悟空さん&たんぽぽさんのラスベガス旅行記
(1999/9/8〜9/15)

第3回 悟空&たんぽぽ「べガス珍道中」

1日目 1999年9月8日

<出発前に>
 これまでは旅行と言うと、ダ○キンサービスを頼み、半日ががりで掃除(4万円もする)をしてもらっていましたが、さすがにもったいないので、今回から分担して自分達で大掃除をしました。プロのようにはいかないものの、まあまあの出来でした。
「荷造りも終えたし、部屋もきれい。これで飛行機が墜落して親がここへ来ても、恥をかかなくて済むわ。」などと考え、一路関空へと向かったのでした。

<関空にて>
 荷物は事前に宅急便で送っていたので、旅は快適でした。関空は平日にもかかわらず、日本人がたくさんいました。DFSは高いので目もくれず、全面禁煙シートになった日航に備えて、ひたすらニコチン摂取をしました。ハタから見たらさぞ無気味な光景だったと思います(笑)

<ロスでのアクシデント>
 ロスの空港に着いたまでは良かったのですが、入国審査の時点で、なんと私が捕獲されてしまったのです!
私:  「確かに見た目は派手だが、法に触れるようなことした?」
審査官:「あんた飛行機の中で、入国審査の用紙記入書いてないでしょ?」
私:  「え?あれって書かないとダメなの。」
審査官:「フライトアテンダント(スッチーさん)が用紙記入してくださいって言ってたでしょ?」
私:  「あーそう言えば...」
審査官:「じゃ、あっちのブースで記入して。」
と言うことで、私以外の日本人がなんなく通過するのを横目で見ながら、記入に取りかかりました。
私:  「あれ??この漢字読めないー。いくらおバカでも、漢字まで読めなくなるとは。落ち着くのよ。」と自分に言い聞かせたものの、やはり読めないものは読めません。良くみるとそれは中国人の用紙でした。「わかるわけないやんけ〜!!」と思い、慌てて英語の用紙に記入。その間、ゲートの向こうで彼はニヤニヤ笑っています。ムッカ〜!!書き終えた頃には、私と彼だけになっていました。審査官も質問なしで、通してくれました。(ラッキー)

<乗り換え>
 ロスの空港で、JAL〜AAに乗継ぎのため、空港を移動しました。発着まで2時間以上もあるのに、慎重派の彼は待機すると言い出しました。私はDFSを見て時間を潰しましたが、これと言って素敵なお店もこのターミナルにはなく、売店が続いていると言う印象を受けました。
待つこと2時間弱。掲示板に案内が出たので、ターミナルに向かいました。乗合バスに乗って、広大な敷地を移動しました。着いてみると、そこには30人がやっと乗れるような、ボロのセスナのようなプロペラ機がありました。「え!これで行くの?」と半信半疑でしたが、乗込みました。「JALと提携しているくらいだから、それなりの飛行機でしょう。」と言う私達の期待はみごとにはずれ、揺れるわ、音はガタガタ言うわ...正直2度と乗るまいと心に誓ったのでした。次回は絶対直行便で行ってやる〜!!

<次のアクシデント>
「バッゲジスルー」へダッシュして行くと、ガラガラのターンテーブルには、私の大きなケースが哀しく回っていました。しかし、彼の荷物がありません。「えらいこっちゃ!」今度は彼がピンチです。「あんたねー旅行にルイヴィトンのバックで来るから行けないのよ。」と思いながらも、必死に2人で探しましたが、やはり見つかりません。ショックで放心状態の彼を置いて、クレーム処理のブースへ私は向かいました。
私: 「彼のバックがないの。」
係員:「どんなバックなの?」
私: 「ヴィトンのボストンバックです。」
係員:「盗難のケースよりも、もしかしたら次の便で来るかもしれないわ。あなた達どこのホテルに泊まるの?」
私: 「ベラージオっす。」
係員:「なら、見つかったらホテルに電話するからね。」
親切なおばちゃんのおかげで、なんとか約束をしてもらい、その場を離れました。
タクシーの中でも、陽気に運ちゃんと話す私とは対象的にブルーの彼。愛しのバックのことで頭がいっぱいです。

<憧れのベラージオ>
 遂に夢にまで見たベラージオに到着しました。高級高級とは聞いていたけど、客層もロビーの雰囲気もハイソな香でプーン!受付のお姉さんも美人揃いでした。到着が18:30くらいだったので、良い部屋は臨めないと思うものの、必殺裏技?で
私:「私達新婚(何回新婚って言ったかな?)なんです。このホテルは最高と聞いたので、レイクサイドビューに泊まりたいのですけど。」
彼:「レイクサイドビュー。レイクサイドビュー。」
係:「...7040の低い階で良いならあるわよ。」
 早速ビデオでお部屋を撮影しました。絵画が7枚くらい飾ってありました。部屋はベージュを貴重にとても落ち着いた雰囲気でした。ミラージュよりも広いのが印象的でした。お風呂はとても広く、セパレートでした。窓の正面には、夕焼けに染まったパリスのエッフェル塔があり、噴水が見えました。
私:「うわー。ガウンもあるよ。素敵!来て良かったね。」
彼:「...うん。」
私:「荷物のこと?なんとかなるって。せっかく来たんだし、楽しもうよ。ね?」
彼:「...うん。今日はツイてないから、外には出ないよ。」
私:「じゃあ、パリスのバフェは?」

<鍵がない!>
 説得の末パリスへ行こうと思った矢先に、
彼:「鍵がない!!」
私:「えっ!!いつも私のこと「しっかりしてない」とか言うくせに、自分でなくしてんだもん。とりあえず行こうよ。」
彼:「ダメ。鍵が見つけるまでは行かない。」
私:「もう頑固なんだから...」
なんと洗面所のタオルの下にありました。もうお腹はペコペコペコちゃん状態です。部屋から何度か空港に電話しましたが、まだ荷物は見つからないとのことでした。

<パリス>
 会議の末、20:30頃パリスに遊びに行きました。まず、事前にリサーチしたバフェへ行きました。10分くらい待つと「ボンジュール」と席に案内され、(案の定、標識はフランス語で店員さんもフランス語の挨拶をしてきます)席に着きました。これは思いすごしかもしれませんが、オープンテラスではなく、奥のブースで、比較的アジア人が多くいた席でした。中々注文にも来てくれず、灰皿を何回か頼んでも持って来ません。まだ、この頃はできたばかりで手際が悪いのは仕方のないことですが...テーブルは良く拭いてないので、食べ物の汚れが残っていましたし、ナイフやフォークは汚かったです。ビーナスフォートのようなオシャレな内装であればあるほど、がっかりさせられました。
 気を取直して料理を取りに行きました。種類はたくさんあり、フルーツはまあまあでした。見かけと味がそう違わなかったです。フレンチ料理なので、全体的にクリームソース系の料理が主体でした。ちょっと私には、油っこく感じました。(食べすぎた彼が、次の日腹痛になったのは言うまでもありません。)ケーキブースは人気があったようです。2人で$40ちょっとだったような気がします。好みにもよりますが、この味だったら「ちょっと高いかな?」と感じました。

 お腹もいっぱいになったので、カジノをすることにしました。「プレイヤーズカード」を造りました。ここは、隣のバリーズと経営が一緒なので、ポイントも合算できます。2人で待合せ時間を決め、彼が$1スロット、私が¢5スロットで勝負をしました。待合せ時間になっても来る気配がなかったので、私は¢25台を暇潰しに3回くらい回していたら、いきなり$300の当たりが出ました。周りの外人さんが4人くらい集まって来て、「ラッキーガールね。」と言ってくれました。

