けむさんとむきこさんのラスベガス旅行記
(2000年5月9日〜14日)

 

【出発まで】
 去年、ラスベガス・ロスアンゼルス・アナハイムなどをまわった旅をして、私たちが一番気にいったのがラスベガス!あんな楽しい街はない、またいつか行きたいねなんて言ってたけれど、まさかこんなに早く実現するなんて思ってもみませんでした。ことのはじめは、引っ越し。敷金がけっこう返ってきたので「なにに使おうか?」と言っていたのも束の間、彼(=けむ)がいきなりラスベガス旅行を決めてきちゃったのです。(うれしいやら、とまどうやら・・・。この人はいつも突然なんです)旅行会社は、前回と同じHIS。何しろ安さに限って言えば文句なし!航空会社はデルタで、ホテルはルクソール。パッケージツアーといっても全日フリーなので、ラスベガス2回目の私たちにとってはとても都合がいいです。1日延泊したので、2人の総合計は、しめて120000円ほど。

【5月9日 1日目】
(しょっぱなから大ボケ。)
 夕方の飛行機だったので、お昼頃出発。成田エキスプレスですでにわくわく旅気分。空港について、時間がくるまで見学デッキや本屋さんなどでプラプラする。いざチェックインというときになって、彼が「あれ?どこに行ったらいいんだっけ?」と言い出す。おいおい、知らないの〜?と冷や汗。「まあいいや。きっとここで待ってればいいんだよ〜」などと悠長なことをのたまう彼をおいて、私は日程表を片手にHISのカウンターを探す。ようやく見つけて彼を引っ張っていくと、「あー、そういえばこないだもここだったよね〜」。ボケすぎ。とにかくチェックインできてよかった・・・。(あのままぼーっと待ってたら・・・オソロシ〜)

(飛行機の中で)
 窓際の席に座ったので、眺めはなかなか。でも飛行機は予想以上に混んでいて、とても窮屈だった。機内食はおいしくないし、眠れないし・・・。赤ちゃんの鳴き声がそれにさらに拍車をかける。しょうがないのでずっとゲームボーイをしていた。彼はけっこう眠れたみたいで、うらやましかった。

(ポートランドで)
 朝、ポートランド到着。入国審査。超簡単。ロビーでも、「前と来たときも同じところに座ったよね〜!」と、それだけで大興奮。心はすでにラスベガス!彼がたばこを吸うのを待っていると、赤ちゃん連れの女の人と目があって、話しかけられる。「ちょっとこの子をみていてくれない?」と頼まれて、しばらく青い目の赤ん坊と二人きりになる。こんな機会はめったにないので、まじまじと観察してみる。やっぱり日本人と違う・・・。なんか、白人の子供って、皮膚が薄い?気のせいか?笑うと目がクリッとなって、すっごくかわいい赤ちゃんだった。
 しばらくして「ごめんね、ありがとう」といいながらお母さんが帰ってくる。「私は日本にいたのよ」とか、「あなたはどこへ行くの?」とかいろいろ話しかけられたが、英語力のない私は質問に答えるのが精一杯で、なかなか会話が弾まない。やっとの思いで「この子の名前はなんていうの?」と聞くと、「ハンターよ」とにっこり笑いながら言った。「いい名前ですね」というと、とてもよろこんでくれて、英語通じてよかった〜とほっとした。やっぱり、英語はできたほうが絶対いい!と痛感した出来事だった。ポートランドで2時間ほど待って、乗り換えて一路ラスベガスへ。

(ラスベガス到着!)
 ついにラスベガス!わ〜!と興奮する暇もなく、HISの係りの人に集められ、いろいろ説明をうける。オプショナルツアーでも申し込もうかということになって、グランドキャニオンは前回行ったから、「デスバレー・ツアー」にする。交通費を考えたら、昼食付きのこのツアーは安いんだろうなぁ。ジークフリード&ロイのショーは明日・明後日が休みだと言われて、観るとしたら12日しかないからチケットとるの無理かな〜とちょっとがっかり。じゃあランス・バートンのショーをここで申し込んじゃえと思って、ガイドブックと値段を比べてみたら、やはりツアーだと普通に申し込んだ場合と比べて何十ドルも高い!じゃあ自分達でやろう、とりあえずダメもとでジークフリード&ロイをあたってみて、ダメだったらランス・バートンにしようということで落ち着いた。バスに乗り込みルクソールへ向かう。時刻は夕方。

(お嫁さんの気持ち)
 バスの中のほとんどの人がルクソール泊で、みんなでぞろぞろとチェックイン。彼がカウンターに行っている間、となりに座っていたおばさんに話しかけられる。そのおばさんは息子の嫁が申し込んでくれたとか話していて、「よかったじゃないですか〜」なんて相づちをうっていたが、よく聞くと、「本当のいいツアーは自分で荷物をはこんだりしない」とか、「このツアー、お値段知らないんだけどねぇ、おいくらくらいなのかしらねぇ」などと、どうやら嫁に対して不満があるようだ。いや〜でもここで私に言われてもなぁ・・・。「あたしはギャンブルなんてやらないからねぇ」とおっしゃるおばさんに、「ま、まあグランドキャニオンとかもありますから」と何故かフォローにまわってしまう私。お嫁さんって大変なのね・・・。

(ピラミッドに泊まりたい!)
 どうやら、このツアーの人たちは全員新館に泊まることになっていたらしいのだが、私たちはピラミッドに泊まりたかったので、変更してもらった。だってせっかくルクソールに泊まるんだから、やっぱりピラミッドの中に泊まらないとね!そうやって意気揚々とロビーを出たのはいいけれど、チェックインは新館だったので、ピラミッドの中をえんえんと歩いてもなかなか部屋に着けない・・・。ただでさえ方向音痴の私たち、こんなどでかいピラミッドの中じゃ迷うのは当たり前。同じところをいったりきたり、カジノの中をぐるぐる歩き回って、やっとエレベーターをみつける。(何しろルクソールのカジノは正方形なので、なにが目印になるかわからない。はじっこにある建物を目印にするのがいいですよ。)エレベーターの前にはコワモテの警備員さんがいて、ちょっとドキドキ。ルクソールのエレベーターは、ピラミッドの斜面にあわせて斜めにあがっているということを聞いていたからか、なんかすごくガタガタッ!と鳴っててちょっとこわかったけど、こんなのが動いちゃうなんてすごいよな〜と感心してしまった。25階に着いて、身を乗り出して下のフロアを見下ろしてみると、すっごく高い!しかも自分のいるところがせり出しているので、高いところが好きな私でもめまいが・・・。こ、コワい。
 部屋の中に入ると、噂通り窓が斜めになってる!おお、私たちってばピラミッドの中にいるよ!しかも部屋からの眺めがいいこと!これは夜景も綺麗でしょうな!と大喜び。部屋の中を見回してみると、やっぱりエジプトっぽい。壁画みたいなのが掛けてあったり、クロゼットにはヒエログリフみたいなのが描かれていたりとか(ちなみにクロゼットの取ってが一つとれてた)。アメニティグッズもそれっぽい雰囲気。しばらく休憩したあとすぐに、「ジークフリード&ロイ」のチケットをとりに、ミラージュへ出発することに。

