを見に行きました。昔の海賊船ショーは7年前の滞在中に見ることが出来なかったので楽しみでした。ミュージカル調のショーでしたが、大砲を打ち込み炎が上がったり、男の海賊が池にダイブしたり、無料ショーと言うことを考えたら迫力満点ですね。これを1日に何度も行うと言うのは太っ腹!

 それからベラジオの噴水ショーを見て、ミラクルマイルのなかの「チーズバーガーラスベガス」で夕食。
 チーズバーガー×2 ポテト×1 ドリンク×2 で、チップ込み37ドルでした。少し高いバーガーだったなぁ。父はここで飲んだビールで体を冷やしてしまってギブアップ。。。バスに乗ってベネチアンに戻ります。父は寒いから寝たいと言うので、寝る前に体をマッサージしてあげて、僕はカジノへ遊びに行きました。

 今回の旅行で僕のカジノ遊びは、全く良いところなしでした(笑)このときは600ドルがあっという間に溶けてしまい、とぼとぼ部屋に戻ると。。。父が苦しそうなのです。熱いと言って布団を脱いだり、寒いと言って震えたり。。。これはヤバイ。。。リポビタンDみたいな栄養ドリンクが呑みたいというので電話して尋ねてみたのですが、電話だと言葉が上手く通じずにやきもきしました。バカラルームのディーラーが通訳に入ってくれて、その中国系のディーラーを訪ねてバカラサロンへ走りました。その人に案内してもらった売店で買った飲み薬を買って部屋へ走って戻ると父は寒い寒いと言ってます(泣) 明日はグランドキャニオンへのドライブの予定なのですが、これは見送りになるのかなぁ。。。でもお父さん、今回の旅行はグランドキャニオンとルート66をすごく楽しみにしてたので悩みます。氷のうを作りながら父のベッドの脇でそんな事を考えてるうちに夜が明けてしまいました。さて、今日のドライブ旅行どうしようか・・・?
<3日目>
 父の様子を伺うと、とてもドライブにいける状態ではありませんでした。残念ですが、60歳前の父のことを考えてとりあえず車の借り出しだけ行って、後は部屋で父の看病をすることにしました・・・。父は「ずっと看病してもらっちゃ申し訳ねぇから、どっか遊びに行って来てくれ。なんで旅先でこんなことになるかなぁ。情けねぇな」と言います。少し気まずい雰囲気になったので、僕は一人で外の空気を吸いに、日本食が売ってるようなスーパーを探しに行きました。歩きながらも「お父さん、グランドキャニオンとルート66を非常に楽しみにしてたのに・・・」と考えると、暗い表情をしていたのかもしれません。
 部屋に戻る途中、客室エレベーター手前のセキュリティのおじさんが、「どうしました?」と声を掛けてくれました。事情を話すと、「すぐに医者を呼ぶから部屋番号を教えてください」と言ってくれました。僕たちのように旅先で何かあったときの親切な対応は心に染みます。
 
 部屋に戻り、医者が来ることを父に伝えると5分もせずにドアをノックする音が。大きなバッグを持った若い兄ちゃんでした。僕は英語が上手く話せないと言うことを伝えると「問題ないよ」と言ってくれます。「どんな風に感じるか?」と聞かれるので、熱く感じたり寒く感じたり。。。と言うと、鼻歌を歌いながら体温を測りだしました(笑) 父が「おい、こいつ本当に医者か?」と聞いてくるので「多分・・・そのはず」と返事。体温を聞くと「ワンハンドレッドツー ポォイント シーックス」と言います。 ??? 102.6って何???華氏と摂氏の違いですね・・・「日本人の平均は36度なんだけど、それに換算すると何度くらいなの?」と聞くと「わからない」との返事。「じゃあどう思う?102.6は高いと思う?」と聞くと「高いね。病院行く?」との返事。父に病院どうするか聞くと、そこまではいいと言います。「父は病院は望んでないんだけど、僕たちはこれからどうすれば良いですか?」と訪ねると、薬を売ってる店に連れて行くから、薬を飲んで寝ておくように言ってます。。。