<おやすみ>
 今回初の個人旅行で、色々なことがあったせいか、その日は早く寝た私達でした。明日からは本腰でカジノをしようと思います。

2日目 1999年9月9日

<朝の探索>
 昨日早く寝たおけげで、元気に目覚めました。ベットは心地良い寝具合で、眠りを追求する自称「眠り評論家」の私にとっては、枕の固さやマットの沈み具合などどれをとっても最高でした。せっかく早起きしたので、館内を探索しにお散歩することにしました。天井が高くドームになっている室内のお花畑に行きました。係の方が生花を移替えていました。お花の香がして、まるで別世界のような空気が流れていました。とても清々しかったです。大きなモネだかゴッホだかの絵が階段のところに飾ってありました。「あそこには、どうやって行くのかな?なんの部屋なのかな?」と思いましたが、そのときはわかりませんでした。(後日ここがフィットネス/スパであることが判明しました。)灰皿の砂にもベラージオの「B」の文字がレイアウトされていて、「こんな見えないところにまで気配りするあたりは、さすがに超高級ホテルだな。」と感心してしまいました。ちなみにこのお花畑の生花は、毎日植替えられているそうです。(現在は経費削減のため、定期的に替えられているそうです。)

<ベラージオの朝食>
 ベラージオのバフェに8時に行きました。フロントにも寄ってみましたが、まだ彼のバックは届いていないとのこと。昨日のパリスのことがあったので、あまり期待せずに行きました。しかし、店内は明るく広々しており、パリスがオシャレな女の子向けのバフェだとしたら、こちらは大人の優雅な一時と言ったコンセプトでした。ところどころに、たくさんの絵画が飾られていました。よっぽど、スティーブウィンは絵画が好きなのでしょうね。朝食のメニューと言うこともあり、カニやシュリンプはお目にかかれませんでしたが、サーモンは置いてありました。フルーツはこの上なく、新鮮で果肉がぎっしり詰っていました。いちごは本当にお化けいちごでした。たぶんここのいちごはべガス1(ベラージオびいきとしては)ではないかと思います。飲み物は全て美味しかったです。私はフレッシュミルク/トマトジュースをお代りしました。デザートも(夜ほどではありませんが)充実していました。バフェでは一番おいしかったです。んーデリシャス!

<カード作成>
 部屋に戻る途中で、「クラブカード」を造ることにしました。パスポートを見せて、必要事項を記入するだけで、簡単に造れます。もちろん無料です。カードがあればポイントがためられるので、夜から本格的にカジノをしようと思いました。「ポイント命」の彼にとっては、カードを造らずにスロットを回すのは、お墓参りに行ってお線香をあげないようなものなのでしょう。

<またしても波瀾?>
 10時にベラージオのダラーレンタカーで車を借りに行くことになっていたのですが、部屋に戻るなり、食べすぎで、彼はダウンしてしまったのです。真っ青になりベットから動きません。こうなっては、ご前中の予定が全て変更になってしまったので、私は1人で、ベラージオから無料トラムに乗りモンテカルロへ行きました。トラムの窓からは、ベラージオのプール&中庭が見えました。

<モンテカルロ>
 初めて来たので、館内をぐるりと探索してみました。似顔絵のお店やエルポーター(かばん屋)がありました。店内が少し薄暗い感じがしました。今回の目的の1つに、ゼロハリバートンのトランクを買うと言うものがありました。日本にいるときから色々リサーチしていたので、エルポーターで価格調査に行きました。旧型のキャリーなしモデルで(新型よりも小さい)$700と言われたので、「日本よりは安いけど、どうせアウトレットに今日行くから、もう少し考えてから買おう。」と思いやめました。(この判断は、後に正しいと言うことになります。)
まっ先にクラブカードを造りました。$25スロットを試しに回してみましたが、全然相性が良くないので、すぐに私は止めてしまいました。1時間くらいスロットで遊びまたトラムに乗りました。ここのトラムは、ベラージオゲスト以外の18歳以下の子供さんは、乗れない規則になっています。(現在はこのラインはあいまいのようです。)一応係員がチェックしていますので、ご注意を。

<復活!!>
 お昼頃に部屋へ戻ると、正露丸が効いたのか彼も復活していました。(もーいつも食べすぎでバーストしてしまう...苦笑)「レンタカーを借りに行こう!」と午前中の巻き返しを図りに行きました。

<レンタカー>
 2時すぎに、ホテルを出発しました。事前にルートを把握していたので、運転には比較的苦労しませんでした。A級ライセンスを持ってる「走り屋」の彼がドライバーで、私がナビ&ビデオ記録係になりました。ミドルクラスの4ドアを借りました。異国の地と言うこともあり、万が一に備えて(高いけれど)フルオプションの保険に入りました。砂漠を走ること約45分くらいで、目的地のファッションアウトレットへ到着しました。

<今度こそアクシデント!!>
 「これでもか〜」と言うくらい些細なアクシデントは経験しましたが、さすがに今までで1番のピンチを体験しました。デスペラードも見え安心していた矢先に、高速を降りた交差点で彼が逆走してしまったのです。緊張が溶けたのかもしれませんね。それまでは交差点ごとに、「右折は手前。左折は奥。」と声を掛合っていました。助手席の私は、「あれーなんで、向こうから車が来てんだろ。あっ!こっちが逆走してんだ。」と電光石火のごとく判断し、気づくと「逆走!!!!!!!」と叫んでいました。幸い相手のトラックの方が状況を判断していた(距離もかなり離れていたし、スピードも減速してくれました。)ので、ジェスチャーで「転回しろ。それまで待っててやる。」と合図してくれたので、慌てて転回しました。そのときは、彼に話しかけてもパニック状態で、「良いから黙ってな!!」と逆キレしてました。

<ファッションアウトレット>
 奇跡の生還で?無事に辿り着けました。あちらの駐車場では車を頭からつっこむようなので、それに従いました。
 店内はアメリカンブランドを中心にたくさんの服屋さんが入っています。彼は迷わずエルポーターのゼロハリへ突進し、私はバーバーリーへ行きました。
 ゼロハリの新モデルのキャリータイプで、大きなトランクが交渉の末$630でゲットできました。もう彼は大喜びです。日本で買えば税金を入れても18万円はします。私の方も、安室ちゃんが婚約発表のときにはいていたスカートが$130くらいでゲットできました。
私: 「このデザインで、ミニスカートが良かったのですが。」
店員:「ここはアウトレットだから、古いデザインのものしかないんで、日本に帰ってから、洋服屋さんで裾を切ってもらっては?」
私: 「(長さ以外に不満はなかったので)わかったよ。べガスのホテルではお直しできないの?」
店員:「私の知る限りそれは無理ね...」
 と言うことだったので、日本でお直ししようと思いました。そのスカートは未だにそのままです(笑)帰りのロスDFSで同じものが、$180〜250くらいで売っていました。(ラッキー!!)
 他にも、バリーズやJクルーなどで買い物をしました。私が$300くらい彼が$1000くらいクーポンを使って買いました。

<カフェ>
 18:30にアウトレットを出発し、19:00に帰って来ました。荷ほどきもそこそこに、カジノへ直行しました。カジノに没頭してバフェが閉っていたので、ベラージオカフェで夜食となりました。もちろん今回の食事は全てルームチャージにしました。(後でコンプが貰えるかもしれないので)味はミラージカフェ(カリブ)よりも上です。カフェ独特のアメリカン料理にしては、繊細な味でした。場所はお花畑よりもさらに、奥にあります。ソファーはゆったりと腰掛けることができます。接客態度も丁重ながらにも、フレンドリーで良かったです。

<本日の結果>
 朝の5時までスロットを回しました。滞在中に最低でも1000ポイントはクリアーしたいので、明日また勝負することにしました。


ポイント:330(2人の合算ポイント)
軍資金:$800
残金: $300(-$500)


軍資金:$150くらい
残金: $200(+$50)

 

3日目 1999年9月10日

<チケットブースへ>
 朝寝坊をしてしまいました。朝食は取らずに、Oショーのチケットブースに行くことにしました。ミラージのカジノホスト経由で日本から予約をしておいたのですが、心配だったので14日に本当に券をおさえてくれているのかを確認するためです。どう言う訳か(私の英語に勘違いしたらしく)今日のレイトショー(22:30)の3列目になっていました。土曜のレイトショーの席はまず取れないのに、おかしな日本人が交渉してくるので、頑張って取ってくれたようです(苦笑)私達はただ席が確保されているのか確認したかっただけなのに。しかし断るのも申し訳ないので、突然のラッキーな待遇に甘えることにしました。