(ミラージュまで歩け歩け大会)
 通りすがりにスロットをやりつつ、ルクソールを出た私たち。まだまだ元気あるし、ここらへんは前来たとき歩いてないから、いろんなホテルを見ながらミラージュをめざそう!ということになった。私たちは普段は出不精で、出かけたとしてもすぐ「つかれた〜」といって休憩してしまうほうなのだけど、旅に出ると何故かバカみたいに歩きまくってしまうのだ。以前ベルツからマンダレイ・ベイまで歩こうとしたことがあった。ラスベガスのホテルは大きいし、まわりになにもないから想像以上に近くに見えるということを知らなかったからだ。結局挫折してバケーション・ビレッジからバスに乗ったのだが、それにしてもあそこを歩いた奴は私たちくらいなもんだろう。ってなわけで、写真とビデオを撮りながら、ストリップを歩いてラスベガス気分を満喫!飛行機の中で一睡もしてなくても、足は軽やか。やっぱりラスベガスパワーはすごい。
 夕闇せまるころ、ようやくミラージュに到着。さっそくチケットカウンターへ行って、お姉さん(おばさん?)にチケットがあるか聞く。すごい人気だって言うし、どうせ無理だろうな〜と思ってたら、なんとあると言う!おおぉ、ラッキー!っていうか、こんなに簡単にとれちゃうなんて、ガイドブックがいうてるほど実は人気ないとか?なんて疑っちゃったりもして。なにはともあれ、チケットとれてよかったよかった。これでランス・バートンは用無しだ。ごめんよ、ランス。いつかまた、君のことを観にゆくからね。

(シーザース・パレスのバフェ)
 ミラージュのカジノをぷらぷらして、ひとしきりスロットで遊んだあと、おなかがすいたのでシーザーズ・パレスのバフェにむかう。10人くらいならんでいたが、けっこうすぐ入れた。ロブスターは別料金とかで、まあ別に他の料理をいっぱい食べれば済むことだもんね、と普通のディナーに。ここのバフェはカジノの中にあって、バフェ自体、内装といいなんともさわがしい雰囲気。それに案内された席はちっこいテーブルで(まあ混んでたから仕方ないけど)落ち着かなかった。肝心の料理はというと、バラエティに富んでてなかなかだったけど、味の方は・・・いかにもアメリカって感じの大味。ローストビーフだかプライムリブだかというのを切ってもらって、好みのソースをかけて食べるのはいいのだけど、私はものめずらしさからブルーベリーソースをたっぷりかけてしまって・・・・・ううぅ。なんであんな味を平気で食べられるのかかなり疑問。でも残すのは悪いから根性で全部食べた。デザートまでいくのにおなかいっぱいになってしまって、そんなに食べられなかったんだけど、ケーキは種類豊富で、タルトとかエクレアもあった。チョコレートケーキがおいしかった!彼はチョコレートが大好きなんだけど、料理の食べ過ぎプラス飛行機での疲れがあったからか、一個も食べなかった。かわいそ〜。「もうおなかいっぱいだよ〜」といいながらデザートを口に運ぶ私を、まるで化け物を見るかのような目で見ていた(笑)

(フォーラム・ショップス)
 おなかもいっぱいになったところで、フォーラムショップスへ向かう。入ってすぐのマグネットショップは、前来たときハマったお店。アイスクリームが溶けて流れてるよ!みたいなマグネットとか、本物そっくりのハンバーガーとかジョッキに入ったビールとか、いかにもアメリカっぽい楽しいものばっかり。それにしても、どこにいってもマグネット売ってるから、きっとアメリカ人ってよっぽどマグネット好きなんだな〜と思う。たしかに、マグネットって使い勝手がいいかも。冷蔵庫にポンって貼っておくだけで便利だし。でも、彼がマグネットにハマったおかげで、我が家はマグネットだらけ。あんまりたくさんあってもねぇ・・・。
 あと、なんといっても私たちのお目当ては「F・A・Oシュワルツ」というおもちゃ屋さん。あのでっかい木馬がいい!中に入るとセサミの人形とか、おもしろいオブジェとかがたくさんあって、キャラクター好きな私たちにはたまらない場所。日本にはない「A/X」があったので、のぞいてみる。彼はシャツとカットソーを買った。セール品もあって結構安かった。でもジーンズとかはサイズがやたらとでかいのばっかりで、やせてる彼にはデカパン状態。おそるべしアメリカ人。そのあと、GAPやナイキタウンを見て回って、ヴァージン・メガストアでCDなんぞを見る。おもしろかったのが「ディスカバリー・チャンネル・ストア」で、アンモナイトとかお香とか「枯山水庭セット」みたいなのとかがあって、見てるだけで楽しい。「ディスカバリー・チャンネル」は日本でもスカイパーフェクTVなんかでやってて、私もよく見るんだけど、お店ができるほど人気な番組だとは知らなかった。めずらしもの好きな方にはおすすめ。
 お店から広場に出ると、ちょうど「アトランティス」をやっていた。見るのははじめてなので、人形のリアルさにびっくり。遠くからみるとほんとの人間みたい。無料ショーにしては凝っていて、派手さがあって、おもしろかった。なにしゃべってんだかわかんなかったけど。そんなこんなで、もう時間は11時すぎ。外に出ると、あたりはネオンきらきら。ん〜、これがラスベガスだよな!
 そろそろホテルに帰るか!ということで、バスに乗ってルクソールへ。

(勝利の踊り、効かず)
 ものすごく疲れてるはずなのに、何故かカジノにたちどまる二人。私はエルビス・プレスリーの25セントスロットがお気に入りで、彼はブラックジャックやポーカー。二人ともテーブルに着くほどの腕前はないので、もっぱら機械が相手。25セントマシンだとすぐなくなっちゃうので、5セントマシンに移動。ちまちまと増やしては、またなくなるという感じ。10ドルくらいはすったかな?彼はトントンといったところ。帰りがけにでっかい1ドルのスロットをためしにやってみたら、増えた。「勝利の踊り(といってもただフラフラ踊っているだけ)」をしたからか?ということでまたフラフラ踊ってみたが、結局全部すってしまった。はたからみればさぞおバカだっただろう。

