ブーチョンさんのラスベガス旅行記
(2009年4月26日〜4月29日)


2009年4月26日から29日までラスベガスに4泊してきました。
妻と二人で7回目のラスベガス訪問です、そうベガスのリピーターなのです。旅の形態は、往復の飛行機とホテルだけを旅行会社にお願いするという我が家のいつものパターンです。

今回のテーマは、「ゆとり」です。
これまでの旅で、まだ見ていないエンターテイメント体験とこれまで行けなかったレストラン2箇所の食事を楽しむ旅でした。
ま、ベガスの場合は時間が経つと新しいホテルが建つのと新たなショーやお店が開店するので、これからもリピートする事にはなるのですけどね。

ある程度の年齢になったこともあり、時間に追われるような旅行にはしたくなかったので、ホテルもベラッジオにしてショーもレストランも少しだけにしておいて、ただちょっと足を延ばしてグランドキャニオンを見学してくる計画を立てました。

まずホテルから
ホテルはベラッジオです。今回のテーマに沿う形で、旅行会社経由で、湖の見える部屋をリクエストしておきました。
4月26日にチェックインする際に、キングサイズの大きなベッドが1つの部屋でいいか?と聞かれたので、妻と二人で即座にNO!そうしたら、じゃあとてもいい部屋があるといわれ、渡されたのが何と最上階36階のルームキーでした・・ラッキー!
さっそく部屋に行こうとエレベーターホールに向かいますが、ここがまずポイントでした。ベラッジオのフロントからエレベーターまでは、他のカジノホテルと同じくカジノ内を通って行くのですが、ベラッジオはその通り道のほとんどに大理石の通路があり、絨毯だけのホテルと違い、スーツケースの移動にかかる負担が少なくてすみます。若いうちは何とも無かったのですが、やはり年を取ると気がつくものです。絨毯だけだと沈み込むので、特に帰国時の荷物が重くなったときはこたえます。以前2回ほど宿泊したパリスのように石畳だと尚の事、疲れます。軽くスーツケースが押せることは、気がつきませんが案外大切なポイントです。
エレベータホールの手前には、夜間だけでなく昼でも係りの人がいてルームキーの提示を求めていました。しかも部屋ごとに乗るエレベーターが違う事になっており私達の36階に行くには、エレベーターホールの一番奥左側にある29階〜36階用のエレベーター(4台有)からしか行けません。ここから、何か自分達は高いところに宿泊しているんだぞ、みたいな錯覚を起こさせてくれます。エレベーター内のルームキー差込口にキーを差込し、チェックしてから部屋番号を押さないと、エレベーター自体が動かない仕組みになっています。
そうして部屋に入ってみると、これがまた感動ものでした。何せ、何度か泊まったパリスが目の前で、しかも低く見える・・・エッフェル塔の展望台が少し高いところに見えるという位置関係で、思っていた以上の眺めというか位置関係でした。
ただ、やはりアメリカだと思ったのは、部屋にあるセイフティーボックスの金庫がロックできずに使えないのです。連絡したら、すぐに来てくれましたが、結局使えずに、何と金庫ごと交換すると言うミニ工事になってしまい、部屋の中で妻と二人で金庫交換の作業を30分くらい見ていました。
他にもエレベーターホールの近くにあるアイスクラッシャーの機械が故障していて使えないなどのトラブルがありましたが、これも旅の一部と心得ているので、それほど気にはなりませんでした。

それよりも驚いたのが、ベラッジオのすぐ隣で工事中のシティーセンターです。まだ1期工事中とのことでしたが、ベラッジオよりもはるかに高層のホテル等が建っており完成したら、だいぶ風景が変わること間違いなしです。添付の写真の右側に1棟だけ写っていますが、あれよりも高いカジノホテルやコンベンションホールを含め6棟もの建物が建つようなので、きっとベガスにおける中心的な建物群になるような気がします。

次にショーです。
今回は、ミラージュホテルの「ラブ」とウィンホテルの「ラ・レーブ」を見てきました。
「ラブ」はビートルズの曲(特に歌詞)を知っている人なら誰でも楽しめるアメリカならではのエンターテイメントショーと言う感じでした。歌詞に沿った形のミュージカルショーのような内容なのでシルクドソレイユの芸術的でアクロバティックな動きを期待していくとガッカリすると思います。日本人観光客が少ないのが分かるような気がしました。ちなみに、このラブについては、本当は別の日に見る予定でしたが到着したその日に予約だけしようとミラージュに行ったところ、今日の分として最後の2枚だけあるので値引きしてあげるよ、と言われたのでラッキーな事に20%OFFで最後の2枚をゲットして見てきました。
ウィンの「ラ・レーブ」については、他の方の投稿にもあるように「オー」と似た水を使ったショーですが、こちらのほうがストーリー性を強く感じさせるショーのような気がしました。妻の感想では、「オー」の方が芸術性が高く、「ラ・レーブ」は分かりやすくて見ていて飽きない、との事でした。愛を失った人が、いるんな経験や夢や希望を通じて、また愛に戻るようなストーリー性も分かりやすくて、私も飽きずに見続けました。ただ、ショーを構成したのが「オー」と同じ人物と言う事もあり、至るところで「オー」と似た筋肉系の動きとかアクロバティックな動きが入っています。このショーは「ミスティア」や「オー」や「カー」とは違った魅力があると考えて見ると、より一層面白く見ることができると思いました。