<ベルツ>
 レンタカー2日目は、空港近くの「ベルツ」と言うアウトレットへ行きました。11:30にベラージオを出発し、15分で着きました。広いモールを端から端までざっと周りました。欲しいものはあまりなく、彼は$200くらい下着&くつ下などを買いました。(あんたはバイヤーかい?)私はディスカウントの化粧品を(定価の70%offもあり)$200くらい買いました。日本では高くて買えないようなクリニークの化粧品も破格プライスなのです。嬉しくて1年分を買いました。使用感に得に問題はないと思います。難点は、キャップを開けた途端、口紅が溶けていたりすることです。そう言うのにこだわらない方であれば、ここの化粧品屋さんはおすすめです。

<昼食>
 13:00にモール内のメリーゴーランド付近のピザ屋さんで、朝食&昼食にしました。前回にも行きましたが、ここのピザは安くて本当に美味しいです。1人$5くらいで食事ができます。ピザも大きくてタバコ(セーラム)2個分に相当します。生地は薄くカリカリしています。具もたくさん乗っていました。

<O>
 ショーが始まるまでの間、ずっとスロットを回していました。私はVPにハマり、お互い別行動をとりました。22:30分のレイトショーでOを観ることになりました。待に待ったべガス1人気のショーです。楽しみでしかたないと思う反面、「本当にそんなすごいショーなのかな?」と考えていました。
 一応ドレスアップはした方が良いと思い、彼はスーツ私はワンピースに着替えて行きました。さすがに、お金持ちのたまり場と言った雰囲気でした。私達のような若い人達をあまり見かけませんでした。映画に出てくるようなオシャレな紳士&淑女がうようよいました。席に案内されるとあまりにも前(3シート)の「オーケストラ席」だったので、場違いだと思い、私はソワソワオドオドしてしまいました。
 ショーの内容はあえて書きません。言葉ではとても言いつくせないからです。これは「観る!」に限ります。$100出す価値は絶対にあります。日本でこれだけのショーをしたらいくらになることでしょう?ジャンルとしては神秘的な構成になっており、英語力は必要ありません。あえて言うならば、「最高ですか?」と言う問いに対して、「最高で〜す!!」と心から答えたくなるでしょう。「楽しい!素晴らしい!」と言う感動ではなくて、胸が痛くなるようなジワーっと来る感動です。また可能な限り、「バルコニー席」ではなく、「オーケストラ席」で観てください。サークドソレイユとの一体感があるので、何倍も感動します。
 ショーが終わると、誰ともなくスタンディングオーベーションの嵐でした。シャイな日本人の私達までも気がつくと立って拍手せずにはいられませんえした。心からの惜しみない拍手がなかなか鳴りやまず、出演者も晴々とした表情で、この拍手に答えていました。

<カフェ>
 ショーが終わり、カジノも絶好調でした。(昼間私がVPをしていると、カジノホストが突然名刺を持って現れました。彼の名前を私に向かって呼んでいるので、「また、なにかアクシデントに巻き込まれたのかな?」と思っていると、「これからはなんか頼むときは、私を通してくださいね。」と言われました。)他のお客さんも次々と当たりを出しています。この時間帯は本当にラッキーでした。カフェでお互いの結果報告をしながら、食事をしました。今日もカジノに夢中でベフェを食べられませんでした。今思えば、金曜日の夜が1番出ましたね。でも週末が勝負だと思い、土曜日に備えて派手な勝負には出ませんでした。(あーここでやっておけば...)

<本日の結果>
 滞在中に最低でも1000ポイントはクリアーしたいので、明日また勝負することにしました。


ポイント:640(2人の合算ポイント)
軍資金:$1000
残金: $2200(+$1200)
*$400は私に没収されました(笑)これはケチケチ生活のご褒美としてありがたくスパ&洋服代になるはずでした。しか〜し私も彼に洗脳されて次の日にギャンブルに消えたことは言うまでもありません。


軍資金:$100くらい
残金: $600(+500)

 

4日目 1999年9月11日

<本日の予定>
 8:00にベフェで朝食を食べました。買い物も昨日の段階でできたので、まだ行っていないプールに入ることにしました。部屋に戻ってから、シャワーを浴びました。ここの洗面所はとても大きいです。シャワーブースは透明になっています。長身の私でも、「高いなー。」と言う位置に固定式のシャワーがあります。なぜ、固定にするかと言えば盗難防止のためだそうです。一体誰がこんなもの盗むのかな?水が身体にかからないので、日本のシャワーに慣れている方には辛いかもしれません。(水圧は身体が痛いほど出ました)
 一方、バスタブは広くて深いです。日本とさほど変わりません。(ちょっと浅いくらい)大きな金縁の鏡がついていて、ゴージャスな気分にしてくれます。決してケバケバと言うよりも、豪華と言った感じです。アメニティーグッツも充実しています。シャンプーの使い心地も良いので、日本から持って行く必要もないでしょう。ただオシャレなバスグッツはお土産にもなるので、使うのはもったいない気もします。また、コレクションにしても楽しいですしね。

<チップ>
 いつも朝チップのことで悩むのですが参考までに、初日$3、2日$5、3,4日$5、5,6日$7、最終日$10くらいだったような気がします。チップは現地の方にとっては、貴重な収入源になるので、不思議なことに多くなればなるほどベットのチョコが増えていたり、アメニティーグッツが増えていたりしました。

<いざプールへ>
 11:00にプールへ向かいました。某HPでここのプールは人気がないランキングにノミネートされていましたが、はっきり言ってそれは誤解です!ギャラリー(他のホテルのゲスト)もたくさん上のバルコニーから見学をしていましたし、記念撮影をしていたのがなによりの証拠です。私達は、キーを係員に見せてそこを通過し、「タオルマン」に$2チップを渡しました。小さな(25m)プールがいくつかに別れており、中央には50mくらいの競技用のような四角いプールがあります。ヨーロッパの庭園のようにバラの花や緑の木々がプールの周りを覆い、完全にプライバシーは確立されています。とても静かで(子供さんをほとんど見かけない)、人もまばらでした。チェアーに座って本を読んでいる方や、携帯でビジネスの話をしている方が、脇に座っているのにもかかわらず、私達は関空で買った「週刊○○」や「フライ○ー」のHな記事を読んでいました。日本人の格を下げてしまったらごめんなさい(苦笑)
 喉が乾いたら、チェアーの旗を立てれば、カクテルガールが来てくれます。タバコも持って来てくれました。現金は持っていなかったので、全部(チップも)ルームチャージにしてもらいました。あいかわらずカクテルは最高でした。砂漠の青空の中、ヨーロッパ風の庭園プールで飲むカクテルは格別です。本当にここが砂漠なのかいつも不思議に思います。私はここのプールがとっても好きになりました。ミラージのプールも好きですが、もっとゆったり静かな時間が流れています。本当にべガスは太っ腹ですよね。
 プールではサービスとして、エアロビ(アメリカの肥満は社会問題化してますので)のレッスンをしていました。その中に日本人の新婚さんがいました。もし、この体験記を読んでいたらご一報お待ちしてまーす。

<チャンネル31>
 何泊もしていたのに、カジノのことで頭が一杯の私達は、4日目にしてやっと部屋の窓から「噴水ショー」を観ました。(もっと早く気づけっちゅーの!)部屋のTVを31chにセットして、ビデオを回しました。「Dance in the Rain」が流れ、水が踊り始めました。外から観たのとはまた違い、室内からパリスをバックにしたその光景は「ここへ来て本当に良かった。」としみじみ私達の心に歓びをもたらしたのでした。上から観た噴水のデザインは、地上とはまた違った楽しみがあります。今度行くときは、もっと上の階にしてもらおうと思います。

<ミラージへ>
 カジノで私はVP、彼はスロットを楽しんだ後、ミラージで「ジークフリー&ロイ」ショーのアーリーチケットを取りに行きました。シーザースを横切って、懐かしのミラージへ18:00に到着です。小さな池にはコインが投げてありました。「日本の神社と同じで、アメリカでも池にコインを入れたりするもんなんだなー。」と感心してしまいました。ガラスケースの白トラは健在でした。
「もし負けて、すってんてんになったら、この池の中へ飛び込み、コインを拾い軍資金にしよう!!」と嘘とも本気とも取れる誓いを心にしたのでした。(絶対にやめましょう!)
 チケットをゲットし、始まるまでの間暇潰しにスロットをしていました。彼は$200くらいの軍資金で$100くらい勝ちました。私は$50くらいがあっと言う間に飛んで行きました。