(1日目、終わり)
 部屋にもどったら、なんと2時半だった。1日目からとばしすぎ!もうさっさと寝よう、ということで、シャワーをあびてパンツ姿でうろうろしてると窓の外から「ズズズ・・・キュッキュッ」というミョーな物音が!はじめは気にしてなかったんだけど、だんだん近づいてくるので、な、なんだ!?と窓に近づいてよ〜くみてみると、なんと人が張り付いている!どうやら窓拭きの人らしい。夜景を見るためにブラインドを全開にしてあったのがいけなかった・・・。気づいてみれば私はパンツ一丁。こ、これはやばい!とあわててブラインドをおろした。シャワーから出た彼にそのことを報告すると、「なにいってんの、マジックミラーになってるから向こうからは見えないんだよ」と言われてしまった。もしそうだとしても、窓に張り付いてる人がいるのに、部屋の中で平気でパンツ一丁の女・・・それも変じゃないか!?(翌朝、もちろん窓はピカピカだった。)

 

【5月10日 2日目】
(朝から食べ過ぎ)
 朝7時ごろ起床。昨日あんなに食べたのに、おなかすいた!!と早速バフェに直行。ルクソールのバフェは地下にあって、落ち着いた雰囲気。料理も私の好みにぴったり!果物とサラダが種類豊富なのがよかった。菓子パンも何種類かあって、ちょっと甘すぎたけど、なかなかおいしかった。オムレツもリクエストして焼いてもらう方式で、おいしい!結局、何皿もおかわりしてしまった。サラダだけでも大皿2皿分。たぶん彼の倍は食べた(絶対食べ過ぎ)。

(ファッションショー・モール)
 バフェを出てそのまま、外に出る。いい天気だけど風が強い!なんかものが飛んできそうなくらいビュンビュン吹いてる。今日はさすがに歩く気がしなかったので、バスに乗ってトレジャーアイランドまで。
 まだ歩いてる人もまばら。なのでおもいっきり写真を撮りまくる。しばらくブラブラしたあと、ファッションショー・モールへ。キャラクター好きの私たちとしては、さっそくおもちゃ屋さんへ。ザ・シンプソンズ好きな彼は自分が持っていないフィギアをみつけて大喜び。日本で買うと2000〜3000円するフィギアが、こちらではなんと6ドル99。私は「POWER PUFF GIRLS」というかわいめのキャラをみつけた。日本のアニメビデオが種類豊富なのもうけた。ドラゴンボールフィギアとかTシャツとかやたらとあったけど、アメリカではそんなに人気があるの?あと、デジモンも・・・。ポケモンだけじゃないのね。その他、本屋さんやその他のおもちゃ屋さんをのぞいてふらふらする。そしたらなんとシンプソンズのショットグラスが!彼大喜び。Tシャツもあったけど、さすがにでかすぎたのでやめる。私は、「MACY'S」でショートパンツを買う。18〜19ドルくらい。安い!何故ショートパンツを買ったかというと、アメリカ人になりきるため(笑)だってここでは、老若男女、行き交う人ほとんどショートパンツ。早速トイレで着替えてみたけど、なんか「へろへろ〜」という感じで似合わない。ちょっと落ち込む。そんなこんなで疲れたのでフードコートで一休み。彼はでっかいプレッツェルを食べている。げ〜うそ〜マスタードつけて食べるの?!ほんとにおいしいのか?私はそんなもの食べたくないのでレモネードらしきものを飲む。う〜ん・・・・マズイ。なんでこんな薬っぽい味なんだろ〜。思えばディズニーランドのレモネードが一番おいしかったな〜と遠い目をする私。シャーベットみたいで。そういえば、あそこで食べたピクルスも異常にうまかった。あれ以上においしいピクルスをご存じの方、是非ご一報ください。

(おまぬけ・けむ)
 ファッションショー・モールを出た私たちは、ミラージュへ向かうことに。楽しみにしていた「シークレット・ガーデン」に行くため。でもまっすぐ行けるわけがなく、やっぱりカジノで足止め。私は例によって5セントマシンを探す旅に出て、彼はポーカー(もちろんマシン相手)。そしたらけっこうあたって、わりと長く遊べた。彼は10ドルくらい儲かったらしい。わ〜、よかったじゃん!と喜んで、ふと手元を見たら何故か彼は手ぶら。
「あっ、あんた、荷物どうしたの!」「し、しまった〜!」
なんと、彼はおまぬけにも買い物した荷物をどっかに置き忘れてしまったという。うそ〜!なんでそーなるかなーと一生懸命探すがみつからない。カジノは広いし、こんなに人多いんじゃ無理だよ〜とあきらめ、とりあえずカジノのフロントに行って、そこにいたおじさんに、片言の英語で「荷物なくした!とどいてないか?」と尋ねる。「どんな荷物か?」といわれ、彼は「グレイビニールバック・・・」などとつぶやく。いやあんた、あれはグレーじゃなくてホワイトでしょと私が言ったりして、もうなにがなんだかわからない。「シンプソンズフィギア、イン!」と思い出したように彼が答え、おじさんが出してきたものは・・・まさしく私たちの荷物!いや〜、奇跡でしょ奇跡。パスポート見せろとか言われるかなと思ったら、サインしただけでOK。「サンキューベリーマッチ!」と何度も言いながら立ち去る私たち。さぞおまぬけな日本人に見えただろうなぁ・・・。思うに、袋の中には金目のものがまったく入っていなかったのがよかったんだと思う。シンプソンズのフィギアとか本とかだし。たぶん子供の荷物だと思ったんだろう。なんにせよ、ほんとにラッキーだった。きっとこれで運使っちゃったから、カジノでは大当たりは望めないけど、いいよね!とうなずきあう。みなさんも、くれぐれもカジノに夢中になって荷物を忘れないように・・・って、忘れたのは彼くらいか?
 「シークレット・ガーデン」に向かうが、この日はホワイトタイガーがいないというので、明日また来ることにする。