 ベネチアタワーのフロントの先にある売店に連れて行ってもらい、お勧めの薬を教えてくれました。しかし、昨晩に飲んだ薬との飲み合わせもあるし、不安だったので店員の女性に色々尋ねてたのですが、上手く通じません。「あぁ英語難しいや、困ったなぁ」と僕が口にしたところ「あれ日本の方ですか?」と女性が言います。元・日本人の女性でした(笑)助かったぁ・・・
 安心して僕の住む大分の方言で色々話しました(笑) 華氏102.6度だと40度までは無いけど38から39度は間違いないとのことです。体温の話をしているとさっきのお兄ちゃんが、華氏102.6を摂氏温度に計算して持ってきてくれました。「病院に行きたくなったらいつでも呼んでくれ」と言ってくれました。鼻歌にはびっくりしたけど、優しい青年でした。しかし、持って来てくれたメモには35.3度と書いています(笑) 帰国後、改めて計算すると39.2度でした・・・。その売店の女性も飲んでる解熱剤を買って部屋に戻りました。その女性曰く「そのくらいの熱であれば薬が効けば30分で下がりますよ」と言います。この薬が本当に効きました!!1時間後に!!!パンを買い出しに行って戻ると部屋の通路に見慣れた父の姿が・・・退屈だから氷を取りに行ってたそうです。そんな事は僕がするから、もう一度寝かせて部屋を後にします。30分ほどして戻ると、「おぉ遅えよ。ドライブ行こうや♪」と言ってましたよ(笑)僕が心配したのはなんだったんだろう(笑)

 お昼出発だったので、グランドキャニオンは諦めて、フーバーダムとレッドロックキャニオンに行きました。フーバーダムへ向かう途中の町並みや、アメリカの風景に父は非常に満足していました。レッドロックキャにオンの全長20キロ程度のドライブコースから見える風景も日本では見ることの出来ない光景でした。今回はダラーレンタカーでミッドサイズの車を借りました。僕は日本に居る時もクルーズコントロール付きの車に乗ってるので、アメリカの高速などでは大変便利でした。疲れが全くありません♪
 昨晩は全く寝ていなかったので、今日は早めに寝ました。
<最終日>
 朝早くに起きてレンタカーの返却を済ませ、ベネチアンのまわりを散歩しました。お土産を買ったりして昼ごろに部屋に戻ります。
 起き出した父が、「すぐに何か食べに行きたい。目で見て食事を選べるバフェが良い」というので、7年前に僕が宿泊したサーカスサーカスに行きました。バフェの評判が良くないのは知ってましたが、懐かしいこのホテルが見たかったので、バスの1日券を買って移動しました。
 バフェの感想は、個人的にはマズイです(笑)衛生面も少し気になったのであまり口にしませんでした。残念です。
 それからポカポカ陽気のストリップ南を散歩。MGMホテルでライオンを見たり、ルクソールの写真を撮りに行ったり、ベラジオの前でのんびりとタバコを吸ったりしました。
 
 夜9時半のミスティアを予約していましたので、8時にTIに出かけました。初のシルクショーですが、公式サイトで25%オフで予約していました。席は後ろから2列目ですが中央からステージが見える位置で、税込み70ドルでした。演目に夢中で、時間がたつのがあっという間でした。生演奏の音楽もダイナミックな演目も最高でした!ベガスの魅力を誰かに話す際には、カジノ=博打のイメージを強く持たれるのですが、この「ショーの魅力」抜きには語れませんね♪
 それから父が「普段食べてる食事が摂りたい、マクドナルドがいい」というので一人で部屋に戻ってもらい、買出しに行きました。
 父の体調のこともあるので、日が変わる前には就寝します。
 トラブルもあったけど本当に楽しい旅行でした。
<旅を終えて>
 今回の旅でまさか父がダウンするとは思わなかったのですが、それでも楽しんでもらえて良かったです。
 7年前に比べると不景気のせいか人出も少なかった気もしますが、ベガスが相変わらずエキサイティングな街という点は変わっていませんでした。ベガスの街もベガスの人も大好きです!
 今回の旅のメイン(グランドキャニオン&ルート66)を断念したことが非常に残念です。。。
 だから再度、2009年9月末にもう一度、父を連れて行くことにしました(笑)

 もうじき60歳になる、いい年したオッサンも夢中になるベガスの魅力が、これからベガスを訪れる皆さんに、ほんの少しでも伝われば幸いです。
 最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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