<ジークフリー&ロイ>
 今回で2回目になりますが、彼のトラウマが強く(昔、日本に来たときに、見られなかったことを悔やんでいます。)「どうしても観たい!!」と言うので、また行くことになりました。すでにS&Rはかなりの高齢で、動きも鈍くなっているように感じました(笑)マイケ○ジャクソン並の整形を繰返し、若さを維持しているようです。
 ショー自体はほとんど変わらないのですが、「あれ?前回のときは白トラだったのに、白ライオンになってる??これも経費削減かい??」と笑ってしまいました。それと、ここのショーの寒さは冷蔵庫ではなく、冷凍庫です(笑)全く白人の温度感知感覚の違いには、いつも驚かされます。まー私が冷性と言ってしまえばそればでですが、トレーナーを持って行ったのに、その寒さは半端ではありませんでした。
私:「ねえ?寒くない?身体が痛いくらいだよね。」
彼:「えっ!僕これでちょうど良いよ。」しぇー!!彼も白人並の皮膚でした(笑)
 予想に反して2人とも感動できませんでした。前日に観たOが凄すぎたのです。やはり、お楽しみは最後にとっておいた方が良いようです。

<初ベネチアン>
 向かいにオープンしたばかりの超高級ホテル「ベネチアン」に遊びに行きました。まだ完全な完成と言うわけではなくて、お店も工事中のところがありました。
 館内には細長い運河があり、船頭さんが1人$10くらいでお客さんを小舟に乗せて、カンツォーネを歌いながら漕いでいました。全体的にパリスもベネチアンも「フォーラムショップス」に似ている気がしました(笑)夜だと言うのに天井には青空が映っているので、時間に対する感覚が狂ってしまいそうです。
 毎度のことですが、「食しん坊」の彼は、お腹がすくと必ず逆キレするので、このときもお腹がすいていたらしく機嫌があまり良くなかったのです。嬉しさのあまり撮影しまくっていた私は、食べ物のことよりもお店を見て歩くことに夢中でした。彼がだんだん口数が減ってきて、目の下にもクマができたので、内心「ガス欠(=空腹)だな。お腹すいたからお店まわるのやめて、食事にしよう!って言ってくるんだろうなー」とオドオドしていたら、案の定、
彼:「お腹すいた。」
私:「でもここにはバフェはないよ。それにどこも並んでいるから、待つしかないよ。」
彼:「もーベラージオ帰ろ!だってこんなに遅いし、僕言いに行くのやだから、ここで食べたいならたんぽぽが言ってきなよ。」
私:「...ならわかったよ。私言ってくるし、そのかわり今日はここで食べよう。」
 待つこと15分くらいで、カフェの席に着けました。ここは列の並び方が変なので、すぐにスタッフに予約を取りつけないと、ただ並んでいても席につけないので注意してくださいね。また、横抜かしをされたりしないように、良く見張っていた方が良いです。(どこが先頭なのかわかりにくいです。)
 彼は「ポークチョップ」で私が「スペアリブペンネ」をオーダーしました。思いの他、味付けは繊細でカフェにありがちなアメリカン料理ではなく、イタリアン料理になっていました。店内はやや暗くアメリカのバーと言った感じでした。食べきれないくらいのボリュームなので、女性同士で行く方は、あらかじめシェアーした方が良いと思います。店員の態度も明るく気に入りました。楽しい時間を提供してくれたお礼にチップを多めに渡して帰りました。
 ベネチアンを出た時には、すでに23:30をすぎていまいした。小心者の私達は今までならば、タクシーで直帰しますが、人がたくさん歩いていたので、食後の後の散歩も兼ねて、ホテルまわりをしながら歩いて帰ることにしました。

<インペリアルパレス>
 このホテルはジャックポットが出やすいとの彼の言葉を信じて、少々遊んでみることにしいました。カジノとカジノの間に通路?があるので、ストリップ側から入ったときに、「ずいぶん小さなカジノだな。」と思っていたのですが、奥の方にまたカジノがありホッとしました。彼の友人のおすすめ「モノポリー」を試してみることにしました。$20だけ入れて$64残金が残りました。

<バリーズ>
 「こんな近くにあるのに全然行ってなかったので、ちょっとやってみよう。」と思い、私はVPを彼は¢25スロットで遊びました。VPに関して言えば、確かにベラージオよりも配当が良いです。彼はすぐスッて戻ってきました。私もトントンくらいでした。次回本腰を入れてVPをここでやってみたいと思いました。

<ベラージオのカジノへ>
 24:30にようやく到着し、寝るはずもない私達は部屋にも戻らずスロット台に向かいました。彼は行きつけの台があるらしく(笑)「ブレイジング7」に直行しました。今回このシリーズが気に入って、「ブレイジング7」ばかりやっていました。彼と同じように、白人のおばあちゃんがいつもそこにいて、お互い闘争心を剥き出して戦っていました。私がいつ行っても、彼らはそこにいるのです(笑)どちらも席を立とうとせず、相手のコインが尽きるのを待っているといった感じです。このおばあちゃんは中々のプレイヤーでポイントが3000もありました。豊富な軍資金を持っているらしく、惜しみなく、コインを入れています。途中2回くらいジャックポットを出していたそうです。一体いくら所持金を持って来たのでしょうね?ずっと彼もおばあちゃんもその場を離れないので、VPの軍資金が底をついた私がたまにそこへ行くと、おばあちゃんとはとてもつり合わない「Mr.オクレ」の外人版のような、人の良い弱そうなおじいちゃんがこのおばあちゃんから「おこずかい」をもらって、またどこかに消えていくのでした。このおじいちゃんはきっと婿養子なのでしょう(笑)なぜ、こんなにもバトルが繰り広げられたかと言うと、昼間にカジノをしようと思っていつものブースへ行くと、おばあちゃんが(すでにこのときは、お互い顔見知り)彼のお目当ての台で一時休憩をしていたのです。クレジットもなくゲームをしている様子もないので、
彼:「この台使いたいんで、座っても良いですか?」
婆:「(座っても良いけど)お金なくなっても知らないわよ。」
 この一言が火をつけてしまったのです。ガラガラのブースにいつ行っても、彼とおばあちゃんがいるのです(笑)おじいちゃんと私はとても、$1台でスロットを維持する資金がないので、たまに顔を出しに行くのですが、2人は真剣そのもの!!おばあちゃんに「若造扱い」されて、ギャンブラーの血が沸騰したのでしょう。皆和やかな中で、ゲームを楽しんでいるのに、「ブレイジング7」のブースはデットヒートしてました(笑)たまに、香港人のおじさんも見学に来たりしていましたが、彼らの目には炎の7しか映っていないようでした。
 一方VPにハマった私も、顔見知りのおじいちゃんができました。いつもこのおじいちゃんと並んで楽しいおしゃべりをしながら、ゲームをしていました。おじいちゃんに「ポーカー上手じゃの〜」と、お褒めの言葉をいただいたので嬉しくって舞い上がってしまいました。土曜日と言うこともあり、私達は勝負にでました。しかし、一向に当たりは出ず、結果として惨敗に終わりました。

<本日の結果>

ポイント:1250(2人の合算ポイント)
軍資金:$2400
残金: $0(-$2400)


軍資金:$600くらい
残金: $350(-$250)

 