(ベルツ)
 じゃあどうしよっか〜。ベルツにでも行く?ということで、バスに乗って、ベルツへ向かう。ベルツに行くには301から303へ乗り換えないといけない。バケーションビレッジで相当待たされる。さすがに前みたいに歩いていく気にはなれないので、おとなしく待つことにする。ほんっとにこの日は風が強くて、砂がバシバシ目に入って痛い!バスを降りてすぐベルツに駆け込んだ。 私はこの旅行でカプリパンツをはいていて、絶対に足下はサンダルじゃないとかっこわるい!と思っていたのに、彼に「またいっぱい歩くんだからスニーカーにしな!」と怒られて(おかんみたいだ)、しぶしぶスニーカーをはいているのだ。だから、せめて歩かないときだけでもかわいいサンダルをはきたい!ということで、靴屋へ向かう。なんせ種類が多くて、靴屋だけでも6、7軒あるから見て回るのが大変。安いところは安くって、8ドルとかいうサンダルもあってびっくり(でもデザインがギンギラギンだったけど)。結局買ったのはグリーンの細いストラップのフラットサンダル。45ドルくらいだったかな?なんかイタリアのメーカー品だったみたいで、後日なんかの雑誌を見てたら名前が載ってたので、ちょっと得した気分。彼もスニーカーを買うと言っていたのに、あまりいいデザインがなかったらしく断念。その代わりナイキで靴下を買っていた。
 ベルツってほんとに安くて、台所用品とかビタミン剤とかもアウトレットなので地元民らしき人たちがけっこういた。キッチン用品のお店に銀食器が50%OFFとかで売られてるのも、おもしろかったなー。ポップコーンを食べて一休みしたあと、別館へ移動。カルバン・クラインに入る。そういえば下着の数足りないんだよね、洗うの面倒だから買っちゃおうということで、お互いに下着を買う。ブランドものといってもお値段は普通よりお安い。1枚6,7ドル。彼の下着、日本では同じ物がセールでも1000円はしたので、これはお得。彼いわく、カルバン・クラインの下着はてろてろしててはきやすいらしい。色・デザインはイマイチなのもあったけど、まあパンツなんて多少ださくてもいいさ。なにげな〜く店内を見て歩いていると、さっき買ったサンダルに似合いそうな黄緑のスリップワンピースを発見!なんか子供用らしくてちっちゃかったけどLだったら入りそうだ。お値段も29ドル99!こりゃ買うしかないでしょ。そんなわけで、ベルツでは、私ばっかり買い物しちゃって、彼はパンツと靴下しか買わなかったのでした(笑)

(英語もっとまじめにやっとけばよかった〜)
 帰りもまたバス待たされるのか〜と思うとウンザリ。いーよいーよ、大した距離じゃないんだからタクシー乗っちゃおうと、ルクソールまでタクシーで。タクシーの運ちゃんが一生懸命話しかけてくれるんだけど、こっちは全くわからん。しょうがないので必殺技「I can't speak English,sorry!」とやったら、静かになった。こんなときしゃべれたらなぁ〜学校でもっとまじめにやっとくんだったよとほほ、運ちゃんごめんね。と心の中であやまる。降りるときになって、運ちゃんがドアを指さしながらなにやら言っている。どうやら「風が強いから指はさまれないようにしな」みたいなことを言っているらしい。「オーケーオーケー、サンキュー」と言いながら車を降りる。いい人だったな〜。ちなみに、アメリカでは「ルクソール」と言っても通じない。「ラクソー」と発音しなければわかってくれないのだ。あ、しってました?私たちはしりませんでした(笑)

(バタンキュ〜)
 部屋に着いたのが4時ごろ。荷物を置いてちょっと休んだら出かけるはずだったのに・・・。次に目覚めたのはなんと夜中の12時。しまった眠っちゃった!いろいろやることあったのに!と後悔しても遅い。くぅわ〜なんでねちゃったのさ!とお互いに責めるが、しょうがない。しょっぱなからとばしすぎた報いだ。とにかく、おなかがへってしょうがない。昼ご飯も食べてないのだ。かといってバフェもあいてないし・・・とガイドブックを見ていたら、「ピラミッド・カフェ」が24時間営業と書いてあるじゃないか!さすが眠らない街・ラスベガス。こりゃ行くしかないと、急いで下に向かう。

(真夜中のカジノ)
 ピラミッド・カフェはカジノと同じ階にあって、夜中だというのに客はそこそこ入っていて、にぎやか。私たちは食べられるものならなんでもいいや、と目に付いたハンバーガーを注文する。変な時間に寝て、しかも起きてすぐだからか、意外と食欲がわかない。あんなにおなかすいてたのに、残してしまった(あんまりおいしくなかったってのもあった)。
 せっかくだからカジノしてく?ということで、またもやスロット。彼はブラックジャックをテーブルにやりにいって、10ドルすって帰ってきた。私は相変わらず5セントスロットに1ドルずつ入れてちまちま遊んでいる。一時期1ドルが20ドルくらいにはなったのだけど、結局全部なくなった。プログレッシブにもチャレンジしてみるも、あえなく惨敗。ふたりあわせて30ドルくらいの負け。部屋にもどったのは3時ころ。それからシャワーを浴びて、一眠りしようと試みる。
 明日(といってももう今日)はデス・バレーだ。

 

【5月11日 3日目】

(朝日のルクソール)
 結局眠れなくて、部屋の窓から朝日を見る。遙か向こうの山からオレンジ色の朝日が昇ってくる景色は、もう素晴らしいの一言。マッキャラン空港から飛びったった飛行機が朝日を横切って、さながら一枚の絵のよう。しっかり写真を撮った。せっかく早起き(?)したんだから、昨日寝てしまった分をとりもどすべく、朝日のルクソール&マンダレイ・ベイを見に行くことにする。外に出ると今日も風が強くて、半袖じゃちょっと肌寒い。オベリスクの前で写真を撮っていると、歩道でダンスの練習をする若い女の子の集団が見えた。朝早いっていうのに、大変!でもこうやってプロになっていくのかなぁと思うと、ん〜、アメリカンドリームを感じる。

(また食べ過ぎ。)
 ピラミッドやスフィンクスの写真をひとしきり撮ったあと、バフェへ。ルクソールのバフェは、昨日食べて以来すっかりお気に入り。果物とかサラダを山のように盛って、3皿くらいは軽く食べてしまった。もちろんワッフルは生クリームたっぷり。ソーセージもおいしかった!パンプディングも絶品。彼は相変わらず私の半分くらいしか食べない。つうか、私が食べ過ぎ? 

(迷子になる)
 集合の時間までまだ1時間くらいあったので、スロットをやる。何気なくやっていたら、もう行かなきゃというときに300枚ほど当たってしまう!とりあえずキャッシュアウトしてみるものの、5セントマシンなのですごいじゃらじゃら細かい!(なんせ全部5セントコインだからね)両替しなきゃと思っても、こんなときに限ってカウンターに人がいない!でももう集合時間だからいいやっとりあえずバックに入れちゃえ!と、5セントをじゃらじゃらバックに流し込む。お、重い。でもそんなこと言ってられないので、とりあえずロビーに急ぐ。あと5分!!二人とも大の方向音痴ぶりを発揮して、なかなかロビ−まで着けない!なんせここはピラミッドの中、でもロビーは新館なので、全然地理を把握してないし、地図を見てもさっぱりわからん。うわ〜でも時間に遅れたらやばいよ〜!と、重いバックをじゃらじゃらさせてピラミッドの中を走り回る。
 はっきり言って、たどり着けたのは奇跡。どこをどうやって来たのか全くわからない。とにかく、ギリギリセーフ。待っていたHISのお兄ちゃんは、「いや〜ここ迷いやすいですからね〜」とニコニコしてて、とりあえずほっとした。 