最後にレストランです。
今回は、ベラッジオの「ピカソ」とMGMの「ラテリエ ドゥ ジョエル ロブション」 に行ってきました。それ以外のレストランは、今回は評価対象外なので省略します。メインは「ラテリエ ドゥ ジョエル ロブション」(ベガスでは珍しいミシュラン三ツ星のロブション本体ではなく、隣接した若手料理人の斬新な創作料理などワークショップとも言うべき存在です)と「ピカソ」です。
ラトリエロブションは、ロブションのすぐ隣にあり、お店の厨房からは繋がっているのですが、あくまでも斬新な創作料理などワークショップという位置づけのお店です。オープンキッチンとアラカルトメニューが特徴ですがテイスティングメニューもあります。我々は1人148ドルのコース料理を注文して、他にシャンパンと白ワインと赤ワインを頼みました。カウンター席とテーブルが4つくらいありましたが、あえてオープンキッチンを眺められるカウンター席について、食事開始。お皿と料理の盛り付けの美しさは言うに及ばず、その食材の組み合わせの妙、それと美味しさ・・・もう言う事なしのお店でした。ちなみに我々が頼んだコースは、
・フォアグラをポートワインとパルメザンチーズで混ぜ溶かしたような前菜(これが濃厚そうですが、意外にきつくなくてしかもとても美味しい!)
・スモークサーモンのハーブとわさびのクリーム添え
・小さな蒸した牡蠣のバター添え
・手長海老のトマトソース煮アスパラガス添え
・ハーブ焼きチキンのソースにフォアグラのラビオリ入り
・ヒラメのホワイトソースぽろネギとクリスピーポテト添え
・放し飼いの鶉肉とトリフをマッシュポテトに混ぜて、全て詰めたフォアグラ
・ラム酒を効かせた伝統的サバランケーキ
・ストロベリーを使った創作アイスクリーム
・コーヒーまたはエスプレッソ
以上をシャンパンやワインと一緒に厨房を眺めながら3時間近くかけてゆっくりと食事してきました。料金はシャンパンとワインをセレクトしたこともあり、1人当たり300ドル。2人で600ドルになりましたが、それでも隣のジュエルロブションなら飲み物が全く飲めないコース料理だけの金額が1人330ドルだったのでまだ得した気分です。デザートなどは、ラテリエの厨房からジュエルロブションに運んでいたくらいですから、お店としてはとても面白い存在だし目で味わえ、舌でも味わえるという、それでいて見た事も無い創作料理の数々に、時間の経過も忘れて感激していました。次回も是非、行ってみたい所です。

「ピカソ」については、今さらと思われるかもしれませんが、日本人客の振舞いなどがあまり歓迎されていないという話もあったので、少し緊張していました。店の中はオーシャンズ11そのままで、我々はお店の中ごろの席に案内されたので、多くのピカソの絵を見る事が出来ました。見たところ、日本人は我々の他は1組くらいしかいませんでした。コースはお奨めの料理の品数の多いほうを頼み(たしか1人133ドルくらい?)こちらではワインは、ソムリエのお奨めワインをいただきました。ラテリエロブションとは全く違ったフレンチなので、見た目の華やかさはそれほどありませんが、お店の圧倒的な存在感や、テーブルサイドの美しさ店の外で繰り広げられる湖面からの噴水ショーの綺麗さ、そして何より味の確かさ、複雑さはやはり違います。店の重厚な雰囲気と、気さくなソムリエのおかげで楽しく時間を忘れ食事が出来ました。ただし、この店は9時30分までに入らないといけないので、遅い時間帯のショーを見たあとでは無理かもしれません。
斬新さと重厚さ、この二つを今回のたびでは味わう事ができて大変満足した旅となりました。

おまけでバフェですが、今回はプラネットハリウッドとベラッジオのみ利用しました。相変わらず良かったのはプラネットハリウッドです。味や品数の豊富さはもちろんですが、何よりもどこの料理がどこにあるのかが、大変分かりやすい。パリスとここの評価が高いのは頷けます。ベラッジオは、朝(7時頃)に一度だけ利用しましたが、相変わらずどこに何があるのかが分かりづらいのと、朝だったせいか種類が少ないのがちょっとイマイチでした。味はまあまあだったので、もう少し配置や分かりやすさを考えて欲しいものです。

余談ですが成田に着いたのが5月1日だったこともあり機内の検疫検査は結構念入りに行われ、40分も待たされました。ビジネスクラスの乗客が引っかかり、多くの人が足止めをくいました。結果はOKだったようですが、未だに帰国後10日間までは地元の保健所に毎日体温測定して連絡するように言われています。

また次回、ラスベガスに行く時までに、「エンジョイ!ラスベガス」に多くの情報が集まり、たくさんの人が参考に出来るようになることを祈っています。私も見続けますので、頑張って下さい。
長文、失礼しました。

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