5日目 1999年9月12日

<VIPラインパス>
 「ポイントも1000ポイント越えたんで、そろそろVIPラインパスがもらえるかもしれないから、クラブベラージオへ行って交渉してみよう。」と言うことになりました。レシートのようなペラペラの用紙の「コンプチケット」はゲットできましたが、私達が狙っていたのは、名刺サイズのしっかりした紙のVIPラインパスチケットが欲しかったのです。
 11:00にベラージオで朝昼兼用のバフェをとりました。日曜の昼間と言うこともあり、けっこう行列ができていました。私達は早速水戸黄門の印籠がわりの「コンプチケット」があったので(いやらし〜)行列の脇にあるガラガラのVIPラインパスゾーンへ入りました。他のゲストや日本人の新婚さん達は怪訝そうな顔で、「あの人達横抜かししてる。私達ずっと並んでいるのに。」と視線を感じました。私も初めてべガスに行ったときには、VIPラインパスのシステムを知らなかったので、「なんでこんなに並んでいるのに、あっちは空いているのかな?えーい。あっちに並んじゃえ。」と入って他のゲストに注意されたことがありました。(ミラージで)しかし、今度はパス券を持っているので、堂々と入っても良いのにこのトラウマが抜けず、ゾーンで並んでいる彼とは別に、行列の最後尾で待ってしまったのです。
彼:「今回は「コンプチケット」あるから、こっちに並んでも良いんだよ。」
私:「あっ。そっか。」
 どこまでも小心者なので、皆の視線が恐かったのです(笑)
 「コンプ」の存在を理解してない方にしてみれば、「横抜かし」に思われて当然ですね。皆にジロジロ見られながら、一気にレジまで行けたのですが、パスを見せた後は通常のバフェとなんら変わりはありませんでした。(一時的な快感ですが、やっぱり嬉しかったりする)チップ抜きで2人で$37でした。この食事は無料でしたが、さらに「フードコンプ」を狙っていたので、ルームチャージにしました。この日は「シャンパンサービス」の日だったので、頼んでもいないのに持って来てくれました。プリンがすごく柔らかくて美味しかったです。あと、小さなパンも食べやすく手作りでした。ケーキはアメリカにしては、甘くないです。辛党の私は、「野いちごのタルト」を食べました。お皿にかかったソースが芸術的で目でも十分楽しめます。野いちごはとても甘酸っぱくで、ソースをつけると、ちょうど甘味が出ておすすめです。

<別行動>
 プールで焼きたいと言っていた彼を残して、いよいよ私は「スパ」へ行くことにしました。前日に予約をしておかないと当日では無理とのことでした。後、予約時間の10分前には来ていてと言われたので、15分前に行きました。

<スパ>
 場所はなんとフロントを越えて、「お花畑エリア」の左側にゴッホだかモネだかの絵が階段に飾ってあるのですが、そこの1Fが受付になっています。隣は「ネイルサロン」です。2Fがスパ&フィットネス&エステです。いつも外から階段を見ていたあの立入禁止の立札がある所がスパだったのです!(どーりで入れないわけだわ。)
 14:00に予約していたので、1Fのフロントに確認書を見せました。受付のお姉さんが「じゃ、エレベーターを使って2Fへ行って」と言うので言われるままに昇と、真中にフィットネスがあり、手前が女風呂奥が男風呂になっていました。
私: 「14:00に予約しているたんぽぽです。」
受付:「はい。確認取れてるわ。あなた足のサイズは?」
私: 「24.5cmだけど、アメリカサイズだといくつになるのかな?」
受付:「あなたは背が高いから、8〜9くらいじゃない?」
私: 「なら、8にします。」
 と言って、「便所スリッパ」のようなサンダルに履き替えました。
受付:「荷物はそこのロッカーに入れてね。」
私: 「はーい。ここってビデオ撮っても良いの?」
受付:「プライバシー(裸になるので)があるから、撮影はやめてね。」
 ロッカーで服と荷物を預けました。(もちろん無料)そこで一番困ったことは、パンツとブラはつけているべきかどうかと言うことです。某HPでもそこまで詳しく情報を得られなかったので、大変悩みました。備えつけのガウンがロッカーにあるのですが、私はしばらく考えていました。
 すると天の助けで1人の方がロッカーに入って来ました。
私: (やったー。日本人の若い女の子だ。助かった。彼女にパンツは脱ぐのかどうか聞いてみよう!)
私: 「すみません。私日本人なんですけど、エステなんて行ったことないんで、良くわかんないんですウ。パンツは履いていても良いのですか?」と日本語で聞いたところ、
彼女:「What?」と来たもんだ。
私: (良い根性してるやんけ。どっからどう見たってあんたは日本人!同じ臭いがするもの。なのに、なんでわざと英語で喋って来るの?こっちが本気で困ってるのに、意地悪して英語能力試して来るの?でも今ここで、この人を逃したらパンツの真相が永久にお蔵入りになることだけはさけなくっちゃ。)と悲しくなりましたが、私も知ってる限りの英語で会話しました。
私: 「どこから来たの?」
彼女:「あたしNYよ。21歳なの。」
私: 「えー!!日本人じゃないの?日本人かと思った。」
彼女:「私はアメリカンよ!(断言された)両親は日系なの。全く日本語は喋れないの。」
私: 「あーそうなんだ。(疑ってごめんね)実はね、こう言うところって、みんな下着脱ぐもんなの?」
彼女:「???」
私: (やっやばい。こんなときに限って通じないじゃん。どうしよー。こうなったらジェスチャーで..)
私: 「今から私がジェスチャーするから、合ってる方を答えてね。いくわよー。」となにを血迷ったかそのときの私は、ガウンをまくり、ブラをつけてるバージョンと脱いだバージョンを披露してしまったのです。彼女の顔がどんどん青ざめ、どっかに行ってしまったのです。おそらく変態だと思われたのでしょうね(笑)答えを聞けない私はますますパニックになり、次にスタッフに尋ねようと思って同様のことをしたら、
係: 「取りあえず、そこにドリンクバーがあるから飲んで待ってなさい。」
私: 「あーそれはありがたいんだけど、私が知りたいのは...」
係: 「もうすぐ順番だからね。なににする?」
私: 「クランベリージュース。」
私: (そーじゃなくって。一体どっちなの?もーやけのやんぱちだ。こーなったら覗いて確認するしか道はない。)
 ドリンクのチップを一応払って、奥の待合室に行きました。マダムがゆったりソファーに腰をおろして雑誌を読んでいました。その脇にぴったり座り、
私: (このマダムボインちゃんだから、ガウンの横から見れば、ノーブラかどうかわかるはず。なにげなくさりげなく。...チラッ。あー見えない。)
 何度か試みたものの、ガウンの帯をしっかり結んでいるので、チラリズムチェックはできませんでした。このときの私は、まさに「痴漢」そのものでした(笑)
 そうこうしている間に、自分の名前を呼ばれました。(ちゃっかり、待合室の紅茶パックをパクッてました)
係:「私があなたの専門のエステティシャンよ。よろしくね。」簡単な自己紹介の後、個人部屋に通されました。そこはとても狭く、歯医者さんのような台がありました。
係:「はい。脱いで。」
私:「実は、下着履いてるんですけど、どうすれば良いの?」
係:「脱いで。替わりにこっちを履いて。」なんとスケスケの和紙でできたような紙パンツでした(笑)意味ないじゃーんと思いましたが、履きました。
係:「いくつかのコースがあるんだけど、どれにする?」
私:「全身コースお願いします。顔もキレイにしてね〜」
係:「使用する成分はハーブにする?それとも他のが良い?」
私:「えー言ってることが半分くらいしかわかんない。聞いたこともない成分だし。」と悩むこと10分。係の人もだんだんイライラしているのがわかりますが、どのコースにするかと言われてもわからないので、説明してもらいました。
私:「良くわかんないから、おまかせしまーす。」と何度も言ってるのに、なおも彼女は聞いてくるのです。きっと、後で私が訴えでもしたら、大変なのであくまでも私自身が選べと言うことなのでしょう。
 結果身体はハーブコースでフェイシャルはオレンジにしてもらいました。冷たいハーブ&泥を身体に塗られます。それが終わるとサランラップで「ぐるぐる巻き」にされます。会話が苦手な方は、ひたすら寝たフリがおすすめです(笑)そうすれば、必要最低限のことしか言ってきません。しばらくすると、ひんやりしていたハーブが今度は温まってきます。その間にお顔のお手入れになります。フルーツエキスを凝縮したオレンジの香でとてもリラックスできます。日本のように揉んだりしたりせず、ただ液をベタ〜と塗るだけです。
 完全個室で2人きりなので、パートナーが嫌な人だと地獄の時間になると思いました。あとそこそこ会話程度の英語能力が必要になると痛感しました。(小心者のくせに恐いもの知らずの私)
係:「けっこう荒れてるから、ケアするわね。」と言っていきなり私の顔に爪を立ててニキビを潰していきます。痛いと初めは感じましたが、慣れてくるとけっこう気持ち良いので、
私:「ここにもあるからプチッって潰して〜」と率先して言っていました(笑)
 90分くらい経つと、個室の奥のシャワーブースで泥を流しに行きます。ついでに私は頭も洗ってしまいました(笑)簡単な仕上げが終わると、また疑問が浮かんできました。
私:(全裸で荷物は全てロッカーの中だけど、チップはどうすれば良いのかな?チップは最低でも15%は渡してねと通訳の方から事前に言われたし...聞いてみよう!)
私:「とても良くしてくれて感謝してます。ぜひチップを渡したいけど、ロッカーの中にお金置いてきたの」
係:「心配いらないわよ。2Fの受付で用紙を渡すから、そこにギャランティーを書き込んでね。」
私:「そうだったんだー。なら手ブラでも良いんだね。不安だから聞いてみたの。ありがとう。」
 こうして固い握手をかわし、部屋を出ました。
 受付へ行くと、
受付:「エステの方は、お風呂やサウナも無料だから、どうせなら入って行ったら?」
私: 「それもそうですね。何回入っても良いの?」
受付:「ペラペラぺーラ...」
 早口でわからなかったので、困ったときのおはこの18番=「日本人サービス」に電話をしてもらって通訳してもらったところ、予約した今日に限っては閉店までの間何回利用しても良いとのことでした。その際にはカードを見せてほしいと言うことでした。
 やっと安心してジェットバスのお風呂に入りました。ほとんど貸しきり状態でした。ここは裸でも水着でも良いようです。タオルも全部あるのでなにも用意しなくても大丈夫です。白人のマダムの真似をして優雅に振舞ってみましたが、1人になるとつい嬉しくて、
私:「わー広い広い。こんな豪華なスペースで1人きりなんて。ちょっと泳いじゃえ。」
 とバタ足をしていました。タオルはどれだけ使っても良いのです。
私:「うん?まてよ。この使ったタオルは何処へ?まさか、受付に返すわけでもないし...あーどうしていつも肝心なときに誰もいないの?」
 またまたパニックになった私は、スパを探検し出しました。サウナやジェットバスの部屋を覗きながら、3つの大きな壷を見つけました。
私:「高そうな大きな壷じゃのー。誰の作品かな?きっとバフェにも絵画があるように、スパに入りながら、壷鑑賞してもらおうって言う粋な計らいなのね。さっすがスティーブウィン氏!」
 と思っていたら、その大きな壷に横からマダムがタオルを投げ入れているではありませんか!すごく驚いたのですが、そこに使用済みタオルを入れても良いとのことでした。高価な壷に洗濯物を入れるなんて、日本人の私には恐れおおい気がしました。
 「フィッテイングルーム」で洋服に着替え、「メークルーム」でメイクをしました。ここにはシャンプー/ムース/リンス/トリートメント/ジェル/カミソリ/ピン/ブラシ/化粧液...など、たくさんのアメニティーが山盛りになって置いてあります。全部自由に使えます。パクろうと思ったのですが、たくさんのギャルやマダムがいたので、オドオドして未遂に終わりました。受付にロッカーのキーを返却し、便所スリッパも返しました。