(デスバレー〜バッド・ウォーター)
 今回のツアーに参加するのは、先に乗っていた初老の夫婦と私たち、2組だけだった。ガイド兼運転手のお兄ちゃんは、気さくでなかなかいい人。同乗することになった夫婦も楽しい人たちで、もう何回も海外旅行しているとのこと。おじさんに「新婚旅行かい?」と聞かれ、私は「う〜ん、まあ、そうじゃないんですけど」とか曖昧な答え方をしたので怪しまれたかも(笑)
 車を走らせること1時間。ラスベガスを出るとそこはな〜んにもない荒野。1,2時間ほど走ったところで「Death Valley National Park」の看板が。ここが入り口だという。そこからさらに走って、海抜マイナス85メートルという「バッド・ウォーター」へ到着。一面真っ白に見えるのは、すべて塩だというからおどろき!!どこまでいっても塩、塩、塩。ちょっと掘ってなめてみると、確かにしょっぱい!それにしても今日はほんとに風が強い。灼熱地獄と言われるデス・バレーも長袖が必要なくらい寒い。「このくらいの時期だと、通常は半袖でも暑いぐらいなんですけどね〜」と、ガイドのお兄ちゃんも首をかしげている。観光客もまばら。ガイドさんは外人のおばさんに頼まれてシャッターを切ってあげている。「メルシー」といわれながらこちらにもどってきたので、「さっきの人、フランス人ですね」と言ったら「いや〜、なんでかフランス人とかヨーロッパの人って、デス・バレーが好きなんですよね〜」と言う。しかも暑いときほど行きたがるんだそうだ。う〜ん、なんで暑いところが好きなんだ、フランス人?じゃあ今日は寒いからさぞかしがっかりだろう、フランス人。

(デビルズ・ゴルフコース)
 「バッド・ウォーター」をあとにして、次に訪れたのは「デビルズ・ゴルフコース」という場所。ここも塩なのだが、灰色に堅く結晶していてゴツゴツしている。至るところに丸い穴がポコッとあいていて、確かにゴルフボールにぴったりの大きさ。歩いていると、白い結晶が見えているところがあった。おそらく観光客が割ったんだろう。せっかくだから、真っ白で綺麗な結晶のかたまりを持って帰ることにした。キラキラ光って、まるで宝石の原石みたい。なめてみるとしょっぱいので、これもやっぱり塩。彼が、「ちょっとちょっと!」と呼ぶので何事かと思って行ってみると、足下にはゴルフボールが!きっと誰かが洒落っ気を出しておいてったんだろうけど、だいたい、こんなところまでゴルフボール持ってくること自体が偉いでしょ。それとも、ほんとに誰かがゴルフをしたのかも!?

(マッシュルーム・ロック)
 「時間があるから」といって、ガイドさんが案内してくれたのが「マッシュルーム・ロック」。なんてことはない、ただの岩なんだけど、風化して根本のところが細くなって、マッシュルームというよりは木みたいな感じ。ちょっとかわいらしかった。 

(お昼ご飯は・・・)
 お昼どきになり、ファーニス・クリークという中心地にやってきた。ここはホテルなどの施設が何軒か建っていてにぎわっている。椰子の木みたいなのも植わっていて、なんかデス・バレーじゃないみたい。もこのツアーはお昼付きなので、「きっとこの中のどこかのレストランで食べるんだろうな〜」と思っていた。しかし「みなさん、お昼ご飯ですよ〜」とガイドさんが出してきたのは、「ハイ!幕の内弁当とウーロン茶です」ときたもんだ。ああ〜〜そうくるか〜〜!そういわれてみれば、あのクーラーボックスがあやしかったんだ・・・。「じゃあ、各自で食べてくださいね〜」と言いつつ、ガイドさんはどこかへ消えてゆく。・・・自分だけステーキ食ってんじゃないだろうな〜とちょっと疑いつつ、まあウーロン茶飲めるからいいか〜と開き直り。コメも食べたかったんだよね〜なんつって。一緒のツアーの夫婦の奥さんは、「私こうみえてもおてんばだったのよ〜ほほほ」と言いながら木に登って、二人してそこの切り株の上に腰を下ろして食べていた。なんか、すごい人だと思った・・・。私たちはちょっとそれは真似できないので、木がベンチのようにして並べてあるところに座って食べた。よもやデス・バレーで幕の内弁当を食べることになろうとは・・・。久しぶりのウーロン茶はおいしかったけど。
 時間がまだあったので、おみやげ屋さんをのぞく。私の大好きな石がたくさんあったのでうれしかった。(私は大の石好き。)彼は「デス・バレー」のマグ、私は石をいくつか買った。

(ザブリスキー・ポイント)
 そんな悲喜こもごものご飯のあと、「ザブリスキー・ポイント」へ。デス・バレーの山々(の一部)を一望できるポイントだ。グランドキャニオンとかに比べると派手さはないけど、「なんにもないすごさ」みたいなものを感じた。あるものは砂と岩、風の音しか聞こえなくて、どこまで行っても同じ景色・・・。私なんかは脳天気なので「おお〜!」としか思わないけど、感受性の強い人とかだったら、この谷の「すごさ」をもっと、肌で感じることができるんじゃないかな?なにか、人に強い影響を与えそうだ。この景色は。ここに落ちていた主な石は、石というより石灰で、クリーム色をして平べったかった。ほかにも黒・白・茶色が混じった岩のかけらとか、真っ白でキラキラしている石とかがあって、ほんとにおもしろかった。(もちろん拾って帰った)

(まずいお茶)
 デス・バレー・ツアーも終わりに近づき、帰りに休憩所(ガソリンスタンド)に寄った。のどが乾いたので飲み物でも買おうと探していると、コーラやサイダーにまぎれて、緑茶とウーロン茶を発見!なにしろアメリカって国は甘くない飲み物を探す方が難しい。普段お茶とかウーロン茶ばっかり飲んでる私たちにとっては、サイダーとかコーラは少々食傷気味。やった〜お茶だ〜!と買って飲んでみると・・・「げ、甘い〜〜!」なんと、その緑茶とウーロン茶には、砂糖が入っていた。お茶にまで甘みを求めるとは・・・おそるべしアメリカ人。あんまりまずいので、記念にボトルを持って帰ってしまった(中身は植木にあげた・・・)。というわけで、みなさん、旅先で「Diet Green Tea」や「Oolong Tea」を見つけても、日本の緑茶やウーロン茶と同じだとは思わないように、気をつけてくださいね・・・。

(ホワイトタイガーとご対面)
 帰りはミラージュで降ろしてもらう。楽しいツアーだった。みんないい人だったし。ガイドのお兄ちゃんと同乗してた夫婦にさよならを言い、私たちは「シークレット・ガーデン」へと向かった。もちろん、昨日見られなかったホワイトタイガーを見ることが目的!まず、入るとイルカの生態の説明を受けた。当然英語だったのでようわからんかったが、だいたいのことはつかめた。水中からプールをのぞけるようになっていて、イルカが水中で遊んでいる姿が見られたりして、なかなかおもしろかった。でもやはりメインはホワイトタイガー!ほかのヒョウやタイガーがごろごろしているのに対して、ホワイトタイガーはしょっちゅうウロウロしてて、サービス精神満点!おかげで結構間近でベスト・ショットが撮れた。でも、一緒に写真を撮ってもらおうとタイガーに背を向けたとき、背後で「グルルル・・・」とか言ってたのは最高にこわかった。こんなのに襲われたら絶対勝てないだろ!(大山倍達以外・・・) 

(Easy come Easy go)
 「シークレット・ガーデン」を出た後、そういえば、行きにじゃらじゃら出した5セントがバックの中に!と思い出し(もうすでに重さに慣れていた)、 ミラージュのカジノでもう一山当てるべくスロットに向かう。もちろん、あっという間に全部すった(笑)まー、ギャンブルなんてこんなもんだよね、Easy come Easy goだよ〜と、でもちょっとがっかりしながら、プラプラ歩いてベネチアンの「グランド・キャナル・ショップス」へ向かう。

(グランド・キャナル・ショップス)
 ここのモールは何か買うためというより、ウインドウショッピングをするためのところだな〜と思う。なにしろ工芸品とか、ガラス細工とか、高価な葉巻とかたばこ入れ・ライターや骨董品・・・。別にほしくないけど(買うお金もないし)目には楽しい、というものばっかりだから。中でも骨董品屋さんはおもしろかった。一応10〜20ドルのこまごましたものも売ってるんだけど、「え!これケタが違うんじゃないの!?」という竜の置物なんかがあったりして、まったく誰が買うんだろう、という感じ。お金のありあまってる方は、ここででっかいブロンズ像なんて買っちゃって散財しちゃうのも楽しいかも。(そうか?)あと、ここには「セフォラ」(コスメ&香水ショップ)があって、ちょっとのぞいてみたいな〜と思ってたんだけど、なんかめんどくさいのでやめる。日本にもあるし。でも、今度、機会があったら行ってみたい。 

(ダウンタウン〜ゴールデン・ナゲット)
 そろそろ日も傾いてきたので、ダウンタウンへ「フリーモントストリート・エクスペリエンス」を見に行くことにする。バスに乗ってダウンタウンへ向かう。遠い!渋滞してるってのもあるけど、なんかなかなか進まない気がする。着いたら、もうすでにあたりは薄暗い。ショーはまだはじまらないみたいなので、おみやげ屋さんやホテルをうろつくことにする。私はでっかい金塊が見たかったので、「ゴールデン・ナゲット」に入る。例によってカジノにつかまってしまう。私は相変わらず5セントスロット。1ドルでこんなに遊べるなんて、5セントマシンよありがとう!(実際には20ドルくらいすっちゃったんだけどね)ダウンタウンのホテルには1セントスロットがあるらしいと聞いたので、探したのだが、なかった。きっともっと奥の方のホテルなのかな〜。そうそう、ここのホテルのトイレの前のソファはすごく座り心地がよかった(どうでもいいか・・・)。

(フリーモントストリート・エクスペリエンス)
 通りに出ると、ちょうどショーがはじまるところ。このショーばっかりは実際にみないと、素晴らしさがわからなかった!ほんっとにすごかった!雑誌とか、テレビとかで見るのとは迫力が全然違う!すごく感動した。数パターンあるらしかったが、私たちが見たのは2パターン。もっと見ていたかったけど、眠いし・・・。バスに乗って帰ることに。しかしバス停がどこにあるかわからない!全然検討違いのところで待ってたら、マウンテンバイクのお巡りさんが来て「ここじゃないよ、あっちだよ」と教えてくれる。え?あっち?と指さされた方に歩くが、なんかそっちはコワイ雰囲気。でもお巡りさんはあっちって言うし・・・とおっかなびっくり歩いてたら、ちゃ〜んとバスが止まっていた。ほっ。いつものCATのバスじゃないからわからなかったのだ。 

(モータウン・カフェで夕食)
 バスに乗れてほっとして、うとうとしかける。寝ちゃいけない!と思うんだけど、さすがに限界。はっ!と気づけばニューヨーク・ニューヨーク。「あっやばい!降りなきゃ!」とあわてて降りたのはいいけど、しまった〜こんな手前で降りちゃった!もう歩くのやだよ〜と思ったけど、ここからバスに乗るのはしゃくだし・・・。そういえば、晩ご飯食べてないんじゃない?と気づく。せっかくここで降りたんだから、ご飯食べてこうと「モータウン・カフェ」に入る。二人ともビールとハンバーガーを頼む。なんかだんだんアメリカ人っぽくなってきたな〜。なにしろびっくりしたのが、彼のポテトが何故かサツマイモだったこと。私のは普通のジャガイモだったのに、何故サツマイモ?う〜ん、謎だ。味の方はイマイチだったけど、雰囲気は楽しめた。テーマレストランってこういうもんかも知れない。

(ニューヨーク・ニューヨーク)
 疲れてて眠いのに、足は自然にカジノに。ニューヨーク・ニューヨークは入るのはじめて。ホテルの中なのに、街中にいるみたいな内部がおもしろい。マンホールの蓋からは蒸気が立ちのぼっていて、本物のニューヨークみたい(行ったことないけど)。トイレも洒落ていた。 私と彼はそろって5セントマシンへ。ニューヨークのスロット(名前は忘れた)で、上にモニターがついていて、ある目がそろうとタイムズスクエアのカウントダウンがはじまる(=ボーナスね)というやつをやった。私は相変わらず全部すったが、彼は200ドルの大当たり!彼が言うには、ちょっともうかっていたのでもうやめようと思って「キャッシュアウト」を押したつもりが「マックスベット」を押してしまったとのこと。そしたらたまたま当たっちゃったというわけだ。くぅ〜いいな〜!そういえばこいつ前行ったときも100ドルくらいもうけてたよな〜、と、私はかなりくやしい。私も当たってみたい!コインが足りなくなってカジノの人を呼んでみたい!とがんばってみたけど、全然だめだった〜。20ドルくらいすった。帰り道、もう歩きたくなかったので、エクスカリバーからモノレールに乗ってルクソールに帰ることに。しかーし!なんとモノレールはルクソールを素通りしていくではないか。結局、マンダレイ・ベイから歩くはめになったのだった。 

(長かった日も終わる)
 ルクソールに帰ってきて、カジノを少々やるも疲れちゃって、集中力がなくて続かない。部屋に引き上げる。シャワーを浴びて、バタンキュ〜。

 

【5月12日 4日目】

(マンダレイ・ベイのバフェへ)
 朝6時半ごろ起床。朝から隣のマンダレイ・ベイにバフェを食べに行く。料理の種類とか味はルクソールとあまり変わらなかった。私としてはルクソールのほうがよかったかな。バフェ内は広々として明るくて、まさに南国のリゾート。落ち着いて食事をすることができた。やはり、軽く3皿は平らげる。おそるべし私の胃袋。今日はラスベガス最後の日。思いっきり楽しむぞ!