<気になる料金は?>
 女性の皆さんはことに関心が高いと思うので、あえてお金のことを書きます。基本料金+スパは(選んだコースによります)私の場合$200くらいで、もろもろのチップを入れて$270くらいだったような気がします。$300あればバッチリですよ。日本でこんなに安いエステがありますか?絶対10万円は取られると思います。所用時間は全部で3時間くらいでした。

<バック>
 ここまで触れずに書いてしまいましたが、彼のバックは「ファッションアウトレット」から帰ってきた後に、無事涙のご対面を遂げたのでした。

<ストラストフィア>
 レンタカーで行き、6:50に到着しました。恒例の「ビックショット」に前回同様乗ることにしたのですが、あいにく中止でした。(訳は下に書いてあります)せっかく来たので、カジノを少々やってみようと思いました。クラブカードを造ったら、帽子とカードホルダーをプレゼントしてもらいました。やっぱり造った方がお得ですね。本腰でするつもりもなかったので、適当に「モノポリー」をチビチビやっていました。飽きてきたので、カジノフロアを軽く歩いて見たところ、VPは以外にもベラージオよりも配当金が低く(ベラージオはJB96があるのに)JB86などがありました。
 ちょうどセンターエリアに「ブレイジング7」がありました。やろうか悩んでいたときに、スーツを着た偉そうなホテルの役員(トップの方)2人がこっちを向いてなにやら話しています。ブレイジング7の台を指で指しているのを偶然にも見てしまいました。直感で、「ここは出る!」と思い($1台)5回も回さないうちに$300出ました。驚いて彼の隣の台でやってみるとあっけなく私も5回目くらいで$300が出ました。「恐いくらいに簡単に出たね。もう減る一方だよ。引き際も大事だよ。」と話し合ってやめました。横にいた白人のおじさんが私のどいた台に座って、また5回も回さないうちに、$300出したのです!(くやし〜どかなきゃ良かったわ。)皆で「コングラッチレーション!」と呼び合ってここを後にしました。

<緊急事態発生>
 ベガスでは1年に降雨日は、数えるくらいしかありません。逆に、日本のように年間降雨量が多くないため、1度雨が降ると大変な事態になってしまいます。前述の理由から、道路などの防水対策があまりなされていないので、ほんの少し降っても街中が水浸しになってしまいます。他のホテルへ行こうと思い車を走らせた途端、道路に水が浮いているではありませんか!!「きっと水道管が破裂したんだろう。」と、彼と気にも止めていなかったのですが、どんどん水嵩が増しデザートインを過ぎた頃には、前の車が走っているのか、浮いているのかわからない状態になっていました(笑)ふいに、助手席を見ると、窓ガラスのところまで大量の水しぶきが飛んでいます。「なんじゃこれ〜!!」と思わず発していました。リオスイートの方では、雷が光っていました。今までこのような経験をした事がなかったので、「恐い」と言うよりも「ラッキー」でした。人工の街も自然の猛威には勝てないと言う大原則を、私達に改めて教えてくれたのです。リオスイートへ行く予定だったのですが、「ベガス中が水浸しかもしれないし、ホテルに帰ろうか?」と悩んでいたら、フロンティアの辺りからぷつりとなくなってしまいました。あれは一体なんだったのだろうと今だに謎です。その夜部屋の窓から雷を見ました。案の定ストラストフィアは、停電(タワーの電気が消えていた)していました。

<リオ>
 「リオも洪水だったら?」と思い一旦はやめようかと思いましたが、結局行くことにしました。リオにはまだ行ったことがないので、「マスカレード」を楽しみにしていましたが、2時間おきと言うことだったので、諦め、もう1つの目的の「シーフードバフェ」へ向かいました。どのHPでも大人気で絶対おすすめとなっていたので、並んでいる間も私達の期待は大きくなるばかり。今思えば魚臭い店内さえも、「さすがシーフード!!磯の香がする〜」などと解釈していました(笑)席について料理ブースに急いで行くと....「....これ?」と言った印象を受けました。
 私は虚弱体質なので、食べ物にはとても気をつかっています。だから油ギトギトや加工食品など身体に悪そうなものは、まず口にできないのです。普段から納豆/豆腐などの粗食をしているので、露骨なレトルトには抵抗がどうしてもありました。またいつも自炊しているので、見ればどう言う調理方法をしたのか、だいたいわかります。フライ類は何度も油を使い回したものなので、サクサク感はなく油が滲み出ていて、ビチャ〜/グニャ〜としていました。とても味見したとは思えないくらい塩がふってあります。フルーツもすこしひからびた感じです。カニも生臭くて手に臭いが残ってしまいました。また、ミルクを注文したのに、(発音が悪かったせいかもしれませんが)「ミラー」のビールを持って来ました(笑)
 バフェで満足度を求めるなと言われそうですが、残念だったのは、料理に愛情を感じられなかったことです。(私は神田川○朗か?)評判になりすぎて、コック自体が努力していないような気がします。料理がかわいそうになってしまいました。私は別としても、あの食いしん坊の彼までもすっかり食欲をなくし、仕方がないので、デザートで埋め合わせをしました。こちらの味は、普通でした。良かった点はさほど甘くないので、日本人向きかと思います。悪かった点は、スポンジはパサパサしていました。
 そんなこんなで、しっかり2人で$50近く支払いました。通常彼は(満足させてくれたお礼に)チップは奮発する方なのですが、よほどショックだったらしく$2しか置きませんでした。納得行かないものに対しては、支払わない方もいると聞いていたのですが、さすがにそこまでは可哀想なので、このチップになりました。