(白い壁の秘密)
 マンダレイ・ベイからモノレールに乗って、エクスカリバーへ。遠くから見るとおもちゃっぽいけど、近くで見るとちゃんとお城だからすごい。入り口のところでおじさんが壁にペンキを塗っていた。なるほど、こうやって白く保ってるのか〜と、ちょっと裏舞台をのぞいたような気になる。壁には、そこらじゅう「Wet Paint」と張り紙がしてあって、デンジャラス。よろめいたらあっという間に真っ白になっちゃいそう。カジノでスロット少々。

(マンハッタン・エキスプレスに挑戦)
 朝一番にマンハッタン・エキスプレスに乗ることを決意。ガイドブックでは「荷物はあずける」と書いてあったのに、そのままコースターに乗り込むことに。いいのかな〜?飛んだりしないかな?とちょっと心配。バックをしっかりと小脇にかかえる。もともとそんなにジェットコースターとかが得意じゃない彼は、顔面蒼白。しかもしっかりと締めつけられていないので、お尻が浮いてしまうのもコワさ倍増。「あんな子供も乗ってるんだからヘーキだよ〜」と言うが、耳に入らないご様子。出発すると、コースターはどんどん上にあがっていく。「もうここらへんでいいよ〜」と弱音を吐く彼。もちろん止まるはずもなく、最上点までいって一気にストーン!この日も風が強くて、ボボボボ!と顔面に風があたってくるので、景色を楽しむというよりは風との戦いだった。終わるころにはもうクラクラ。彼は抜け殻のようになっていた。今度は風のおだやかな日に乗ってみたいもんだ。

(再びNW・NWのカジノへ)
 昨日彼が当たったので、もう一回ニューヨーク・ニューヨークのカジノで遊ぼう!ということで、少しスロットをやったが、はずれ〜。そう簡単にお金は増えないものなのね。それにしても、今まで見たホテルの中では、ニューヨーク・ニューヨークが一番エキサイティングだと思う。外見も内部もごちゃごちゃしてるけど、他のいかにもリゾートって感じのホテルにはない、アメリカらしいパワーを素直に感じるからだ。いつか泊まってみたいな。

(MGMグランド)
 金のライオン像がずっと気になってて、でも近くで見る機会を逸していた私。ついに真っ正面からご対面。いや〜デカい!おもしろい!ライオン像だけでこんなに人をよろばせるなんて、さすがラスベガス。ライオン像を思う存分堪能したところでホテルの中へ。ガラス張りになっているスペースの中には本物のライオンがいた。係りの人はエサを持って歩いて、ライオンをぐる〜っと一周させていた。いつもこんなに大勢の人たちに見られてて、ストレスはたまらないんだろうか?ちょっと心配。ガジノを一通りぶらついたあと、迷うといけないので、早々に外に出る。 

(エブリシング・コカコーラ)
 MGMのお隣、巨大なコカコーラボトル「エブリシング・コカコーラ」へ。店内はこれでもか!というくらいコーラづくし。やっぱビンコーラ飲まんといかんだろう!ということで、二人でコーラを飲む。1本50セント。ビンコーラがおいしく感じるのはなんでなんだろう?缶コーラってどうもおいしくなくて、半分くらい残しちゃうけど、ビンだとサイズもちょうどいいし。飲み終わったビンを1本持って帰った。ショップ内では、自動販売機の形をしてて、コインを入れると「ガコッ!シュワ〜」と音が鳴る貯金箱を買った。かなり楽しい。見ているだけで楽しいので、おもしろいグッズやアメリカンな雑貨を探してる方は一度のぞかれてみてはいかがでしょう?
 そのあとスーパー(Walgreen)へ寄る。特に買うものもなかったんだけど、入ってみるといろんなものが売っていて楽しかった。化粧品なんかも日本の3分の1の値段(しかも定価)で売ってたりする。マスカラとベースコート、パッチンどめを買う。全部でも11〜12ドルくらい。安い。日焼け止めとかも種類豊富で、なんも持ってこなくてもここで用が足りちゃうかも。と思った。

(タダより高いものは・・・)
 スーパーの近くにあるおみやげ屋さんをぶらついていたら、日本の名前のお店を見つけた。興味本位で入って店内を見ていると、「本店まで無料送迎いたします(ハードロック・ホテル近く)」との張り紙を発見。ハードロックホテル行きたかったんだよね、こりゃちょうどいい〜とお店の人に頼む。5分ほど待つと、お迎えの車が。車に乗ったあと、「・・・お店の車に乗っちゃったんだから、やっぱお店の中に入らないとダメだよね」「ちっちゃいお店だったらどうする?なんか買わないと出られない、みたいな・・・」という不安が。案の定、「本店」はちっこいお店だった。しかもお店の人がお迎えに出てくれてるし・・・。「やっぱり・・・」まあ、でもなんかいいもの売ってるかもしれないし、と気をとりなおしてお店の中へ。店内はブランドものばかり。実を言うと私、あんまりブランドものに興味がないのだ。もちろん好きなメーカーはあるけど・・・バッグ一個でン万円も払うんだったらその分うまいもの食べたほうがいいという食い意地の張った(笑)、ブランドの価値がわからん人間なので、う〜ん、この店に来てなにを買う!?彼はというと、ベルトを見ている。香水も何種類かあったので、きっと彼がなんか買うだろう、と安心(彼は香水好き)。店員の女性(日本人)は、ま〜よく笑ってよくしゃべる人で、迫力満点だった。黙ってる時間は5秒もなかったんじゃないか・・・という感じ。彼は、ベルトを買うらしい。アルマーニのやつ。定価はしらんが、日本で買えば2、3万はするんじゃないかな?買わなきゃな〜とは言ってたので、このくらいの値段だったら安いもんだ。香水も見ていたが、イマイチお気に入りのがなかったようだ。結局、ベルトと箱入りチョコレートを2個購入。あわせて80〜90ドルくらいだったから、まあこんなもんだろう。「いや〜せっかくここまで来たので、ハードロック・ホテルも見に行こうかと・・・」と言うと、帰りも送ってくれると言うので、荷物をあずけてハードロック・ホテルへ向かう。

(大量の豚肉・・・)
 まずはお昼ご飯を食べにハードロック・カフェへ。 なんたってロック好きの彼は、もう大興奮。彼はハンバーガー、私はポークのサンドイッチみたいなのとハードロック・アイスティー(お酒。甘くておいしかった!)を頼んだ。ポークのサンドイッチっててっきり、中にポークの一枚肉がはさまれてると思いきや・・・運ばれてきたのを見ると、なんとほぐしてある肉が大量にパンの間にはさまれているじゃないか!これはムリ。全部食べられるわきゃない。案の定、半分くらい残してしまった。だって、あんなに肉入ってると思わないよ〜!味の方は・・・。モータウン・カフェに負けず劣らず、ってとこかな・・・?おなかがいっぱい(すぎる)になったので、隣のホテルへ。 