<ホテルへ>
 23:00に到着し、カジノをまた再開しました。ポイントは1500ポイントジャストでした。この日も彼は「ブレイジング7」を、私はVPをしました。次の日は、朝からグランドキャニオンのオプショナルツアーを予約していたので、26時くらいで、切上げることにしました。

<本日の結果>

ポイント:1500(2人の合算ポイント)
軍資金:$1500
残金: $0(-$1500)


軍資金:$300くらい
残金: $100(-$200)

 

6日目 1999年9月13日

<マッキャラン空港へ>
 今日は街の喧騒から離れてグランドキャニオンへ行きます。事前に、日本の某HPから予約をしておいたのです。日本の旅行会社に頼めば2万円をゆうに越えますが、この会社はなんと天皇陛下も乗ったことがあるそうで、豪華なわりには1人$190前後で予約できるのです。天気も良いし、欠航はありえないので、早く起きました。ここで、いつも旅行へ行くと問題になることがあります。それは彼の身支度が遅いことです。女性が遅いのはわかりますが、別にお化粧するわけでもないのに、とにかく遅いのです(苦笑)
 地下駐車場で迎えのバンを待って乗り込みました。他のホテルからの乗合です。みんな日本人でした。新婚さんや学生さんが多かったです。マッキャラン空港に着き、だいぶ待たされました。暇なので隣の小さな売店へ行きました。よほど日本人が来るらしく、日本語のチラシで、「ベガスのビデオ売ってます。」とありました。買おうかなと思いましたが、昔の情報なのでやめました。搭乗手続きはツアーの方でしてくれました。カートに乗って、目的ゲートまで行きます。座席は早い者勝ちのようです。乗る前には記念写真を撮ってくれます。これは帰ってから掲示板のように写真が貼っており、希望者だけ購入して帰れます。確か$40以上しました。けっこう高いけど良い記念にはなりますので、私達は買いました。

<シーニック>
 行きに乗ったAAよりはるかに立派な、「シーニック」のセスナ機に乗りました。1時間くらいのフライトですが、飲食は禁止です。もうおわかりですね?揺れるので、ゲロゲロになるからです。ダストボックスにはゲロゲロ袋がたくさん入れてありました。HPのコメントでは、「とにかくすごく揺れる。気持ち悪くなった。」とあったので、覚悟していたのですが、AAでの体験が強烈だったので、なにも感じませんでした。むしろ揺れなどなく、快適でした。(天候にもよる)
 上空撮影をたくさんした後、あっと言う間に空の旅は終わりました。日本語アナウンスなので、ネバダの歴史の勉強にもなりました。上空から見たデザートインのゴルフ場はけた違いの広さでした。ベラージオの噴水も見えました。

<グランドキャニオン>
 着くとバスでの移動になります。インディアンの工芸品の店によって、お土産を買い込んだり、トイレ休憩をとったりします。またVIPや芸能人御用達の豪華ホテル「エルトバ」のミニ歴史博物館(無料)にも行きました。砂漠の時代に、本格的なホテルを建てた苦労が写真などから理解できました。ちなみにこのホテルは1年前から満室だそうです。1度は行ってみたいかな?とも思いますが、そこにあるのは雄大な自然のみです。自然も良いけど、やっぱりカジノが恋しいです。ここには野生のリスがいました。リスは可愛いのですが、黴菌を持っているので、触って噛まれた場合には72時間以内に注射を打たないといけないそうです。リスも頭が良いので、その可愛さを(十分に活かし)武器に芸をしてエサをおねだりしてきますが、あげるのを発見されると、罰金($300〜$500)に処せられます。鹿も同様です。鹿にエサをあげるフリをしてあげないと、ケリをくらうとガイドさんが言っていました。
 グランドキャニオンは「すごい!!」の一言です。一度はこの足で踏み締める価値はあると思います。永年のコロラド川(海ではなく川ですよ!)の侵食によって、断層ができました。絶景とはこのことですね。(半日観光はセスナの上から見るだけなので、どうせなら1日観光をおすすめします。)毎年何人かは写真撮影に夢中になって、奈落の底へバンジーする運命になるそうです。落ちるのに13秒かかります。落ちた後の処理はもちろん野放しのようです。(合掌&黙祷)標高は高いですが、極端な酸欠になる心配はまずないと思います。

<お昼>
 「まずい!!もう一杯。」で評判な食事と言うことだったので、どのくらいまずいのか期待していたのですが、ザ.グランドホテル内の店が変わった(サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフに入っている「キャニオンスター」と言うお店が新しく入ったのです。)ので、味は普通でしたよ。ちょっと期待はずれでした。(まずくて食べられないと聞いていたので)これはツアーの料金に含まれていますので、安心してください。お米/お肉/豆/魚のフライ/サラダ/ケーキなどスタンダードなアメリカン料理で種類は少ないですが、それはお愛嬌ということで...

<寝坊!?>
 さすがに連日の徹夜がたたって(朝も早かったので)ホテルに到着するなり、ちょっと一眠りと18:30に横になりました。目醒めると4時でした。「30分しか寝てないのに、なんで外が真っ暗なんだろうね。」と呑気に話していたら、案の定朝の4時でした(笑)なんと12時間も寝ていたのです。

<本日の結果>
この日は寝てしまったので、カジノは丸1日しませんでした。

 

7日目 1999年9月14日

 いよいよ最終日です。「あれもこれもしたい。」と思っていた予定の半分もこなせていません。レストランにも行くはずだったのに、ギャンブルに消えてしまいました。私はホテル巡りをしたかったので、今日はデートコースに付き合ってもらうことにしました。

<朝バフェ>
 7:30に行きました。店内はとても空いていました。何度行ってもおいしいと感じました。パンが小さくて色々な種類に挑戦しました。

<プール>
 9:30に最後のプールへ入りました。この時間はとても空いていて貸しきり状態でした。ゆっくり日焼をしたり、ジュースを飲んで過ごしました。ボーっと青い空を見ていると、明後日には日本にいる自分を想像してしまうのでした。今回は旅行前に病気をして、行けるかどうかきわどいところだったので、本当に幸せでした。なんとか表面的には治ったので、良かったです。

<噴水ショー>
 11:30に部屋に戻り、噴水ショーを再度撮影しました。来た時と同じ「Dance in the rain」が静かに流れてきました。感慨深いものがあり、「また絶対来るから待っててね。」と心の中でつぶやきました。
 シャワーをして着替えると、プールの奥の方に部屋がありました。まだ探索していなかったので、行ってみることにしました。
彼:「そっち入っても良いの?なんか皆GM(おそらくゼネラルモータース)のバッチつけた人ばかりだよ。よそうよ〜コンベンシンじゃない?」
私:「いいじゃん。ダメなら注意されるまでだし。入ろ!」
 強引に進むと、会議室のようなものがたくさんありました。その中にウェディングチャペルを発見しました。いてもたってもいられず、入りたくなったので、近くにいたスタッフに許可をとって入りました。しぶしぶ後からついて来る彼にはお構いなしで、(もちろん許可をとって)ビデオ撮影をしました。30人も入ればいっぱいの小さいチャペルの部屋が2つくらいありました。無料で見学できるらしく、内装はベージュっぽいピンクでとても可愛らしい感じでした。受付のお姉さんにパンフレットをもらいに行きました。
私:「私はここでいつか式を挙げたいので、パンフレットくださいな。」
係:「あいよ。大阪にも派出所があるわよ。」
 とのことでした。出口でパンフレットを見ると、2000年度の挙式はなっなんと$1500でした!!(日本円で15万ちょっとですよね!こんなに豪華でオシャレなのに、たったの15万円とは...)日本の平均披露宴は300〜500万円が私達の業界の相場です。ちょっと社長の息子さんともなれば、1000万の式もざらに担当しました。(注意:結婚相談員ではありません)
 もう私の頭の中ではここに立っている自分がいました(笑)絶対にここで花嫁になって、カジノ内を闊歩してみせるわ。ホーホホホホ

<ホテル巡り>
 所持金の少ない私が、唯一のコレクションにしている「ショットグラス」を買いに、色々なホテルに行くことにしました。12:30にシーザースへ行きゲットしました。フォーラムショップスには「ポケモン」のお店(現地ではポキュモン)を発見しました。恥らいもなく、「ピカ〜〜チュ〜ウ!!」と叫んでみましたが、外国人の子供の反応はなし。あちらではなんて言ってるのかしら?

13:45ミラージへ。S&Rのビデオをゲット。グラスも買いました。
14:00トラムに乗って、トレジャーへ。グラスをゲット!だいたいどこも1つ$4.99でした。
14:15ファションショーモールへ。ざっと歩いて買い物はしませんでした。ブランド物に興味がないと言ったらウソになりますが、私のおこずかいは全部ギャンブルとお土産に消えたので、大きな買い物はできませんでした。でも、彼がアウトレットでリーボックの$20靴と、CKの$30ジャンパーと$30下着をプレゼントしてくれたので、結果はたくさんの収穫でした(笑)お腹がすいたので、1Fのテリアでチリドック&ジュースを御馳走しました。安くておいしかったです。
16:00にベネチアンへ行き、スロットを少々しました。運良く2人とも勝ちました。
18:30NYNYへ行きました。目的は1つ。前回病みつきになった、「マンハッタンエクスプレス」に乗るためです。私はビックショットでも腰が立たないのに、これだけは勘弁してほしかったのですが、今日1日私のプランに同伴し、下着を買ってくれたかわりに、これに乗る約束になっていたのです。縁起かつぎに77番のロッカーに荷物を入れて、乗りました。やはり超恐かったです。おしゃべりな私が「キャー」の一言も言わず、石になっているのを横目に見て彼はケラケラ笑っていました。恐くて目をつぶっていました。Gがものすごいので、身体が痛くなりました。やはり涙目で腰が立たなくなりました。
私:「もー絶対嫌だ。約束は果たしたよ!」
彼:「ぜーんぜん恐くなかった。」
私:「なら、私がお金出すからもう1回乗ってみな。」
 再度彼は乗りに行きました。はっきり言ってビックショットの3倍は嫌です。あまりの不快さに冷静さを欠いた私は、ロッカーに(メキシコで買ったアステカのお守りのネックレス)忘れてしまったのです。ほんの3分くらいのことだったのに、戻ってみるともう盗まれていました。そんなに高くはなかったけれど、大切な思い出の品だったので、ショックでした。次回行った時に、あのネックレスをしている人に会ったら....フッフッフ
 NYNYのカジノは出なかったので、ホテルに帰ることにしました。

<本物のVIPラインパス>
 1500ポイントになったので、カジノブースでラインパスを貰いにいきました。するとあっさり名刺サイズのしっかりしたカードを渡されました。
係:「何日まで滞在するの?」
彼:「明日で帰ります。」
係:「明日までの、VIPラインパスとあと明日帰るんだったら精算するから、夜中の12時に再度来てください。」
彼:「はい。わかりました。」
彼:「お〜僕が欲しかったのは、これだ!!嬉しい〜」
私:「そのためにいくら注ぎ込んだかなー。でも私も嬉しい!!」
 バフェは長蛇の列でした。ここぞとばかりにこのカードを持って、並ばずに入れた時は「か。い。か。ん」でした(笑)最初にして、最後の夜バフェ(いつもカフェでした)はカニやオマール貝があって最高でした。

<カジノ>
 食事が終わった後は、ひたすらカジノをしました。ずっとできなかったので、2人ともウズウズしていたのです。約束の12時になったので行くと、私達のカジノホストがいました。彼が言うにはカッコよかったようです。クラブカードを渡し、コンピューターとにらめっこ、初めてだったので、何をそんなにコンピュータをみつめるの?長く時間を感じました。すると
ホスト:「今度はいつ来ますか?」
私:  「来年の4月には必ず行きます。もーこのホテルは最高でしたよ。私ここで挙式しますから。」
 とひたすらほめ殺し作戦!!(でも本当にそう思ったのです)
ホスト:「わかりました。では次回はカジノレートになりますよ。後プールも含めて全ての食事は無料です。(チップは別)3泊分の宿泊料も無料にしましょう。まだ、カジノはしますか?」
私達: 「もちろんです!!」
私:  「ギャンブリングしまーす。」
彼:  「色々してくださってありがとうございます。嬉しいです。」
ホテル:「お客さまの喜びが私のプレジャーですよ。」
ニコッ。と微笑んだホスト。す。て。き。(うふ。)
 彼も感動して「有り金使っただけのことはあったな。」と浸っていました。(完全にホテルの思惑にはまってしまった私達でした。)朝の4時までスロットを回し、部屋へ戻り、荷支度をさっさと済ませ(彼は買い物が多すぎてトランクが閉りません。これもお約束です。)出発寸前までスロットに燃えました。

<最終の結果>

ポイント:1876(2人の合算ポイント)
軍資金:全体$6000
残金: $200(-$5800)


軍資金:$1400くらい
残金: $200(-$1200)
 結果は惨敗でしたが、とても楽しかったです。

 

8日目 1999年9月15日

<チェックアウト>
 昨日コンプ交渉は済ませてあったのに、受付で$1200請求されました。驚いた私達は、昨日のことを話すとどこかに電話をかけました。しばらくすると、
受付:「では$750(くらいだったと思う)になります。」
 彼は納得いかないものの「こんなもんでしょう。」と言っていたので、おせっかいとは思いながらも、ここは自己主張の国アメリカ。言ったもん勝ち!
私: 「ちょい待った〜!!昨日の話しと違うじゃない。ホストに聞いてみてよ。」
受付:「わっわかったわ。もう1度聞いてみるわね。」
私: 「ダメ元でも言うだけ言ってみようよ!ね!」
受付:「ごめんね。あなたの言う通りよ。$431.83だわ。」
私: (えっ!!交渉次第でこんなに安くなるの???)
彼: 「ありがとう。ありがとう。」
 そのときの私は乙女の恥じらいも消え、オバタリアンに変身していました(笑)なんか将来は、マダムと言うより「肝っ玉かーちゃん」になりそうです(笑)
 結局、7日間さんざ飲み食いしてたったの$431.83でした。これはグランドキャニオンツアーへ行った2人分の参加費と同じくらいです(笑)もし、あのときこっちが引き下がってしまったらと思うとゾッとします。

<空港へ>
 私達はルンルンで空港へ到着しました。「シナボン」を食べに行きました(現地では、スィナボンと言っていました。)が、超まずかったので、バーガーキングの朝セットを食べました。もうベガスともお別れです。あー空港のスロットでジャックポットが出たら、飛行機キャンセルして戻ろうねとは言ったものの、どちらも出ず強制帰国となりました。
 今回は色々な体験が2人の力を合わせてできて良かったと思います。何事にも慎重で用心深く控えめな彼と猪突猛進で陽気な私。でも2人ともとても小心者で寂しがり屋なところはそっくりです。お互い喧嘩しても「こいつしかいない」と思えるかけがえのないパートナーです。また絶対行こうね!!

<SPECIAL THANKS>
レンタカーなどラスベガス全般について相談にのっていただいた、まさしさん。
コンプについてご相談にのっていただいたフラットさん、
英語の助言をしてくださったアップルさん、
いろいろと情報提供してくださったガンキラー御夫妻さま、
またわからない事を掲示板で教えてくださった皆様方、どうもありがとうございました。

作者;たんぽぽ
監修:悟空


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