(ハードロック・ホテル)
 入るとまず、ミュージシャンの衣装とかギターが陳列してあって、彼は大はしゃぎ。元プリンス、カート・コバーン、エリック・クラプトン、サンタナ、ガンズ・・・と、一緒に写真を撮りまくり。私もグーグー・ドールズとブリトニーの衣装の前で撮ってもらった。なんたってそういう、ギターとか衣装、ゴールドディスクの飾ってある量がハンパじゃなくて、見てるだけでかなりおもしろい。スロットもやっぱりジミヘンのとかあって、彼は密かに隠し撮りをしてた。せっかくだからなにか記念に買おうと、彼はロゴ入りのジッポ、私はうす紫のキャミソールを(どこに着て行くかは不明)。

(終わりよければすべてよし)
 お店にもどると「遅かったじゃな〜い」と言われる。そりゃそうさ、ほんとはハードロックのほうがメインだったんだもん・・・と言いたいけどそういうわけにはいかん。「じゃあお迎えの車呼ぶわね」と店員さん。店内にはもう一組の客が。一緒に車に乗ってここを出るらしく、彼ら(カップル)はほんとにこの店だけが目的だったらしい。君らは正しいよ。帰りは、その送迎車でルクソールまで送ってもらう。まあ、結果的にはベルトも買えたし、送り迎えしてもらったし、ハードロックにも行けたからよかったな〜。終わりよければすべてよし、さ。 

(デジモン人気におどろく)
 とりあえず部屋に戻って、荷物を置いて一休み。テレビをつけるとなんとデジモンをやっていた。お〜、やっぱりデジモンも人気あるんだ〜とやけに感心してしまう。なんか、声優がやけに下手だった気がするけど・・・(笑)
 今夜は「ジークフリード&ロイ」のショーを見に行くので、一昨日買ったサンダル&ワンピースに着替えることにする。 

(ジークフリード&ロイ)
 バスに乗ってミラージュへ。時間までしばらくスロットをやって、シアターに入る。噂通り、中は冷凍庫!カーディガン持ってこなかったら凍えそうだ。席はかなり後ろの方で、ステージからはかなり遠い。でも見えないわけじゃないので、それほど不満ではない。そもそもチケットとれただけで満足だし。一緒のテーブルになったアメリカ人夫婦は、もういい年(40代くらいか?)なのにいちゃいちゃしてばっかいた。いや、いくつになっても仲がいいのはいいことだけど、目の前でされると・・・目のやりばに困りますな。あとテーブルの下でガンガン足振り回すのもどうかと・・・。なので、私たちも対抗して、日本語でアホなことばかり言っていた。しばらくしてもう一組、今度は老夫婦が席に着いた。「ドリンクはタダなの?」みたいなことを聞いてきたので、「チケットの中に含まれてます」と言ったが、通じなかった。こんな簡単な英語すら通じない私たちって・・・。ある意味、すごい。寒いのに加えて、2ドリンク付き。私はオレンジジュース、彼はワインを頼んで、一杯ずつ交換する。寒いのであんまり飲みたいと思わない。ドリンクいらないからチケットもっと安くしてくれ〜って感じだった。ショーの内容はとてもおもしろかった。こういうショーとかマジックとかを実際に見るのははじめてだったので、余計にそう感じたのかもしれない。今度見るんなら、もっと前で見たいな〜、と思ったのだった。それにしても、テーブルが横を向いているので、ステージを見るには体を斜めに向けなくてはならず、首・腰・肩が痛くなってしまった。 

(無料ショー三昧)
 ショーが終わり外に出ると、火山噴火の真っ最中。前はストリップ側から見たけど、今回はミラージュ側からなのでちょっと近い。終わりのほうだったらしく、すぐ終わってしまったので、トレジャー・アイランドの海賊船ショーを見に行くことに。このショーは前も見たことがあるので、特別新鮮なおどろきはなかったものの、やっぱり派手でおもしろかった。無料ショーでいえば、フリーモント・エクスペリエンスの次におすすめ。

(ラスベガス最後の夜景)
 そのあとフォーラム・ショップスに行ってなにか食べようとしたけど、さすがに疲れちゃってお店に入る気がしない。あまり食欲もない。チーズケーキ・ファクトリーでコーヒーとチーズケーキを買って、ホテルで食べることにする。疲れが限界だったのでバスに乗る気もせず、シーザーズ・パレスからタクシーに乗って、ルクソールへ帰る。部屋に戻って、ピラミッドからの最後の夜景を堪能しながら、ケーキとコーヒーをいただく。
 いろいろあったけど、とっても楽しいラスベガスだったね、とうなずきあう。結局、カジノでは、二人あわせてトータルで100ドルくらいの負け。

 

【5月13日 5日目】

(また迷子)
翌朝、集合はなんと7時25分。なので朝1番で、最後の朝バフェ。やっぱり2、3皿はたいらげてしまう。余裕を持って部屋を出たはずなのに、やっぱりロビーまで迷う。今度はスーツケース持ってるから大変。どうにか集合時間ギリギリ間に合う。バスに乗って、空港へ。

(さよならラスベガス)
 飛行機の時間までまだ随分あるので、空港内のお店でお買い物。彼はミラージュのロゴ灰皿(やはりいろいろ思い出があるので(笑))、私はかわいい犬のぬいぐるみを買う。最後のあがきでスロットもしたけど、全滅。記念に空港のスロットの1ドルコインを持って帰る。どれひとつとっても、ほんとに楽しいラスベガスだった。そうしょっちゅうは行けないと思うけど、まだまだやってないこともたくさんあるし、また何度でも行きたい!そしてあわよくば結婚式もラスベガスで・・・できたらいいな〜。

 

・最後に・・・読んでくださったみなさまへ

こんなに長い文章を最後まで読んでくださって、どうもありがとうございました。余計なことも書いてしまって、おそろしく長くなってしまいましたが、なにかの参考にしていただければ幸いです (^-^)。私たちは小心者で、ギャンブルに一気に1000ドルとか2000ドルとかつぎこめるほうではなく(100ドルもムリ)、むしろ「この1ドルで長く遊べればいいな・・・フフフ」という感じなので、なんかチマチマしたやり方で楽しいのか〜?と思われそうですが、とんでもない。カジノもとっても楽しめました。ラスベガスという街は、本当にいろんな楽しみかたがあるんだなと思います。大自然でアクティブに過ごすもよし、カジノで一晩中スロットをまわすもよし、食べ歩きもよし・・・まだまだやりたいことはたくさんあります。(特に食べ歩き・・・(笑))
 みなさまがよいご旅行をされることを、心より願っております。また、このつたない旅行記を掲載してくださったまさしさん、どうもありがとうございました! 

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